ゆうがおさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうがお

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はだしのゲン2(1986年製作の映画)

4.5

広島の原爆投下から3年後の、悲惨な世界をえがいている。あれから78年もの年月が経過した。原作者の中沢啓治さんはもうすでに他界されている。しかし今もこうして映像で(戦争)被爆体験の継承者として生きておら>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.0

剣の道を極め、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する人間形成の道、それが武士道なら、竹馬の友3人の3年間は何を学んだのだろう。
自分で選んだ妻をも信じる事が出来なかったなんて…。故郷には信頼のおける
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はだしのゲン(1983年製作の映画)

4.5

漫画を読んでからずいぶんと歳を重ねた。改めてまた読んでみたいと思った。
影像になっているのを観るとあまりの惨さに思わず目を逸らしてしまう。地獄絵の様な現実にあった光景は実は想像すら出来ていないにちがい
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ロビンとマリアン(1976年製作の映画)

2.8

十字軍遠征から戻ったロビン・フッドは横暴の限りを尽くす宿敵に仲間達と立ち向かう。修道院の院長になっていた恋人マリアンとは変わらぬ愛を確かめる。
勝手に期待を大きくしてしまった分少しガッカリ!

蛇鶴八拳(1977年製作の映画)

3.0

少林寺の八つの流派の集結《蛇鶴八拳》を創造した師範8人は行方不明。なぜかその指南書を持つジャッキーは次々と襲われる。
所で前回の映画(成龍拳)で観た場所と同じ場所が…。ロケ地一緒?ココは何処?

NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)

3.5

2分先が視える力を持つ男のSFサスペンス。予知能力に気付いたFBIとテロリスト。そして気になる女性。自分に関係する未来だけが見えるのだから核爆弾テロの阻止等出来るはずがない、しかし同行する女性が巻き添>>続きを読む

地上より永遠に(1953年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦時のハワイが舞台。最初は南国、酒場、恋愛と緊迫感は感じない。上官の怠慢さ、意のままにならない部下虐め等が横行している軍隊あるある。
そんな時日本軍による真珠湾攻撃が始まり状況が一変する。
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.0

女性同士の秘密の恋の記憶が、冬の韓国と雪の小樽の風景の中で回想されていく。展開がゆっくりゆっくりで少し焦れったくなる映画だった。
最後に元夫が結婚報告をするシーンは、彼女はさぞかしほっとした事だろうと
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96時間(2008年製作の映画)

3.8

元秘密工作員の男はバツイチ。再婚した元妻は娘と共に裕福な暮らしをしている。その娘が友達とのパリ旅行中誘拐されてしまう。父親はかつての経験を駆使し犯人に近づく。救出可能な時間は96時間しかない。
娘の救
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦後のアメリカ映画界が舞台。東西冷戦時代になり赤狩りが猛威をふるう。その標的となった売れっ子 脚本家とその仲間達。そして投獄と言う事態にまで…。生活が一変した艱難辛苦を時にはユーモアを込め>>続きを読む

8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.5

父親が失踪しオクラホマの実家にに集合する3姉妹と叔母家族。
幼少期、母親から受けた心的虐待がトラウマのメンヘラ母親。
真面目人間で融通がきかなそうな長女には別居中の夫と反抗期真っ只中の娘がいる。ひとり
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

-

途中で眠ってしまったらしい。
シリーズ物らしいので順番に観たら最後のシーンはきっと感動的だったかも…。

成龍拳(1977年製作の映画)

3.0

シーカンの日本語吹き替えってどなたかな?藤岡弘さんの声に似ている様な…。
ジャッキー・チェンの作品は一応見ておきましょうと言う事で観賞。

次郎物語(1987年製作の映画)

3.8

映画かドラマか昔確かに視ていた。
それなら内容も知っているはずなのに丸きり覚えていなかった。
母親が病弱の為生まれて直ぐに里子に出された次男坊。伸びやかに愛しまれ育ったが6歳になり実家に戻る事になる。
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.8

硝子の様に脆い体だがIQが高い男。24もの人格を持つ解離性人格障害の男。そして不死身の肉体で悪を感知出来る男。その3人の特殊能力者を拘束しそれが真実か研究する精神科医。
結局は3人とも殺されてしまう。
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

パーティー帰り女子高生ケイシーは、クレア・マルシアと一緒に級友の父親に車で送ってもらうことに。駐車場で見知らぬ男に眠らされ3人は拉致される。目覚めると見知らぬ密室。そこには男が…。男は精神医学を専門と>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

これってアメコミかな?
どんな展開になっていくのか段々と興味深くなった。
最後に事実がわかり、そう言えば彼のコートの裏が青かったなと…。
一緒に苦労してきたお母さんがあまりにも可哀想。
シリーズものら
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

ロードムービーは、それだけで点数が甘くなってしまう。そこにファンタジー要素が加わるのだから面白くない訳がない。
廃墟跡にある不思議な扉を開けるとその向こう側からは災い(地震)が訪れてしまった。行く先々
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.5

これが65年も前の作品と思うと凄い。とにかくスケールが大きい。当時の日本映画でこれだけのエキストラはなかったのでは…。
隠し砦のあのロケーション、風化した岩山の荒涼とした景観は、戦で負けた秋月家の困難
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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

昨日に引き続き今日は渥美清さんの金田一耕助さんを観賞。影像も音楽も重厚感があり良かった。そしてロケーションが素晴らしい。美しく厳かな山々は深山幽谷の風情だ。
また時代設定が現代(当時)になっていて今観
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八つ墓村(1996年製作の映画)

3.0

400年前、平家の落ち武者8人を恩賞目的に惨殺した村人達。
後に村では32人連続殺人が起きていた。
そしてその犯人の家(素封家)では子供の代になり相続問題が…。
タイトルが禍禍しく祟りか怨念か?と思っ
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ナバロンの要塞(1961年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦中、エーゲ海の島に取り残された2,000人のイギリス兵。救出しようにも駆逐艦が通るのを待ち構えるドイツ軍の巨大大砲が行く手を阻む。その大砲2門を破壊する為の任務が6人の男達に課せられる。>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

ずいぶん久し振りの再観賞。情けない事に出だしから忘れていて、初めての様な気分で観始めました。
舞台はヨーロッパのどちらかのお国かな?どこか懐かしさをおぼえる美しい街並み。海も空も丘も森も大きくて美しい
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ツイン・ドラゴン(1992年製作の映画)

3.5

ジャッキー・チェン二役のかなりのドタバタコメディ。最初から最後まで楽しめた。スローモーションになる場面では(ワーッ!!凄~い!!)成功した時の喜びが感じられる。
いつものカンフーは勿論、ボートチェイス
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

4.5

第17作
マドンナ = 太地喜和子
ゲスト = 宇野重吉 岡田嘉子
ロケ地 = 兵庫県 龍野

池ノ内静観さん(宇野重吉)とても粋でした。寅さんの人柄に影響された事は勿論、もしかしたら訳あ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

好きな人は好きだろうなと思う。私は1回観たらもういいかな…。

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.8

再鑑賞
私の中では前作を超えないけれど、こんな楽しい映画は好き。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

時代を超えて同じ学校の悩める中学生が不思議な孤城に集合する。その出入り口は光る鏡。最初は同時代と思っていたがルーズソックスをはいている姿を見て?
きっと注意していたら、もっとヒントは沢山あったはず。そ
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キネマの天地(1986年製作の映画)

3.5

松竹大船撮影所50周年超大作と言われる様にそうそうたる顔ぶれ。
出演者のあの人もこの人も懐かしい。
まずは《寅さん》でお馴染みの渥美清さんはじめ倍賞千恵子さん達が勢揃いです。
《蒲田行進曲》の松坂慶子
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.0

再視聴

3人の予知能力者(プリコグ)の力を借り凶悪犯罪を未然に防ぐ事が出来る様になった近未来のお話。
ある日「犯罪予防局」の刑事が殺人を犯す予知がされる。自分には考えられない彼は、そこに何かあると感
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ディファイアンス(2008年製作の映画)

4.0

史実と知り驚く。
第二次世界時のユダヤ人狩りの悲惨な歴史の中にこんな事もあったなんて…。
両親を虐殺された兄弟達の偉業。
森に逃げ込んだ兄弟は、他にも路頭に迷う多くの仲間達を受け容れコミュニティをつく
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

2年前に原作を読了。
鬱積した気持ちを妻にぶつけるタレントで作家の幸雄さんのヘアーカットで映画が始まる。嫌な男だ。
この後、妻は友人と旅先でバス事故に遭う。
妻を亡くした夫達の悲しみ方が対照的。
いつ
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

少し安っぽさを感じてしまった映画だが、終着点はどこなのか解らず最後まで楽しめた。
なぜか1日で50年の時が流れるビーチ。
まずホテルに到着するとウエルカムドリンクが提供されそこに新薬が入っている。そし
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.0

男が撃たれるシーンから始まる映画。これから始まる映画はもしかしたら走馬灯?
出獄したカリートが夢見た生活を目指し真っ当に生きようとするが悪い奴らはかつての麻薬王を放ってはおかない。恩義を感じていた親友
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

4.0

半年前、1976年制作版を何度目かの鑑賞。
そして今日は30年後のリメイク版も…。
横溝正史の書く田舎の素封家で起きる欲にまみれた事件は人の醜さを浮き彫りにする。悪の根源犬神佐兵衛は、死後にも一族に呪
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

ヤクザな愛人の殺人現場に出くわした歌手が身の危険を感じ警察に助けを求める。
警察内部に内通者がいることを察した警察官は、彼女をカトリック修道院に匿ってもらう。嫌々だった修道院の暮らし。しかし彼女の存在
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