ゆうすけさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうすけ

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コロンバス(2017年製作の映画)

3.7

友人の自転車のカゴにゴミが捨てられていたら自分は取るだろうか。それとも、そのままにするだろうか。
物事は、距離感で様々な意味が出てくる。それによって、自分の概念や感情は鈍り、いや研ぎ澄まされることもあ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

自分が求めるものは、どのように手にするだろう。欲しいものが物理的に手に入らない場合、人は倫理を忘れてしまうこともある。でも、我々は倫理や概念だけで、その人を否定することはできない。というより、してはい>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.8

悪いことは描きたくないので、今回のレビューは控えさせていただきます。

ちなみに、1は好きでした。なので、すごく楽しみにしてました、、

ほつれる(2023年製作の映画)

3.7

針と糸があればすぐに治せるのだろうか。
祖母の技術を母が学び、機械では作り出せない継ぎ目を重ね、新たな価値と美しい存在を交互に行き来する。
子は、気付かずに今日も、袖に腕を通し、振り向きもせずに、家を
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

昨日も今日も明日も、夢だとしたら幸せですか?不幸せですか?
良いことがあれば現実だと思います。悪いことがあれば夢だと思いたいでしょう。
人間とは、それくらいわがままで救いようのない欲望をキーホルダーの
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Single8(2023年製作の映画)

5.0

心地よく痺れたのは、初めてかもしれない。
じゃまた明日ね!と言ったのに、誰も帰ろうとしない、コンビニの光が照らす車止めに座っている感覚。
しかもそこはデイリーヤマザキなはずだ。もっと言えば今無きセーブ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

まるで、和室にテーブルをおいて、欧米の芸術家が創った椅子に座り、東南アジアの紅茶を片手に、作者のいない官能小説を読んでいるかのような感覚だ。
掛け軸は、真っ白で何も描かれていない。襖はなく、開き戸だ。
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

ずっと心がぎゅっと握りしめられていた。いち早くその手を緩めて欲しいと願いつつも、緩めた瞬間に、次は2人の距離感が掴めなくなる、この歯がゆさは今までにないかもしれない。
油絵のようなオープニングから、こ
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

ワイルド・スピードはミーハーなため、感想は控えます。
特にです。

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.0

これで全てが好きになった。
STARWARSのタトゥーの次はFast & Furiousかな。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.1

死ぬまでに観るべき作品としてずっとリストにあったこのシリーズを、映画公開に合わせて。
ストーリーは正直楽しめるものでは無いが、圧倒的なかっこよさがそれを補っていた。
ここまでの名作であれば、抱くものは
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

自分は、マリオ世代ではないものの、子供のころから、64でマリオ〇〇をたくさんやってきた。ただ、テニスやカート、パーティーやゴルフだった為に、そもそものコースをあまり理解していない。遠い記憶では、兄とや>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

アニメは普段全く観ないが、これだけはジャズが絡んでた為、また自宅のテレビで見てもあまり魅力を感じれないと思い、劇場で。
とにかく、一般的に一人ひとりが様々な道に進む、この時期に公開するセンスが素晴らし
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あるラブソング(2022年製作の映画)

3.6

誰も知らないバラードをずっと聞いているかのような感覚。たった今生まれたような純粋さと、明日にでも息を引き取りそうな儚さと、消えかかっている星空の下に輝く焚火のような温度さと、大学の授業をさぼって煙草を>>続きを読む

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.5

なんだ、この映画は。
これが自分の知らない大昔の1950年代に撮影され、放映されていたなんて…
伯父さんの間と動きとその動線には感銘を受けた。
それだけで見ている側の興味をそそるそのプロとしての芸術は
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

皆さんはいかがでしたか?
この作品にはあえて感想は述べません。
評価が全てです。
ちなみに、私は小学校の時に、兄の本棚に置いてあったマンガを読みました。そして、それは大学進学で実家を離れるまで、何回も
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

これだけ人に勧められて観なかった作品は今までなかったが、やっと思い立って観れた。
個人的に重なるシーンがあり、少し負荷がかかる作品だったけど、素敵な作品であることには間違いない。
この作品は、多くを語
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.6

切ないけど、必ず明日からのエネルギーになる何か形ないものをもらえた気がする。
でも切ないよ。。
最近、フランス映画に惚れたのに、次はスウェーデン映画です。
仏や英や伊のように人とファッション、街並み全
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7

個人的に本を読む方だが、今まで詩集に触れたことがあまりなかった。短文でその情景と自らの心情と信条を踏まえ、時にシンプルに、時に複雑に、そして時に風刺を込める。詩は、短文が故に、受け取る側の状況次第で、>>続きを読む

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.6

少しの気休めにちょっと雰囲気を変えた作品に。
少々ストーリーの窮屈さと展開への駆け込みに結構なエネルギーを使ったが、それをも埋め合わせをしてくれる作品内でのセリフ(言い回し)や人の温度、花をはじめとす
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