キャシーの歌う表情がみるみる変わっていっていた。
フランキーとの関係性も素敵だった。
仮想現実って、完全なファンタジーとも、完全な夢ともまた違って。
アニメーションの映像美。
愛しているから、突き放さないといけない。
愛しているから、遠くからしか見守ってはいけない。
それでも私たちは紛れもない家族。
幸せなひとりぼっちは、ずっとひとりぼっちなんかじゃなかった。
奥さんもご近所も、彼の不器用な愛情深さに惹かれたんだなあ。
どうして分かってくれないんだろう。
ただ褒めて欲しくて、愛して欲しいだけなのに。
どうしてこんなこと思ってしまうのだろう。
愛してくれていることなんて分かっているはずなのに。
一コマ一コマ漫画を見ているようなテンポ。
僕は誰?最後の一コマが反転する演出が面白い。
思うまま感じたまま突っ走ってみたい〜
周りとか先が見えてない感じ、若くて輝いてた。
THE ANOTHER DIAMOND DAY が好きだった。
皆が不器用で不安定で自己中心的で、
でもそれ以上に真っ直ぐだった。
目を背けたくなる信じ難い真実。
産まれる場所は選べない。その条件は誰も一緒なのに。
わたしは最悪。きみは最高。
ただ生きていくのにも苦しんで迷うのに、何者かになりたくてそれでももがく。
「やめたい」だけじゃやめられない。
「救いたい」だけじゃ救えない。
過剰でなく、痛いくらいに自然だった。
この兄妹は幸せかと聞かれたらなんて答えるのだろう。
生きていかなければならない時代で、国の制度や理性やお金や、なんにも足りてない。
愛国心、自由、自分が信じていたものとは。
これから信じられるものとは。
トムクルーズの怪演。
なりたい自分でいたいだけなのに、小さい身体で、こんなにも気を遣って涙を堪えて。
もっと心自由な世界であってほしい。
信じていたから、許せなかった。
裏切られたくないから、信じなかった。
信じたいと思うから、疑った。
どれも少しずつ違って、少しずつ同じ。
はぁ、、、恋した。(2回目)
1作目とリンクしたキャラクターも良かった。
IMAX初めてだったけど、迫力あり過ぎて余韻に浸る。
前作品の監督へのリスペクトが美しい。
他に策がないから認可、これって現実なのかなあ。人間誰しも居場所って必要なものじゃないの。
2人の距離感が好き。
しきたりだとか、そんなナチュラルに差別って存在するものじゃないよね、
ラストも好きだった。
例えいたずらに手紙を書いたとしても、そこに愛があれば不思議と温かさって見えるんだなあ。
小説から見たけど、映像も負けないくらい綺麗だった。
時間が重なる瞬間がどうしようもなく切ない。
感情を抑えすぎて、苦しみや痛みですら快感と感じてしまうのかなあ。
ちょっと罪悪感を感じながらも、つまみ食いをするようにサクッと飲み込むのが印象的。
感情って素直なようで、素直じゃないよね。
声に出せないだけで、これがリアルな感情だったりするよね。
現実か漫画かほんとうにどっちか分からなくなった。テンポ良くハラハラさせられた。
命、仲間、命令、一つ一つに意味があって、それはきっとずっと繋がっていくもの。