ゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ゆう

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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

「凶悪」に続いて鑑賞。
村田と辻村の関係性が支配従事とも違くて、どこか歪だった。
この気持ち悪さが少しそそられる。
こういう人はどんな気持ちを持っているのか知りたくなる。
また"冷たい熱帯魚"タイトル
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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

"凶悪"とは。そして誰が何が一体凶悪なのか。
前線で殺しをする男、裏で指示しとどめを刺す男。その男たちに翻弄される記者。
彼ら俳優陣たちの狂気が伝わってぞくぞくした。

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.8

"頭の中に消しゴムがいる"
表現が切なすぎるる。
消したくないのに、消されたくないのに。
真っ直ぐで不器用な愛情が涙を誘った。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

王道サクセスストーリーで、主人公があまりにも真っ直ぐすぎて最初はクスッとしたけれど、結局その真っ直ぐさに心打たれてしまった。
玉田のソロパートとおじいちゃんに泣かされた。
映像表現もストーリーにならっ
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サイコ(1960年製作の映画)

3.5

文字通り"サイコ"でした。
モノクロだからいいのかも。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.6

シリーズものってだいたい1が面白いけど、これは個人的に2の方が面白かった。
お爺ちゃんの情が少し見えて、今回はお爺ちゃんを応援してしまった。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

ドキドキハラハラした。
どっちも悪者だけど、若者を応援してしまった。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

外国が描く日本ちょっとユーモアありすぎる。
テーマが面白い。ツッコミどころ満載の疾走感溢れるアトラクション。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

文字通り"寄生"していってた。
この世の中こんなにも簡単に上手くいって簡単に破滅していくのかなあ。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.3

静寂な町。誰もが人見知りな町。
そこに居座る不穏な空気。
静かな怒りが広がり蔓延していく。
結局、戦争や内戦はよく分からない理由から始まる。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.4

新感染ファイナル・エクスプレスに続けて鑑賞。
前作が良すぎたために、、
でも結局ゾンビよりも人の愚かさ、強さを見れた。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

大大大号泣。。。お父さんって偉大だ。
韓国映画なんとなく毛嫌いしてたけど、ハマりつつある。
ウイルス、ゾンビ系、韓国強いな。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7

大人はもう少し子どもの心に気づかないといけない。
なんてピュアで純情で思いやりに溢れていたんだろう。
大人の勝手な強気な態度に静かに抵抗し訴えている姿が愛おしくぐっときた。

罪の声(2020年製作の映画)

3.7

子どもの純粋な「声」を罪にしてしまうなんて。
逃げようと未来を奪われた彼女、罪の意識で苛まれ幸せな時間を奪われた彼、何も知らず幸せに生きてきた彼。
報道は時に暴力的で振り回されることもあるけれど、心奥
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スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

3.4

スマホに支配された世の中になってしまったなあ。日本版よりサイコパス味があって私は好き。あたかも趣味の一つみたいに。

潔く柔く(2013年製作の映画)

3.6

「罪悪感なんて無くならない。一生抱えて生きていくもの。」
もう何年も前にこの映画見たけど、この台詞がずっと心に残ってる。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

一体何を、誰を信じたらいいのやら。
信じたいものを信じてそれが宗教となり、
宗教が考える隙を与えないよう人を操っていく。
ラストは面白いくらいに惑わされてしまった。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

一対一で殺し合いをしていたのが衝撃的。
まるで小さなテレビ画面に映っているゲームみたいに。
戦争なんて、最初は訳も分からずのまま、最後まで訳も分からず終わっていたものかもしれない。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

パーカー大佐の言う通り、彼を殺したのは"愛"なのかもしれない。
多大な愛情を受け取り、情に溺れ、情に支配されたのかもしれない。

蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.7

痛みを感じることで愛と生を感じていく。
跡に残して後悔も連れて行って。

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.5

子供だったアレックスは大人を知り、愛することを知り、生きることと死ぬことに直面した。
"死"って、誰も知らないから怖いものだと感じてしまう。でもどこか神秘的なものにも感じてしまって。
ダヴィドの死に必
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

結局のところ人間は承認欲求で塗れている。
見返りを求める善意なんて、本当の意味で優しさではない。
ただ単純に「してあげたい」と思う心が連鎖していけば良い。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.2

子どもならではのファンタジーなサスペンスミステリー。
ホラーだけど全体的になんだか可愛らしさが残った。

カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

ホラーと見せかけての青春映画。
カラダ探しをゲームのように楽しむのも高校生らしくて青い。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

これ良いねって言ったら、それ良いねって言ってくれて。
そうだよねって言ったら、そうだねって言ってくれて。
なんか、それだけで良かったんだけどなあ。
いろいろ求めてしまって勝手に落ち込んで、私のこと何も
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

選択権を与えているようでその一方"死"に追いやっているようで。
またこれはフィクションのようで近い現実未来のようで。
人々は何のために生きてゆくのか、どうして長生きしようと思うのか。そんなことを考える
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.4

ダークとファンタジーな世界の融合。
私が好きなジャンルの映画。
現実と幻想のギャップがどうしようもなく切なかった。
でも、幻想の世界も全てが上手くいくような保証された世界じゃなかったね。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

終始脳裏を走る"気味の悪さ"。
メタファーで描く人種差別。
白と黒のあからさまなコントラストが違和感を助長させる。

RRR(2022年製作の映画)

4.3

面白かった!!!
英国軍にさらわれた少女を救うために立ち上がるインド人。
一見ゲームのストーリーかと思うくらいテーマは至ってシンプルだが、大義、義理人情が込められた壮大なアクション映画。
喜怒哀楽詰め
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.6

まさかご本人だとは。
事件よりもそれまでの彼らの子供時代や、3人の関係性が丁寧に描かれていて、それが良い。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

予想の斜め上の結末だったな。
邪悪なのは一体誰?

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

娘の可能性を信じ、プロテニスプレイヤーへと育てた父親。一見、傲慢でエゴと捉えられるように思われるが、そこには父娘がお互いに信頼してこそ成り立つものがあった。

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.4

母を嫌いになれたら、、。
僕も心温かいおばあちゃん愉快な友達に心動かされ、母もその僕から少し心動かされ。
どんな形でも寄り添う心はこの世の中に必要。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

果たして"愛"と"執着"は紙一重なのか。
母娘のそれぞれ異なる方向への恐れる表情が印象的。
冒頭の不穏なシーンから後半にかけて駆け抜けるようにハラハラさせられた。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

子供にとって、生まれ育った場所、家族、友達含めて故郷で。
それが争いの場になるのは悲しいなあ。
バディの笑顔が愛おしかった。
モノクロの映像もどこかノスタルジー。