Tinscowさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

ジョーダンピール版未知との遭遇。
得体の知れない恐怖、不穏な空気を描くのはさすが。

前半~中盤はゆったり長く感じたけど、何かが起き始めている、何かが迫ってきている怖さを味わえた。

乾燥地帯に浮かぶ
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.9

愛というある種の綺麗事を嘲笑うかのような激しい性衝動。
でも気がつけば、そこかしこに愛が描かれている、歪だけど。

激しい性と生。
主要キャラクターみんな激しい。
アイリーンがいとおしい。

役者・安
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犬猿(2017年製作の映画)

3.5

正反対な兄弟と姉妹。
ここまで正反対な兄弟姉妹なんて世の中いないでしょ、いや、ここまでじゃないにしても意外とどっかで見た覚えある。
そして犬猿はエンドレス。

自分も兄が嫌いで苦手な時期があったなぁ。
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.0

ロブスターも聖なる鹿殺しも、予告とチラシで惹かれて観たけど、ああ、この監督合わないなーと。
この作品も同じく。
でも、独特の空気感は好きだから、観ちゃうんだよね。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

撲殺シーンとファックシーンを交互に見せるなんて変態な監督だ(笑)

森田剛のサイコパスいいねー、役名も森田だし(笑)
そんなイカれた森田とは違うベクトルでイカれてるムロツヨシ。ほんと巧いなーああいうキ
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劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア(2022年製作の映画)

2.3

3~4回寝落ち。
セリフが薄っぺらい。
本編もだから仕方ないけど、内容が浅い、薄い。
これで観客を熱く、感動させようとしてる感じが、悪い意味で鳥肌立った。
ケインコスギの生身アクションだけは良かったか
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

「ヒーローなんて仮面ライダーに任せておけばいいのよ」ドンブラでしか成り得ない世界観!
しかも「カメラを止めるな」のパロディまで(笑)

イエローである漫画家女子高生はるかの作品「新・初恋ヒーロー」を映
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.3

女の子からせがむキスを嫌がるくらい狂信・妄信してる恐ろしさよ。

うーん、ここで終わりかーってところでいきなり終わるなぁ。

なるほど、ロゼッタの監督か。
そう言われるとなんとなくわかる。

ムーンフォール(2021年製作の映画)

2.8

月は巨大な建造物、月が軌道を外れるという設定は面白い。

いろんなパニックムービーごちゃ混ぜ。
変人がいたり、ベタなキャラ設定、展開も既視感満載。

エメリッヒお得意の壮大な世界観や映像は良いんだけど
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

普段ならまず劇場まで行って観ない映画だけど、株主優待券の期限が迫っているので鑑賞。
と、ハードル下がってる状態で観たおかげ(笑)もあって、なかなか面白かった。

12章で構成されていて、章毎にサブタイ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.4

高級レストランの厨房の物語なのに、スリラーという点、90分間ノーカット&ワンショットに惹かれ鑑賞。

臨場感とリアリティーがハンパなかった。映画と同じリアルタイムの90分体験。
ほんとそこに居るような
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.5

これがゾンビ映画の元祖であり、伝説のホラー映画。
今や誰もが知る設定も既にここで確立されていたのね。

舞台は主人公たちがいる逃げ込んだ家という狭い世界。だがその中で流れるラジオとテレビが、アメリカ中
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.3

ホロコーストは映像化されていなくても、その語りから惨たらしさが十分に伝わった。

人の皮を被った悪魔の諸行。
そうさせてしまう戦争の恐ろしさと混沌が、戦後の世界で、表現できるのはすごい。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

韓国の大スター・ソンガンホと
空気人形(これも是枝監督!)でファンになったペドゥナの共演観るのも初で楽しみだった。

他人同士が家族のような絆で結ばれていく是枝マジックが光っていました。
でもやっぱり
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.3

あの「カメ止め」の海外リメイクなんて、こけるフラグびんびんじゃないか。
噂によると続編で、意外にも評判良いじゃないか。ということで急いで鑑賞。

確かに続編&リメイク。
でもほとんど内容はリメイク。
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X エックス(2022年製作の映画)

3.3

前半ダルい。
事件が起こってからも、まあよくある、既視感のあるホラー。
しいていうなら、ポルノホラー(笑)
ジジイとババアのFXXXシーンだけボカシの謎(笑)

タイトルがXなのだから、X(XJapa
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怒り(2016年製作の映画)

3.6

殺人事件を軸に3つの群像劇が展開していく流れは面白く、長さを忘れるほど見いった。

しかし3つの群像劇がどう交差して結末を迎えるのかを期待したから、ちょっと肩透かしをくらった。

主役クラスの俳優がこ
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オアシス(2002年製作の映画)

3.7

他の数多あるラブストーリー、純愛モノが生ぬるく思えるほど、苦しい純愛。
もしかしたら、本人達よりも、周囲の人間よりも、この一連を見ている第三者が一番苦しいのかもしない。

でもそれって、表現の違い、表
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

曲者揃いのキャラクターとこのストーリー、面白くないわけない。
野村萬斎のトゥーマッチな演技に引き込まれる。やっぱあの人、出で立ちとかかっこいいわ。

個人的には八角さんのプライベート部分をもう少し見た
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.1

普通。スリラー系見慣れてるせいか普通だった。それなりにドキドキはしたけども。期待=刺激が足りない。
サイコ野郎がイーサンホークである必要性も感じない。

タイトルにもなっている黒電話のミステリー感、存
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.3

一連の流れをそれぞれのキャラクター視点で見せる構成は好き。
ただ、なんか地味なんだよなー。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

すっげーーーーー嫌な映画、個人的には良い意味で(笑)。
さすが「空白」の監督脚本作品。
人間の嫌な部分とか現代人のモラルの欠如とか、これでもかと見せつけられる。
タイトルも秀逸。パッと見ポスターと内容
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.4

もしも自分が小学校高学年の教員だったら、子供たちに死の教育としてこの映画見せる。
んで、一部の親からクレーム受けて、もめて、懲戒免職になって、ちょっとしたネットニュースになって、キラキラしたハッピーエ
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.1

後のクローネンバーグ作品からすれば、グロさとか変態加減は生易しいが、ストーリー、ラスト、いい感じです。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.4

灯台という密室内の二人劇。
モノクロームの映像と不穏な音響。
二人とも狂人と化していく様、若いおじさんの妄想が怖い。

この世界観と名優二人の演技に息苦しさを覚える(いい意味で)。

よくこんな脚本書
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キング・コング(1933年製作の映画)

3.2

第二次世界大戦前の時代劇、巨大モンスターと人間を同じ画の中で表現しているのはもちろんすごい。

コングの手に握られている人間、怪獣に食われる人間、どれもアップだけじゃなく、引きの画でも表現されていて、
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

一見誰もが羨む幸せを手に入れた女性が、夫とその両親からの価値観の押し付け、干渉によって、家族で孤独になり、本当の幸せって一体何だろう、という内容はこれまでも映画やドラマでたくさん見てきた。

でもこの
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.3

流線型で究極シンプルな宇宙船のデザイン。縦に切れ目ができて開く扉と、階段ではないスロープの動きが印象的。戦後6年後でこの映像技術、すごい。

宇宙船が攻めてきてバチバチやるパニックムービーだとたぶんチ
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ULTRAMAN(2004年製作の映画)

3.3

当時、特撮ヒーローもの全く興味なかった知人から、試写会に誘われて見たので、内容は覚えてませんが、大人向けで面白かった記憶が。

主演は、既に知名度も高かった別所哲也さん、楽曲はB'zの松っちゃん、とい
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.5

若い頃観たけど、ヒッチコックの中でもかなり好きな作品。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.3

まず印象的だったのが、時間軸と場所をバラバラにした構成。ストーリーの流れや前後の繋がりがわかりづらくなる恐れがあるが、この作品はストーリーもわかりやすく、その構成、見せ方がこの作品を面白くさせている。>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

大方の予想通り禍特対や政府のリアリティーな描写がシンゴジラやエヴァの世界観と似ていた。
昔のテレビ版をオマージュしつつも、ウルトラセブンも彷彿とさせるストーリー、脚本も良かった。

ただ、、シンゴジラ
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聖闘士星矢 真紅の少年伝説(1988年製作の映画)

3.0

基本的に劇場版はテレビ本編とは違うパラレル物語。
だから矛盾や設定が?なのは仕方ない。
88星座の戦士なのに、ゴールドにもシルバーにもブロンズにも属さないセイントがいたなんて。
まあ、88人のセイント
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.4

マトリックス以前も仮想現実を描いた作品はあったが、ここまでリアルに魅力的に描かれたのはなかったと思う。

99年ミレニアム直前というタイミングも大いに盛り上がったし、2000年代はバーチャルリアルの世
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

2.9

何がすごいって、出演俳優ね。
防衛軍のベテラン俳優勢はよいとして、まだ無名だった佐藤二郎やぬっくん、螢雪次郎、笹野さんもちょい役で出演。
それらに気付くのが楽しかった。
それ以外は申し訳ないが、面白く
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