Yuuさんの映画レビュー・感想・評価

Yuu

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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.5

おもろー!
ちゃんとアクション映画だ
最初のユニバーサルからもう掴まれる
絵の楽しさと効果音の使い方、軽いセリフがどれもマッチしててめちゃくちゃ楽しめた
コミックやゲームのカルチャーも満載で飽きさせな
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.7

身近な人が亡くなったら本当にいたのかなぁって
全てが幻で記憶も都合よく作った捏造じゃないのかなって
自分の本心ってなんだろう
本音が言える時ってどんな条件が揃った時なんだろう
本音を言えた試しが果たし
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.3

子を持つ親の苦しみ
報道とはメディアとは

かなり感情がぐちゃぐちゃになった
状況が二転三転するので尚更
娘が行方不明になって数ヶ月ほど経過した時からこの映画はスタートする

娘を失った苦しみは当事者
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

凄かった…
帰り道はこの映画のことしか考えられなかった
ラストシーンは頭から離れない
映像と音楽にほとんど感情を持っていかれた

誰にも迷惑をかけずに、生きていくことはできない
でも人間が相手だと相応
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

4.0

小さい頃よく見てたって母親に言われたんだけど、覚えてたのは音楽と主人公の発明家気質なところぐらいだった

めちゃくちゃ面白いな
トイストーリーもだけど生まれる前に作られたとは思えない
ピクサーの歴史に
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ面白かった
長い間水木作品とは遠ざかっていたものの、ハマってた頃のことを少し思い出したりしてすごく楽しめた
公開当時評判が良いのを聞いていて気になってはいたものの、手が出せなかった
それだ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.7

やっぱりクリー/スクラル絡みの話は難しい…
本編だけじゃわからないのでいろいろと検索がいる
キャプテンマーベルが「忙しい」理由は彼女なりのプライドゆえなのかとも思うと分からないでもない?
一応新しい貢
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花腐し(2023年製作の映画)

3.9

主演の3人みんなめちゃくちゃよかった。
やっぱり会話劇なのは見入っちゃう。
途中まで同じ人の話をしているはずなのにそれに気づかない。それだけ、その人の全てを知ることは不可能でそれまでどうやって生きてき
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.1

強い、強いなぁ。
人間としての尊厳を簡単に踏み躙られる時代や世界を生き抜き活躍した。そして後世に多大な影響を与えた彼の生き様はかっこいいという言葉だけでは言い表せないぐらい素晴らしい。彼に感化されるチ
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ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

3.6

生物的な感覚と人間的な感覚を同時に持ち合わせているのが我々。
矯正したり迎合させたりするのは人間的な感覚。
物事に縛られたくないというのはもしかしたら動物的な感覚なのかもしれない。
でもラストのように
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.3

見た後はかなり落ち込みました。
ドラッグはドラッグでも大きく分けると3視点あって、序盤母親も胡散臭いなと思ってたけど、まさかこうなってしまうとは。
登場人物全員にやはり希望はなかった。
ジャンキーにな
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.8

なんじゃ!?これ!?
ただ足の引っ張り合いで、相手の出鼻を挫くためだけのやり取りなんだけど、ラストでちゃんとフリがあったことに気付かされる。衣装の変化とか時間の流れとかにも気を張っていたつもりなのに。
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.6

おもしろ!
恩師の先生に教えてもらったビリー・ワイルダー作品を初めて鑑賞。
登場人物たちの行動の全てに裏付けというか次の展開につながるものがあって、すれ違いコントじゃないけどいろんな事情が入り組んで進
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

傑作。
第二次世界大戦中にマンハッタン計画を指揮したオッペンハイマーの半生を描いたこの作品。こんな言葉で片付けたくはないけれど、終始彼の「人間臭さ」を感じた。科学者としての知的好奇心の追求と尊厳を示さ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.8

後継とか遺産争いほど人間の醜さが表に現れるものはない。
ヒステリックに騒ぎ立てる者たちと、淡々に仕事を全うする人物たちの差が見えた。
ミステリーだし、トリックも予想できるけど、残酷描写と白黒やスローで
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスターはやっぱりアリ・アスターでした
個人的にはこういうの大好きです

独特なlanguageを使用した表現の詰め合わせ
端的に言えば、母親と溝がありそうな主人公が、渋々久しぶりに帰省しようと
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白い
パクリヒーローものなんだけどまさかのフランス産

音楽がいちいちそれっぽいし、Come and get your love も流れるし…
ヒーロースーツもかっこいいんだよな
ギャグ
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.8

序盤高校生の恋愛の話かーと思ってたけどなんか違った、いや違わないのか…?
でもこんな感じの作品好き

どこまでも噛み合わない人間関係と何をやっても裏目に出る行動
盗み聞き盗み見で広がる誤解の連鎖
爆盛
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セッション(2014年製作の映画)

4.4

どっちも頭おかしい
狂ってる
でもそれが音楽なのかな、とも思ったり思わなかったり

コンプレックスに囚われ、自分には音楽しかないと感じるニーマンのがむしゃらさはもはや狂気だ
理不尽な音楽教師から逃げる
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.3

なんだかんだ観ていなかった作品

実話に基づいているらしいけど、これは彼が若かったが故にできたことなのか、時代的にそういうのがゆるゆるだったのかめちゃくちゃ気になった

詐欺手口をすでに熟知しているか
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荒野の七人(1960年製作の映画)

4.0

ただただガンマンの7人がかっこいい
クリス、ヴィンは言わずもがな残りのメンバーもキャラが立ってて良かった

あと、馬っていいなあ🐎🐎🐎

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

Highly recommend
これを見て音楽の原体験を一つ思い出した
その時は個性的な歌い方をする方しか印象に残っていなかったんだけど、音楽の体験が増えて知っている人も増えた
みんなlegendだ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

成人女性に赤ちゃんの脳みそを移植する手術によって2度目の人生を生きることになった主人公ベラ。ある人物との出会いをきっかけに世界を旅することに…そこで彼女が見たものとは、その時彼女が選択した行動とは…>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何気ない日常を切り取り、東京の風景とそこに住む人たちを描く。テンション感の変わらない映画だけど自分にはじんわり心の奥に染み渡る良作でした。

毎朝同じ音で目覚める。同じルーティンをこなして仕事をする。
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.4

こんなに楽しい冒険ファンタジーは久々でした!
ストーリーの展開も面白かったし、ボードゲームを原作としているだけあって、ルール説明っぽいシークエンスとかメタっぽい演出があったところがよかった〜
目的とそ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

修行のシーン好き
音楽もなかなか良かったね
AC/DC 流れたところとか良い
クッパはよく見たら本当にカメだね

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.5

I love this movie
心から見て良かったと思わせる傑作
オープニング完璧
クリスタッカーの役が良すぎる
ソニーのスピーチが素晴らしかった、どうやって言葉に表せばいいんだろう
皆がよくい
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった
安藤サクラさん演じる里枝さんが、全てがわかった後に、「結局知らなくていいことだった」っていうセリフがあって、胸がじーんとした

その人が誰であれ、誠実な夫であり父なのは変わらないから

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

-

とにかくしんどかった。
ある意味「joker」よりもしんどい。
聞きたくもない「余計な言葉」ばかり。
馬鹿に踊らさせる誠実な人間は滑稽に映るかもしれないが、それでも自分は誠実な人間を選びたい。

でも
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

とある作戦のシークエンスがめちゃ面白かった。もう少し人物の深掘りも見てみたかったけど、雰囲気を壊さずコンパクトにまとめるって難しいのかも

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

100%完璧な「夢のチョコレート工場」の前日譚!
(Not チャリチョコ、なんでそっちよりに宣伝しちゃうんだろ…)
大満足でした!面白い!

バービーとかエヴエヴもそうだったけど、イマジネーションの大
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

高校生の時に見たような気がしてたけど覚えてなかった
どうして今見ようと思ったのかわからないけど…
いろいろ考えてしまうなぁ
同僚の運転手のようにあまり深く考えすぎるなという気概が大切なんだろうけど

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