ゆうさくさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

5.0

宇宙一面白い
3回ぐらい映画が終わりそうになるがそこからさらに面白くなって最後にはとんでもない地平へと連れていってくれる
荒木飛呂彦にコミカライズして欲しいのと、夜神月と戦う金子修介ユニバースが観たい
>>続きを読む

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

-

トンチキなセットの中で人がヤケクソに飛んでいく。そんで色々モノが壊れまくるのが良い。主人公ヒャッハーして銃ぶっ放す→天井の瓦礫脳天直撃→ダサすぎる格好で気絶、の流れに普通に笑ってしまって悔しい
これ以
>>続きを読む

ツリーから離れて(2021年製作の映画)

4.0

大胆な時間経過
短編ながら2世代を描く上手い構成

マジでこのレベルになるとセルルックのCGなのか手描きのセルなのかわからん…

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

5.0

本当にこの世で1番面白い映画だった…
マジで面白いことが起き続けてビビる。

1回目にダイナーに行った時突然クレーンショットでどんどん俯瞰の位置まで登っていくカットがあるけど、ショットを積み重ねた結果
>>続きを読む

乙女の星(1945年製作の映画)

4.0

恋愛映画として楽しい作り。
本当に幽霊が出る映画なのにむしろ生身の人間が演じる幽霊の方に物語が傾いていくのが面白い。

お屋敷のガランとしたところを捉えたいくつかのカットが普通に怖い。基本楽しい映画だ
>>続きを読む

愛する時と死する時(1958年製作の映画)

4.5

ビンを落として割り、グラスを投げて割る。爆撃で建物が破壊されていく。モノが壊れる様子で愛情も描けば死も描く。2時間強全力でタイトル回収を強烈なショットとアクションの積み重ねで行なっていく。とても凄い映>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

自分でも驚くほど楽しめた。面白い。
薄暗い砂煙の中からヌッと姿を現して敵を倒していくシーンがカッコ良い。
前作はなんだったのかというほど話が面白い。もったいぶってる感じがほとんど個人的には感じなくてと
>>続きを読む

カン・フューリー(2015年製作の映画)

4.0

ゲームみたいな横スクロールアクションでナチの兵士を倒していくカットが良い

マジェスティック(1974年製作の映画)

4.5

激烈に面白い
序盤の護送車襲撃シーンが圧巻
銃撃戦におけるカット割かくあるべしという感じだ…撃たれた人間の倒れっぷりが凄まじい
あとカーチェイスが凄い
めちゃくちゃ上手いドリフト決めて爆走していくのが
>>続きを読む

ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!(1994年製作の映画)

4.0

素晴らしい作画…
豊かなキャラクターへの芝居付けが本当に素晴らしい。背景美術の柔らかさも良い。
家の向かいが空き地であることを何度かさりげなく示すことでクライマックスのお祝いに繋がる空間設計も巧み。

ぼくの生まれた日(2002年製作の映画)

4.5

「えっへん!どうだ!すごいだろ!」→いや流石に可愛すぎでは…!

木の上に登っていく野比一家を見つめるドラえもんとそれを引き上げるのび太…関係性を示すアクションの構築がうますぎる。

がんばれ!ジャイアン!!(2001年製作の映画)

5.0

ガチモンの傑作
モテ夫とジャイ子の出会いのシーンからして情緒が半端じゃない

この2人をたまたま見かけてしまったしずかちゃんの反応が良すぎる
終盤にかけての雪の演出および絵作りが凄すぎる。特に自販機の
>>続きを読む

Helpless(1996年製作の映画)

4.0

面白かった。
序盤の喫茶店と駐車場を同時に捉えて遂に殺人まで行われてしまう長回しが最高。
ガシャーンと飛び込む三輪車にマジビビりしてしまった。
バイクで走るカットはどれも絶品。突然海が開けるところ本当
>>続きを読む

裏切りの街角(1949年製作の映画)

4.5

やっぱりシオドマク面白い。
なんか普通に話が面白くて嬉しい。
襲撃シーンで一気に終わっていくのかと思ったらそこから更に山場が続いてくれてかなりお得。
今まで観たノワールで1番残酷な話。弱い人間が徹底し
>>続きを読む

ハピアー・ザン・エヴァー L.A.へのラブレター(2021年製作の映画)

4.0

Vtuberみたいな質感のアニメーションビリーアイリッシュが良い。最後の方座って聴いて微笑んでるの可愛い

全体としてはGOLDWINGのとこが1番良かった…

夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

-

石をひっくり返したら虫が蠢いていたような気持ち悪さがある。しかし虫たちは気持ち悪くあろうとしているわけでは決してなく、ただあるがままに生きて死んでいくだけであってそんな姿を捉えてしまったこの映画のカメ>>続きを読む

デ ジャ ヴュ デジタルリマスター版(1987年製作の映画)

4.0

終盤付近までは正直入り込みきれなかったがいよいよ観客にもデジャヴュを味わわせてくれるクライマックスから多すぎる上に美しすぎる梱包材の流れにブチ上がる。

女優霊(1995年製作の映画)

4.5

曖昧さという怖さの本質を捉えた傑作。
一度観客に提示されたショットが再び劇中のラッシュで提示されることで恐ろしさの再生産が行われるというコワすぎシリーズの源流みたいなことやってる。
あとそれはそれとし
>>続きを読む

リンク(1986年製作の映画)

-

サルが動き回るのに振り回されて自然と人の動きも多くなり画面が活性化される。
カットを割らないことで生まれる驚きが多い。ヒロインが崖から滑り落ちるところとか不意を突くようにワンカットの楽しさが出てくる。
>>続きを読む

のび太の結婚前夜(1999年製作の映画)

4.5

言わずと知れた…
一つの空がまた別の空に繋がる描写が何度かある
同じように見えるものも確かに変化し時が移ろいでいく様を空に託した名演出。それは同時に変わらないものが何かを美しく立ち上らせる。

スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火(1989年製作の映画)

-

何もかもがどうにもならなくなって燃やし尽くした挙句めちゃくちゃ寂しいポツンとした画面で終わるのが最高だった。
それまでがあまりにも眩しい狂った炎の光が画面を覆っていただけに、最後に光っていたあの地面の
>>続きを読む

帰ってきたドラえもん(1998年製作の映画)

4.0

言わずと知れた…
冒頭ののび太とジャイアンの追いかけっこで倒される青いゴミ箱。しかし2人が道を引き返す時再びキチンと立てられる。
これは後の展開でのび太、ジャイアンによってドラえもんとの関係の再構築が
>>続きを読む

柔道龍虎房(2004年製作の映画)

4.5

瑞々しい青春映画!夜の質感が素晴らしすぎる。投げられまくるモノと人。画面に一切の停滞がない。
この映画の流れで風船のシーンを挟み込める発想にマジで尊敬。ヒロインのパパも一瞬で優しく送り出すモードに切り
>>続きを読む

ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

4.0

アバンの情緒が半端じゃない…電車に雨粒ポツリ…からのドラミちゃんの呟き…この流れでご飯何杯もいける

あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

-

アニメはどこまでも厳密に音ハメを追求できるからそのハマり過ぎ具合のせいで却って居心地悪くなってる気がする

ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

-

シミュラクラ現象を利用した場面を彩る表情の発見が楽しいだけに傘の表情は普通に描かれた顔なのは少し勿体無い。むしろ傘は顔なくても良かったのでは?
それでもラスト、青い傘に映り込む赤の美しさはかなり良い。
>>続きを読む

紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.5

ルックがマジで最高すぎる
撮影の盛り方が素晴らしく、光の眩しさに泣く