プリズムさんの映画レビュー・感想・評価

プリズム

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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

夏らしさが漂う暑い日々の中、最近、自分の中でも、注目させていただいている、藤井監督の最新作を観に地元の映画館へ。

監督の他の作品と同様、映像が美しく、アートを観ているような感覚を持ちました。

本作
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

就職活動の息抜きにと思い、鑑賞。
石川県が舞台となっておりましたが、学校の天文台だけでなく、御祓川にかかる七つ橋や、真脇遺跡など、数々の場所が印象に残りました。

ストーリーに関しても、不眠症で悩む若
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

原作既読。
世の中の人が「普通」と認識しているものに対して、そもそもそれは、正しいものなのかを考えさせられる作品でした。

今作品は、「水」に惹きつけられる人たちが描かれていますが、どれも描かれ方が素
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パレード(2024年製作の映画)

3.8

『余命10年』などを制作された藤井監督のNetflixで独占配信されている作品。

この世とあの世を結ぶ境界点のような空間で、現世に未練を持った者たちが集うシーンは、不思議な感情を抱かされました。
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俺物語!!(2015年製作の映画)

4.0

まず、剛田猛男という、一人の男(主人公)の設定が斬新でした。

こんな、高校1年生いないでしょ(笑)と観始めから思ってましたが、鑑賞者を和やかな感じに包んでくれるラブコメの映画でした。

鈴木亮平さん
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.6

高校時代、親に弁当を作ってもらっていたことが、懐かしく感じられた作品。
この映画を観て、朝早く登校する自分にも、毎日弁当を作ってくれていた母親の偉大さに感謝の気持ちを改めて、抱くことができました。
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

変わった感じのラブストーリーだけど、「普通」とは何かを考えさせられる作品。
簡単そうに見えて、答えを出すのが難しい問いだと思います。

普通が分からない予備校の先生である大野と普通を知ったかぶる女子高
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全然、予備知識を入れることなく鑑賞。
第二次世界大戦の時代に主人公が、タイムスリップする最初のシーンからこの映画は、すごいと思わせてくれるものでした...

主人公が理由もわからず、彷徨っていたところ
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ひるなかの流星(2016年製作の映画)

3.6

気になっていたので、鑑賞!
今、大学生の自分にとって、高校生に戻って青春を取り戻したいと思わせてくれる恋愛映画でした✨

キャストが美男美女すぎてすごい高校だなと思いましたが、演者それぞれの個性が現れ
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

4.3

原作は既読。NETFLIXでの初めての鑑賞作品。原作を忠実に再現した素晴らしい作品だったと思います。

病気ものの映画を観ることは、いつもやはり辛さと切なさが伴います。 

今回の映画も、珍しい病気を
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.1

自分がFan!として、クリップさせていただいてる三木孝浩監督作品を久しぶりに鑑賞。

監督の他の作品の同様、映像美は、やっぱり素晴らしいです...最初の学校の教室のシーンから、その映像美に圧倒されます
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ドラえもん のび太の大魔境(1982年製作の映画)

3.5

久しぶりの映画鑑賞。
そして、久しぶりのfilmarksへの記録となった本作。

やっぱり、昔のドラえもんは、外さないなって感じでした。
心が和みます。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

再鑑賞。

原作も読んでいたが、なんで原作を捨ててしまったのかと思うくらい泣ける映画でした。

多分、1回観るだけでは、作品の本当の素晴らしさに気づきにくいかと思われます。2回観ることで、登場人物の微
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

記念すべき100作品目のレビューは、誰もが知る不朽の名作である『トイ・ストーリー』になりました。

ここまで、100作品もレビューできたのは、フォロワーさんのいいね!のおかげだと思っております。
この
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

原作既読。

原作の印象が強く、映像化は難しいのではないかと考えていましたが、見事にその裏をかいてくれました!

やはり、あみ子役の大沢一菜さんの演技力が、尋常ではないくらい素晴らしかったです。

3
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.5

『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』などは、小さい頃に、何度も観ていましたが、この作品は、恥ずかしながら、まだ観ていませんでした。

パズーとシータの友情、そして、ラストシーンで2人が発する有名すぎる
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.8

自分が、ちょうどうつ病にかかってしまい、趣味であった読書も楽しめなくなり、何もかもが憂鬱になってしまっていました。

そんな中、何か自分の病を治す方法が見つかるかもしれないという一筋の光を求めるような
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きみにしか聞こえない(2007年製作の映画)

3.5

『夏と花火と私の死体』の執筆当時の年齢が、16歳であり、衝撃的な作家デビューを飾った
乙一氏。

その彼の長年の作家人生の序盤で執筆された物語が映画化していることを知り、早速鑑賞!

原作の絶妙な語り
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

恥ずかしながら、ジェームズ・キャメロンさんが、監督されたこの不朽の名作は、まだ未鑑賞でした。

そんな中、期間限定という制約はあるものの、3Dリマスターとして、タイタニックが、映画館で蘇ることを知りま
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

3.6

久しぶりにドラえもん映画を鑑賞。

自分が、まだ大学生であることから、ドラえもんをはじめとする登場人物たちの声に違和感を抱き、馴染めないことが今までありましたが、今回のドラえもん映画では、違和感をあま
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

前作にあたる『妄想代理人』シリーズが、さらに進化を遂げたような作品。またしても、平沢進さんの音楽と映画作品の融合が完璧であり、今年の1発目から、とんでもない作品にあたってしまったといった感じです。>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

新海誠さんの集大成になったと言える今作品。爆発的大ヒットを記録している本作品ですが、『君の名は』や『天気の子』を上回るほどの完成度ではないだろうと、当初は考えておりましたが、良い意味で予想を裏切ってい>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.8

ロバート・ゼメキス監督の超傑作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とは、真逆な世界観で創られた今作品ですが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と同じ程度の完成度を誇り、今でも多くの人々に愛され続けている>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

4.1

スタンリー・キューブリック監督の考えを引き継いだスピルバーグ監督が、メカは人間に愛される存在になれるのか?をテーマに映画化した本作品。

A.Iがいつ、どれほどの規模で、人間に代替する存在になってしま
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.0

コメディ映画だけど、とても深みのある映画。
30歳の大人に変身してしまった主人公・ジョッシュを演じるトム・ハンクスさんの演技が素晴らしく、12歳の少年の心を持つ大人という役に染まりきっていました。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

毎年開催される高校野球では、将来のプロ入りが見込まれる選手の活躍、名門高校の監督の指示の出し方、吹奏楽部の演奏、試合が何度も反転する激しい攻防模様などといったものを現場で、あるいはテレビを通して、多く>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.6

30年の長い時を無線機という1つの機器を通して繫がる父親と息子の物語。
その長い時代をタイトルにも使われている「オーロラ」と掛け合わせているところが、素晴らしかったです!

30年前に亡くなった消防士
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

大学の授業で取り扱われることを知ったことをきっかけにまだ観ていなかった名作を遂に鑑賞!

今作品は、「世界で最も美しい顔」ランキングの1位の座に君臨したことがあるナタリー・ポートマンさんのデビュー作で
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.2

今作品の監督であるウォン・カーウァイさんがとにかく好きで、その中でも『恋する惑星』が大好きな知人に勧められ、初鑑賞!  

映画館の大きなスクリーン✕4Kリマスター版という相乗効果により生み出される映
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.7

学校の授業で取り扱われ、気になってクリップしたは良かったものの1年以上観るのを忘れたまま放置していたので、さすがに...😅
と思い鑑賞(笑)。

ジャンルとしてはコメディ映画に分類されるのだけれども、
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

4.6

映像が本当に美しく、幻想的な映画。
学校の教室、サーフボードで駆け巡る海、バス停など作品の様々な箇所で映像美というものに圧倒されます。

その中でも、何気ない教室を照らす太陽の光、
サーフィンに出かけ
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父を探して(2013年製作の映画)

3.6

とにかく、映像が美しい作品。
映像が美しすぎて、まるで夢を見ているかのような心地よさを感じられたブラジルの80分のアニメ。
(心地よすぎて、眠りかけましたが...😅)

この映画は、驚くことにセリフが
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猿の惑星(1968年製作の映画)

5.0

ビデオパッケージがラストシーンのネタバレをしてしまっていることを予め知っていたということから、既にこの映画を鑑賞していた親にDVDのレンタルを頼んだことにより、ネタバレを避けてなんとか鑑賞することがで>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

4.0

24歳の若さでこの世を去った伝説的俳優・ジェームズ・ディーンさんが主演を務める映画を鑑賞。

1955年に公開された映画ではあるが、65年以上経った今鑑賞してもまったく古めかしさを感じられないところ、
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

映画のパッケージデザインに惹かれて、軽い気持ちで鑑賞し始めてしまいましたが、終始、得体の知れない恐怖を感じる結果となりました😅

おかしくなっていく村人、病院で突然苦しみだして叫び声を上げる患者、何か
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.8

まだ観ていなかった不朽の名作を遂に鑑賞!

あっという間に観終わってしまいましたが、これから何回もこの作品を見直して、その度にこの作品が創り出す価値を確かめるのだと思います。

そして、価値を確認すれ
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