ユウさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.1

コメディ映画の王様ジム・キャリーが演じる異色作。
どんな凶悪犯も無罪にしてしまう天才凄腕弁護士が、息子の願いによって嘘をつけなくなるという物語。

これまで、被告の「無実の罪」を証明し続けてきた主人公
>>続きを読む

謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.4

何度めかわからない、クドカン✖️阿部サダヲの組み合わせ。
オムニバス形式の映画であるため、全体的に見やすい。
阿部サダヲ演じる主人公は謝罪をビジネスにし、大成功を収めている人物。
謝罪のレクチャーから
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

かの有名な「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!」の映画。
面白かった。
ただ中盤あたりにコメディの密度が落ちる部分があり、少し残念。

整形水(2020年製作の映画)

1.7

それほど退屈せずに観れたが、終わった後にこれといった感想も残らなかった。
この手のアニメ映画自体が合わないだけかもしれない。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.9

タイトルがクソ映画っぽかったため全く期待していなかったが楽しめた映画。

人型の怪物親子が現れ、彼らは人間を襲い、食い殺す。
だが、その怪物の子供を捕獲してしまう不良学生グループ。

怪物の不死性を面
>>続きを読む

『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん 劇場版(2020年製作の映画)

3.5

ホラーとギャグは紙一重とよく言うが、それを地で行くコメディ映画。
もう色々台無しであり、それが面白い。
こういった新しいアプローチは娯楽性を広め、かつ新規のホラーファンも開拓する意欲的な挑戦だと評価す
>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

3.3

恐怖回避バージョンをコメディ映画として楽しむために観るべきホラー映画。
全体的に陰湿な雰囲気が醸し出す不気味さと、いわゆるビックリ系がメイン。
ホラーにわかりやすさを求めるのも話は違うかもしれないが、
>>続きを読む

GOEMON(2008年製作の映画)

4.3

いわゆる新時代劇とされる映画。
一応は史実をモデルにしており、政治的な側面にはその背景が取り入れられている。だが、ほとんど史実と同じ名前の人が出てくるだけという感じ。
(あまりいないと思うが)豊臣秀吉
>>続きを読む

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

1.8

なんでこんな映画作ったのよ……と思われる続編映画の一つ。
観ていられなくはないが、300の続編としては映像演出以外の要素で軒並み下回っている。

300の時点で大衆向けに脚色された要素は多分にあったが
>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.4

何度観ても面白い映画の一つ。
見るたびにレオニダスの軍勢の虜になってしまう。

始めは比較的アクションに比重を置いた、肉体美を堪能するB級映画だと考えていたが、実際に見てみると大胆な脚色さえあれ、単な
>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.1

言わずと知れた名作。
公開前はそれほど知られていなかったタイタニック号沈没事故を取り上げ、今では客船沈没の代名詞のようになっている。
これだけでもこの映画の凄さはよくわかるだろう。

感動的なシーン、
>>続きを読む

THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章(2014年製作の映画)

4.8

実写映画版のパトレイバー。
シリアス一辺倒なアニメ映画版とは逆に、コメディ映画としての趣が強い。
また、NEXT GENERATION と銘打たれている通り、アニメ版から次の世代が主人公であり、舞台も
>>続きを読む

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.6

パトレイバーといえば、ロボットが出てくるこち亀と形容される、明るくお気楽な作品だ。
しかし、アニメ映画ではそういった趣は排され、いわゆる大きなお友達向けなコアでマニアックな、ハードな世界観が売りのロボ
>>続きを読む

ドラゴンハート(1996年製作の映画)

4.6

ここ数年、新シリーズが始まったおかげで若干知名度を得た映画。
公開当時はショーン・コネリーの人気絶頂期であったはずだが、少なくとも日本ではあまり話題性がなかったらしい。

それもそのはず、彼が演じるの
>>続きを読む

コナン・ザ・グレート(1982年製作の映画)

2.3

見た目は大人、頭脳は盗賊、その名は野蛮人コナン!

というミームがごく一部に存在するが、まあ概ねその通りである。

編集的なテンポが若干よくないこと、コナンが情け容赦なさすぎることが、このシリーズの好
>>続きを読む

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

4.3

記者「どうして藤原さんはクズな役ばかりやるようになったんですか?」
藤原「クズの役しか来なくなったんです」

というコントみたいなやり取りの原点。
大体カイジのせいだ。

だが、そのような事態になるだ
>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

当時としては革新的な演出の数々で、恐竜達をリアルに描写した作品。
SF的側面については、科学技術が発展した現在からすると無理のある部分はあるが、当時としては十分な説得力を持っていた。

主人公は偏屈な
>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.2

権利元がディズニーになって初のターミネーター。
前作、ジェニシスからではなく、ターミネーター2からの続編である。

唯一、ジョン・コナーの抹殺に成功した世界。
それによって未来では機械側は圧倒的優位に
>>続きを読む

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

4.2

ターミネーターシリーズ新三部作、ジェニシスシリーズの一作目として制作された映画。
個人的にはかなり楽しめた。
内容はターミネーター3から続いたストーリーになっている。
ターミネーターといえば全体を通し
>>続きを読む

ターミネーター4(2009年製作の映画)

2.3

面白い映画であり、ターミネーターシリーズをより掘り下げた作品であると評価する。
だが、描写されるスケールが大きくなったせいか、映像演出的な密度は若干薄くなっている。
そして何より痛手なのは守護者シュワ
>>続きを読む

ターミネーター3(2003年製作の映画)

4.2

制作当時、有終の美を飾ったと見えるターミネーター2に続編を作るということ自体への批判が殺到していた。
だが、実際に公開されてみると、ターミネーター2から更にパワーアップした演出やより具体性を帯びた未来
>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.3

ターミネーターといえばコレ、という人は多いだろう。
はじめてターミネーターが守護者として登場した作品であり、はじめてジョン・コナーが登場した作品である。
脚本、演出、演技、どれをとっても高水準。多くを
>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

1.7

今観ると「おお、キツイ!!」という感想を抱かざるを得ない。
よくこの映画の続編を作ろうと思ったなと感じる。
様々な映像技術の過渡期であったため、昔ながらの会話による尺の引き伸ばしと当時の最新技術を用い
>>続きを読む

プレデター2(1990年製作の映画)

4.2

主演俳優が変わったアクション映画で成功した数少ない例。
所詮後付け設定といえばそれまでだが、現在のAVPなどに登場するプレデター像を形作った作品である。
この映画が公開されてから、プレデターが仲間キャ
>>続きを読む

Returner リターナー(2002年製作の映画)

4.0

SFアクション洋画の象徴的なシーンや要素を寄せ集めた日本映画。
正直、オリジナリティが強い要素を言えと言われるとかなり困る映画。
とはいえ全体的に構成は優れており、テンポよく痛快なやりとりが展開され、
>>続きを読む

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.6

宇宙人が攻めてくるSF映画あるあるの「なぜかアメリカが世界の代表であるかのように振る舞う」をある意味逆手に取った映画。
知名度においては圧倒的、説明不要な映画だろう。

あまりSFに詳しくない人でも、
>>続きを読む

プレデター(1987年製作の映画)

4.2

いかつい武器を担いで、部隊を率いるけど、やっぱ最終的に筋肉で解決するシュワちゃんの映画。
まあ、説明は不要だろう。

コラテラル・ダメージ(2001年製作の映画)

3.6

筋肉で解決できないシュワちゃんの映画。
話自体は骨太な社会的テーマを題材としている。当然ながらメッセージ性が強め。
ただそのテーマと映画の全体的な作りにミスマッチを感じた。
映画の娯楽性と脚本のメッセ
>>続きを読む

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.3

リュック・ベッソンの超大作。
彼の過去作のニキータもレオンも、この映画を作るための資金集めを目的に作ったものに過ぎなかったというのはあまりに有名な話。

全体的にテンポが良く、ストーリー的なブレもなく
>>続きを読む

シックス・デイ(2000年製作の映画)

3.8

ストーリーが今の時代からするとありふれた展開ではあるが、当時としては斬新だった。
そういった転換期の作品として高評価をつけるが、だからこそ未鑑賞の人に強くおすすめはできない。
ちなみに比較的筋肉で解決
>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.5

「ごめんなさい。これそういう教育的な映画じゃないから!」というナレーションで始まる本作。
大いに笑えました。そして当然のように可愛いピーター!
何度も観てます。

ジャッジ・ドレッド(1995年製作の映画)

3.3

アイアンマンのような戦士がいっぱいいる治安維持組織、ジャッジを描いた映画。
子供の頃大好きでした。
スタローンの痛快なアクションと、ストーリーのラストがもたらすカタルシスに虜になったものです。
今見る
>>続きを読む

桜姫(2012年製作の映画)

1.0

志村けんのバカ殿様のお色気シーンを無理矢理映画にしたみたいな作品です。

主演俳優のカッコよさを引き出すアクションシーンが撮りたい的な監督のインタビューを読んだ記憶があるのですが、作品を鑑賞した後だと
>>続きを読む

花咲ける騎士道(1952年製作の映画)

5.0

ご時世的に言いづらいけど最高の映画。
モノクロ映画という苦行(好きな人もいますが私は苦手です)であってなお、最高の映画です。
ストーリーは立身出世を描いた変化球な騎士物語。全体的にコミカルな演出が特徴
>>続きを読む

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.5

説明不要のあの映画です。
話の重たさの割には短尺であり、結構気軽に観れる映画です。
全体的に映像が暗めで観づらいなと感じるシーンが多く、その割にセリフより映像で伝えようとする部分が多いため、事前知識な
>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.7

ラジオ放送で伝説的な事件(鑑賞者が本当に宇宙人が攻めてきたと思ってパニックを起こした)を起こした、SF界の巨匠H・G・ウェルズの小説を原作とした映画。

宇宙人と戦うSFは山ほどあれど、地球上でただひ
>>続きを読む