村有徳さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

4K IMAXで再鑑賞なんですが、正直私レベルの人間には普通のやつとあまり違いがわかりませんでした。デカい画面でデカい音で楽しめたってだけで良かったと思ってます。外国の方も鑑賞していらっしゃって、改め>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

『魔女の“宅急便”』であること、黒猫が出ていることからヤマト運輸が制作に関わっていることがわかってすげーと思った。紅の豚はJALだったっけ。

ストーリーもシンプルで良いー。トンボの粘り強さには見習う
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.2

ジブリでは今のところ風立ちぬの次に好き。飛行機系が好きなのか?ポルコがハードボイルドで渋くてカッコ良かった。フィオもめちゃくちゃ好きです。付き合ってください。

ラストの演出がニクいね三菱って感じで好
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中国女(1967年製作の映画)

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マルクス主義、共産主義についての用語が沢山出てきたが、勉強不足ゆえ9割も頭に入ってこなかったが、マルクス主義が流行した当時このような映画が製作されたことを知れて良かったと思うし、安定して美術が良い。色>>続きを読む

メイド・イン・USA(1967年製作の映画)

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めちゃくちゃつり目のジェスチャーしてて笑ってしまった。内容は9割わからないし人物名すら最後まで誰のことなのかよくわからなかったけど、ひたすら画面が美しいのでオッケー。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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フランス映画、点数ムズイ。美術的には満点。ストーリー展開は謎すぎ。初見じゃどうにも言えない。

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

キャラが生き生きと動いていて駿すげ〜と思った。ルパンの顔立ちがさっぱりしててかっこよかった。日テレが映らない県で育ったのでまさかの初鑑賞でしたが、名作と謳われる所以がわかりました。名台詞ばかり。

虐殺器官(2015年製作の映画)

3.8

我々はみな等しくその内に虐殺器官を備えていて、それが虐殺の文法によって呼び覚まされた結果、人は残虐になることができる。のであれば、どんなジェノサイドを引き起こした悪人でも猟奇殺人犯でも我々とそんなに変>>続きを読む

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

敬愛する森見登美彦の『四畳半タイムマシンブルース』を購入したことを機に、せめめ映画版だけでも見ておかねばと思い鑑賞。のち、爆笑。バカ3人がウザ面白かった。舞台が京都なのもサイコーですね。タイムトラベル>>続きを読む

宇宙大戦争(1959年製作の映画)

3.1

めちゃくちゃ長く感じる。ストーリーはもうこれはしかたない。特撮の技法が多分当時はすごかったのだと思う。爆破の規模がヤバいのと、演出にツッコミどころが多い。なんで1人を追いかけるために各国代表の科学者た>>続きを読む

FRIED DRAGON FISH(1996年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

若い浅野忠信の色気ハンパねぇ。カッケー。冒頭の、ドラゴンフィッシュを眺める水槽越し浅野忠信が『アカルイミライ』で水槽に漂う浅野忠信のクラゲを眺めていたオダギリジョーっぽい。オマージュ?

ヴァンパイア
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ヴァンパイア(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

デジタルになってからの岩井俊二の映像は、描写がみずみずしくて静謐で好きです。特に黒が好き。深みがある感じがします。光の使い方も美しいです。影の深さによってそれが際立っていると思いました。

主人公の彼
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Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

画が圧倒的に美ですね、文楽と本編が交互に映し出されてシンクロする演出は初めからやってほしくてずっと待ってたのでラストで見れて興奮しました。好きなカットがいくつもありました。北野映画初めてでしたが、結構>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.1

ラッセーラ ラッセーラ ラッセーラッセーラッセセーラ

台詞がいちいち強すぎる

「やっとモーターのコイルが温まってきたところだぜ!」
「これも俺のチカラなのかぁ〜!?」
言ってみたい台詞。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.9

恥ずかしながら初鑑賞。思ったより良かった。花札やりたくなった。あー、夏だー。

過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道(2020年製作の映画)

3.8

森山大道が意外と素朴な人でびっくりした。偉大な写真家ほど機材にあまり執着無いんだよなぁ…。ていうか半分くらい写真集のドキュメンタリーだったな。森山大道の写真集を復刻するとなると、あれくらいのプレッシャ>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

やっぱ庵野監督の映画だ…。すげえ…。ハリウッドの怪獣映画みたいな派手さは無いけど、人間が知恵を出し合って未曾有の大災害を乗り越えていく姿が心を打つ。これはエヴァのヤシマ作戦に通ずるものがありますね。セ>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

4.1

まぁ、なんかキャストとあらすじ的に『佐々木』と比べてしまうんだけど、こっちの方が好きかな。面白いし。しんみりとさせ切らないところに監督の意地を感じる。『いや、笑ってるんかーい』のノリが継承されるのが良>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

CGすげーし、ウィルスミスに違和感なくて笑う。『女が王にはなれない〜』のくだりとかってアニメにもあったっけ?記憶にないのですが、その辺のテーマも含めてアップデートしたのかなあと観ながら思ってました。デ>>続きを読む

一瞬の出来事(2016年製作の映画)

3.1

CGがすげえなあという印象。心配性な人の負の方向への想像力を映像化するとこんな感じになるのか〜。

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

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寝起き意識朦朧としながら見たので内容があまり頭に入ってこなかったのですが、それ差し引いても難しかったと思います。フランス映画ってカンジ?モノクロの映像は綺麗でしたし、喋ってない人が止まったり回ったりし>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.6

パスポート返してあげないのはちょっとかわいそうかも…とおもった。愛と憎が入り混じるのってその相手に対しての思いが強すぎて限界突破してよくわからなくなるときなのかしら。鏡越しのカットとか手持ちブレブレカ>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

森とか海って懐深いよね。人間がどんなに壊しても、時間をかけて再生しようとしてくれる。してくれるっていうか、地球の自己再生能力だと思うけど。別に人間のためとかじゃなくて、ただ地球が、地球を保つためにやっ>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.7

我々の曽祖父母の時代のまっすぐで綺麗な愛に何回も泣いてしまった。庵野秀明の声じゃなかったらこんなに泣いてないと思う。朴訥な語り方が堀越二郎らしいし、何より二人が重なる場面が様々あって、庵野秀明以外に堀>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.3

いや〜、今泉監督の群“青”喜劇いいなぁ〜。こういうのが好きだ〜。映画館はほぼ満員で、みんなと笑ったりひとりでクスリとしたり面白かったです。

穂志もえかがありえんかわいい。しんどい。あれくらいのサバサ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

重たくなりそうなテーマなのに、静謐でたおやかでしなやかに成立していてすげーと思った。私なんてもう沖縄の生まれなので地方の地方出身なんですけど、東京にはマジのお金持ちが居るし、我々の住んでるところからは>>続きを読む

blue(2001年製作の映画)

4.1

ああこれ。いいなあ。青いなあ。

タバコと洋楽。マイブラのポスター。虚無を抱えた人って人を惹きつけてしまう。空洞の中へ引き摺り込まれるように。

ワンカットが長めですよねー。じっくり撮る。ゆったりと。
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20世紀ノスタルジア(1997年製作の映画)

4.0

『ポウセは待ってたぞっ!』に撃沈した。

なんだろう…。なんでわたしたちってこんな感じで生きていけないんだろう…。世界のこと何も知らないけど、自分に必要なものは全部ここにあって満たされているという感覚
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.4

部屋のインテリアが素敵でしたので、新居もあんな感じにしようと思いました。

政治に関心を持つ学生が多く、学生が主体となって政治的議論やデモ運動が行われていた時代っていうのは社会が絶えずもぞもぞ蠕動して
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名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)(2011年製作の映画)

3.7

人があまり死んでいないけど、スノボのシーンが派手でかっこよかったので見どころです。思わずうるっときたシーンも。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.4

安室さん…!

安室さん…?

安室さん!?!?!?

安室さん…•́ ‿ ,•̀

となっていたら終わっていました

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.8

これも庵野監督って感じ。黒い画面に白い文字が間歇的に映し出されたりする手法はエヴァっぽい。モノローグや、モノローグとの対話?みたいなことも旧アニメシリーズ終盤のエヴァっぽい。人物目線、物目線のカメラワ>>続きを読む

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.6

赤が映えるね!線路の上に2人で横たわり手を繋ぐ様子を上から撮ったカットが印象的です。

エヴァに続いて、こちらも庵野監督の地元である宇部市での撮影ということで、庵野監督はよほど地元に執着があるのだなぁ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

観た後、目に映る世の中が変わって見えるし、愛おしく思えるし、誰かと一緒に過ごしたいと思える。

そして、明日もっと誰かを愛せるようになる気がする。誰かに優しくなれる気がする。

人を想う気持ちにあふれ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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シン・エヴァンゲリオン観ないとどうにも言えないけど、(破から)普通に続編やるよりは、この感じの方がいい意味で混乱が生まれてよかったとも思うし、庵野監督もそういう考えだと思う。シンジくんにめちゃくちゃ感>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

5.0

今作もシンジくんがえらすぎて泣ける…•́ ‿ ,•̀

破は本当に完璧…。日常パートもたっぷり合ってぽかぽかしたし、緊急コース形成はめちゃくちゃカッコいいし、3号機のくだりは辛かったし、ラストは美し
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