yuさんの映画レビュー・感想・評価

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ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.8

固定観念とか常識とか世間体とかいろんなしがらみに縛られて、大人はいつだって本当に大切なものが見えてないんだよね。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1

記録と記憶と想像が曖昧な線を引きながら映し出されていくんだけど、その線引きと、提示されるもの提示されないもののバランスが絶妙。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.6

他にも色々見所あるシーンはあるんだけど、やっぱり最後が衝撃すぎて、、
決定的な伏線もなく結局は観るものに解釈は委ねられたわけで、自分の中でもこうかなああかなと考えてみたけど、正解なんてないからずっとモ
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.3

物語性には乏しいけど、ジャックニコルソンはじめキャストの演技や映像で十分楽しめた。
関係ないけどSEがザ・ホラーみたいな感じなのは時代なのかな、

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.1

30年あまり経っても古臭さを感じない。
ユーモアを含んだ会話はずっと聞いていられるし、至るところに散りばめられたオマージュや小ネタを知ればより楽しめる良い作品!

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

長い年月がいいテンポで進行していくことで、良い意味で観る側の感情も最高潮を迎えることなく抑えられている気がした。

だからこそ、ラストシーンの後、3人の感情が一気に脳内に巡ってきて涙が溢れてくる。
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パレード(2024年製作の映画)

3.3

人はいつか死ぬけど、誰かの心の中では生き続ける

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.7

たぶん何回見てもよく分からないって感想になる気がする..
死体とか妙に作り物っぽく見えてリアリティ感じなかったんだけどあえてなのかな、、

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

オッペンハイマーは自らを責めていたけれど、いずれにせよ誰かがオッペンハイマーになっていたはず。
これは彼だけでなく人類みんなで背負うべきこと。
原爆のシーンは息を呑む時間だった。
光の、音の、そして無
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

タイムループをネガ視点で物語の装置として使うのはあまりない気がするし新鮮だった。
確かにいつループが終わるかはわからないけど毎回毎回みんなちゃんと仕事しててえらいって思った、笑
結局、後悔とか含めて過
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

大きな流れに迎合することが目的になってしまって、「本物」がわからない世間を皮肉った話。

今回のテーマである黒人差別以外をみても今の世の中そんな感じばっかだよな〜と思った。

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

とにかく映画への愛を感じる作品。

サイレントからトーキーへの移り変わりなど様々な挑戦があって今があるけど、唯一変わらないことはいつだって映画には夢があるということ。

最後の涙はマニー個人の回想に対
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

誰もがそれぞれ何かを抱えている中で生きていて、だからこそ人に対しても優しくなれる。

終始暖かい空気に包まれている世界だった。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

3人がそれぞれの不幸に辿り着いたエンディング。
アン王女にとって、サラではなくアビゲイルを信じる(信じようとする)ことは、本人にとって一番楽な選択肢だったのかも知れない。
もちろん、その代償は本人がし
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

もちろんフェミニズムも本作の大きなテーマの1つではあるのだけれど、そこを超えて、「人間として生きる」とはどういう事なのかを考えさせられた。
人間は誰もが哀れであって、でも、それでも生きるという事はとて
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