Tinscowさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

Tinscow

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ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

4.0

シネマライズで鑑賞以来、17年ぶりに鑑賞しましたが、色褪せることなく面白かったです。
登場人物たちの勘違いで構成されているストーリーは秀逸。シンプルなスリルに終始ハラハラ。
血と音がなんとも生々しい。

プラネタリウム(2016年製作の映画)

2.9

ナタリーポートマンとジョニデの娘が共演というは、この作品の最大の魅力であるのは間違いないです。
特に、アミダラ姫のイメージが強い世代は、いい刺激になると思います。
世界観とか雰囲気は良かったけど、作品
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.1

前2作と比べると、ハラハラドキドキの見せ所があまりなかった。予想を超える展開を期待し過ぎたか。エイプ側の視点で描かれていたということもあると思いますが。
あと、後半にかけてスケールが小さくなってしまっ
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釣りバカ日誌スペシャル(1994年製作の映画)

4.0

釣りバカ史上最もドラマティックな回じゃないでしょうか。そして最も爆笑しました。
田中邦衛の存在感が半端ない。ハマちゃんとの掛け合いは、ほとんどアドリブに見えます。
近所の設定なんだから、他の回にも出て
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パターソン(2016年製作の映画)

2.8

ジムジャームッシュ好き!って言いたいけど、やはり自分の趣味嗜好ではないようです。
ある意味、映画館ていう強制的に鑑賞する環境だったから最後まで観れた。
ラストの永瀬正敏のシーンだけでいい気がしました。
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あさがくるまえに(2016年製作の映画)

3.3

臓器移植をテーマにした映画では21gが好きだけど、あっちは臓器移植に関係した3人のその後の群像劇で、こっちは臓器提供する側とされる側の、臓器移植にまつわる割りとストレートなドラマ。
冒頭の海のシーンは
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.3

ストーリーで語られるドラマ性に期待してたので、その辺は正直イマイチだった。
でも迫りくる映像と音に圧倒され、終始緊迫した1時間40分だった。
この究極の臨場感を表現するために、どれだけの時間とお金を要
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.7

登場人物の少ない密室系って退屈な映画になる恐れがあるけど、これはお見事。
ストーリーも映像もうまく魅せられました。
やはり主役の俳優さんの名演あっての作品ですね。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.0

20年くらい前にビジュアルが好きでチラシを部屋に飾っていて、ようやく鑑賞できた作品。
洋服、車、インテリアなどに使われる鮮やかなスカイブルーが視覚的に強い印象を与える。
タイトル「幸福」の先にある衝撃
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天使の入江(1963年製作の映画)

3.8

この作品のジャンヌ・モローはかっこいいという表現が適切ですね
煙草を吸う仕草や歩き方、そして男を振り回すところ。
存在感がハンパない女優さんだったということがよくわかりました。

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.1

新しい命よりも信仰と規律を重んじる矛盾は、終戦直後の混沌、、だけでは当然ないけれど。
映画を観ているこちら側は、子供たちが必要な時代なのに、という認識でいるからか、余計にやるせなくなる。

最終絶叫計画(2000年製作の映画)

2.6

暴力的なナンセンスギャグのオンパレード。
公開当時だったらもう少し楽しめたかも。

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

3.8

ティムバートン×ジョニデなので期待値ハードルが上がった結果、あまり評判良くないようですが、個人的には、このダークな世界観と画、キャラクターは好みです。
バーナバスのセリフ回しは、ジョニデが演じるからさ
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

1.9

等身大のアクションがあまりに少なすぎる。
5人ヒーローのチームプレイを見たかったわけで、トランスフォーマーを見たかったわけじゃない。
せっかく変身してもほとんど顔出し状態では戦隊ヒーローの良さがなくな
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.8

ヒトラー関連の実話に基づいた作品はたくさんありますが、これもまたすごく悲しいお話。
俳優陣の素晴らしい演技に、感情を揺さぶられました。

ライフ(2017年製作の映画)

3.8

ストーリーはシンプルで、ドキドキハラハラの恐怖感も良かったです。
前評判ほどグロさは感じなかったけど、いかにもなエイリアンの姿でないのがリアリティを感じました。
ある意味、後味の悪い終わり方も良かった
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.8

パンズラビリンスほどの衝撃はなかったけど、そもそも時代背景も違うわけで、これはこれで確かにダークファンタジー。
役者陣の演技はもちろん、作品全体の演出などからも、少年の心の痛み、叫びが、痛いほど伝わっ
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.5

ホラーと一言に言っても、日本の湿度高い心霊ものと違って、ある意味スカッと後味良く観れる作品。
過去のホラー映画とあるあるを語らせるメタ要素と、この映画自体を作品にしようとするメタ要素が面白い。
あと、
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スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー(2017年製作の映画)

4.1

みんなが集う変身シーン、レーザーブレードのシーン、大葉さんのシーン、後半は鳥肌たちまくりで泣きました。
正義側も悪側も、キャラクターを多く出さず絞ったことで、一人一人に感情移入がしやすかった。おっ!と
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.1

退屈はしなかったという意味では面白かった。それなりに怖かったし。
そして山本美月はホラー映画でも最強にかわいいということもわかった。
(シャワーシーンがもう少し見たかった)
王道ではない意外な結末も嫌
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

これはなんとも感想が難しい作品ですね。
個人的には、インターステラーを超えるかと期待していましたが。
意味不明の未知のものに接触するドキドキ感は1回目の鑑賞で体験して、2回目以降は、さまざまな解釈がで
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

劇場で観るつもりだったけど機内で十分でした。
ビジネスストーリーとしては面白いけど、ね。
マイケルキートンはバットマンの頃の面影は残しつつも、こういう役が似合う年齢になったんだなーと、感慨深くなりまし
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

2.8

この映画に関しては、ネタバレとまでいかなくても、ある程度の概要を理解した上で鑑賞した方が個人的にはよかったかも。
常に薄曇りで寒々しい感じの中で淡々と進行していく様は「ロゼッタ」に近いが、ロゼッタの方
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.5

青少年だった当時にはあまりに刺激的でトラウマになりました。
これを見て以来、工場がなんとも不気味で近づけなくなりました。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.9

無機質で美しい宇宙船内の映像に、観ているこちらも無限の宇宙旅行にトリップしました。
ドラマの盛り込み方もちょうど良く、シンプルなストーリーで良かったです。
ただ、ラストシーンはもう少し見せて欲しかった
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.1

映画くらいしか大衆の娯楽がなかった時代の変遷とリンクするように描かれるトトの成長がなんとも切ない。
じわじわ込み上げる感情を一番演出しているのはやはり音楽。
映画を観ていないときでも、この音楽を思い出
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.9

俳優さん達の演技は迫力あって、人間ドラマとして面白かったものの、、画的なメリハリが弱くてなんだかなーで終わってしまった。
特筆すべきは冒頭の曲が良かったこと。

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.3

耽美な雰囲気は良かったんですが、第一次世界大戦が背景ならではのドラマチックな展開(演出)がもう少し欲しかったです。
あと、個人的にですが、美人女優さんが誰もいないという。。

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.0

戦争映画ではなく戦争を背景にした映画、かつスリリングな展開があれば尚好きですが、、
にしても、ホロコーストの予備知識をしっかり入れて観るべきだった。
役者さんはみんな良かったですけどね。

女子ーズ(2014年製作の映画)

3.5

みーんなかわいい!
ギャグもそこそこに面白くて、もうそれ以上は望まない。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

自分の将来に置き換えて観てしまった。自分もこの爺さんみたいになるかもなぁと妄想したら、余計に切なくて。。
設定やストーリーはありがちで特段新しいものでもないけど、飽きることなく楽しめました。純粋に良い
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ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

3.1

ジャケットとキャッチコピーでは
くだらないコメディ作品に思えて損してる気がします。
実はブラックでアイロニー溢れた作品なのに。

母の残像(2015年製作の映画)

3.6

表情とか間のとりかたが絶妙で、残された家族の心理描写が巧み。
夢と現実、過去と現在が交錯する演出で、「母の残像」を追う男たちの想いや葛藤が淡々と伝わってくる。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.1

今では当たり前の日本武道館やスタジアムでのライブは全てビートルズが初。
音楽、エンタメの常識を壊して創ったことがどれだけ凄かったのか、活字の情報でしか知らなかったことが、今回、目や耳で感じることができ
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コロニア(2015年製作の映画)

4.0

政治問題がベースになっていますが、シンプルなストーリーなので、集中して楽しめました。
施設からの脱出だけに留まらず、最後の最後までハラハラドキドキしっぱなし。
登場人物に感情移入しやすかったし、記憶に
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ルームメイト(1992年製作の映画)

3.5

憧れや羨望、人間特有の同調意識が徐々に狂気に変わっていく様は本当に怖い。
その恐怖は演技力がかなり重要ですが、主演のお二人はさすがでした。