難しいことを言ってるようで、たった一つのことを伝えたいだけ。
愛が全てを救う
デヴィッドリンチの中では1番見やすい。
が、ただ監督の性癖に付き合わされてる感、もある。
マイノリティから見た大阪。
HENTAIなのはお家芸。
選択そして決断、その間にある葛藤を見事に表現している。
実に人間らしい、羨ましい。
これがドキュメンタリーなことがもう笑ってしまう。
人間はなんて未熟な生物なんだ。
令和では創作できない作品である、カメラワーク的に。
でもそのカメラワークが最高。
酷く良いエモさ。
90年代の中華圏の猥雑さと青年達のどうしようもない不全さがマッチして素晴らしい雰囲気を作り出している。
ストーリー展開もさるものながら、映像、美術全てがハイクオリティ。
これがブリティシュセンス!