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伝記映画というジャンルがある。最近だとナポレオン・ボナパルトとかオッペンハイマーとか。『ソーシャルネットワーク』はザッカーバーグのための映画だし、ヒトラーなんかも様々な形で狂言回しや主人公に据えられる>>続きを読む
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文科省掲示板にガザ反戦のグラフィティを描き込んだ男性が書類送検された…というニュースが話題となり、ストリートアートと破壊行為主義に興味が沸いたので、バンクシーのドキュメンタリーである本作を観てみようと>>続きを読む
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カブール及びタリバン暫定政権の現勢を踏まえての鑑賞。2017年の作品で時代設定は今世紀初頭ということだが、そこから大きな発展をかの地が遂げていないであろうことは容易に想像がついてしまう。
現在進行形>>続きを読む
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とても誠実に作られた映画であるから、なるべく誠実に感想を書き留めておきたい。
西川美和作品は今回が二作目の鑑賞(永い言い訳→本作)。
三上という我々「普通の」人間からは縁遠いキャラクターがフィルムの>>続きを読む
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スーパー遅ればせながらようやく鑑賞。
夢追い人達のサクセスストーリーとロマンスを上手い具合に2時間でまとめ上げた、バランスの良い作品。
『セッション』と『ララランド』、どちらが好みですかと問われれば>>続きを読む
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超長尺の上映時間、古さを感じさせない洗練された画面作り、時間・空間双方の軸において遠大な普遍性を帯びたテーマ(台湾による台湾の為の映画、という前置きはあれど)。
戦後台湾の少年達を巡る青春映画であり>>続きを読む
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メイキングムービー(『高畑勲、かぐや姫の物語をつくる』)と併せて鑑賞。
鳴り止まぬ生命への礼賛。自然、郷里、庶民への無条件の肯定。罪と罰への解釈。何気ない仕草にも宿る無音の魂。無情に響き渡る行進曲。>>続きを読む
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作画は動きが粗くカクついている箇所も見られるが、それは出資が得られない中でも自費で制作しきったことによるものであり、どこまでも感服する。
現にかつて強制収容所に居させられた脱北者たちへのインタビュー>>続きを読む
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かつて自分にトリュフォーやポンジュノを薦めてくれた恩師が推していた邦画だったのを思い出して鑑賞。
令和エモエモ映画の筆頭格という感じだろうか?『花束みたいな恋をした』ほどの臭さもなく、池松壮亮×伊藤>>続きを読む
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なんかこういう、色んなハードシップあるけど乗り越えていける青春映画っていいよね、うちらほんと最高だよね的なノリが自分の肌には合わなかった。。
ルッキズムや少数者差別やスクールカーストなどを「先進的な>>続きを読む
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ジャンルも見方も異なる多様な映画に点数をつけ続けること自体が映画を記号化して大切な諸々を捨象しているとしか思えず、filmarksをやってる自分に辟易する瞬間はままあるのだが、まあなんというか、観た映>>続きを読む
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はいはい。涙腺崩壊。泣き顔を人に見られるのが心底嫌過ぎて泣きそうな映画は必ず部屋で一人で観ると決めているのだが、正解だった。めっちゃあからさまに感動させにきてるのに。まあでも良いものは良いんだから仕方>>続きを読む
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体調が良くない中での鑑賞だったが、体調が良くないときはこれぐらい緩やかな映画が丁度いい。
圧倒的に"静"の映画。そもそもの台詞の数が少なく、カメラもFIXまたは穏やかなPAN、ズームアップが多用されて>>続きを読む
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知人が宣伝に関わっていたということで遅れ馳せながら鑑賞。
重苦しく、贅沢に、一人の女性指揮者の堕落を描いていくストーリー。『オープニング・ナイト』を彷彿させるような雰囲気を纏っていた。他者の死を端緒に>>続きを読む
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藤井監督の画面構成は極めて理性的であるがそれ故に遊びが少ない。すべてのカットの意図が理知的に説明可能であるということは即ち作品の見方を固定することであり、解釈の幅が広がり得ない。『新聞記者』のラストな>>続きを読む
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新年早々とんでもない映画に当たってしまった…。黄桜にあんころ餅つまみながら観てたら喉に詰まらせかけるなど。散りばめられた暗喩と没入感が凄まじい作品なので、落ち着いた環境で腰を据えて観てみることを強くお>>続きを読む
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いやあ!面白いンゴねえ!
冒頭の会話劇からタイトルコールまでの掴みで既にテンションMAXに達する。
時系列を狂わせる脚本の構成は後世に多大な影響を与えたとされる。脚本賞を獲っていることから見ても練り>>続きを読む
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鑑賞修行僧5日目。そろそろ眼球の深部?が痛くなってきた。でも年末だからお篭もりで精進しないと...。映画は引き算であると常々思い知らされる数日だったが、ここまでシンプルな作品は初めて。
シナリオは「>>続きを読む
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正真正銘、めっちゃバカな映画。
ステイサムは何故仕事を選ばないのか?なんというか健気だよな(???
"アドレナリンを出し続けないと死ぬ"とかいう設定からして既に面白すぎる。ステイサム迫真の演技がシリ>>続きを読む
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ボクシングデーの未明に鑑賞。モエシャンを携えて。
深々夜に観たことも手伝ってか、観終わった直後は脳に霞が立ち込めるような気持ち悪い感じだったのだが、ここのレビューを色々読む中で段々と整理ができてきたよ>>続きを読む
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周りの人がみんな誉めてたので鑑賞。
ユーモアを交えた社会風刺映画として秀作で、現代アメリカ批判をいかんなく詰め込んでくる感じは痛烈。あと、CGを惜しみなく使って彗星衝突をちゃんと真っ向から描写するこ>>続きを読む
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信仰と命の天秤、さらにはその奥に見える信仰と尊厳の天秤という二者択一の決断を迫られざるを得ない脚本。
テーマ設定として当然非常に興味深いものであるし、棄教に至るまでの宣教師の並々ならぬ葛藤を丹念に描い>>続きを読む
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観返すべき動機があって再度鑑賞。
設定はいつもの新海ワールドを踏襲していながら、ストーリーや主題に斬新さを感じさせる本作。葛藤する主人公が失敗し苦しみながらもゆっくりと「大人」に向かって歩んでいく、>>続きを読む
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薦めてくれた知り合いと一緒に鑑賞。
6期・墓場ともに未鑑賞。
たとえば高級店のディナーでは一人数万円を支払うこともあるのに、映画はどんな作品に当たろうと一律同じ値段。これはビジネスの形態として適正な>>続きを読む
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ドライな弟がそろそろ呪術廻戦とかも観なくちゃな〜云々言い出したので入り口に劇場版をチョイス。
激重メンヘラ彼女との過去の誓いにいつまでも引きずられるナヨナヨ系ヘタレ彼氏の覚醒ということで、なるほど世>>続きを読む
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綺麗に作られ過ぎている映画には愛着を抱きにくい。完全に私の嗜好の問題なんですが…。
どうやったって笑って泣けるストーリー、一人で観ても誰かと観ても良い作品。
プレティーンを主人公に据えた戦争映画という>>続きを読む
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終映日に駆け込みで鑑賞。
震災映画、というよりは取り返せない喪失に折り目をつけてそれぞれに再起する人々を捉えた、所謂喪の作業のプロセスそのものに照射するような映画だった。様々な想像を廻らせて繊細に誠実>>続きを読む
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新聞記者の父と2人で鑑賞。
フィクションではあるが、扱う題材がリアルの事件と強く紐づいており鑑賞の仕方は難しい。反政権映画と単に受け取って党派的感想に着地するのは誤りだと思うので、各々の演出と全体のテ>>続きを読む
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情念の映画。妖艶でメランコリックな2人の機微に始終翻弄されっぱなしで考察とかはそんなにないかな、、頭働かせるどころじゃなかった…()こういう映画すき。
ほとばしる気持ちに栓をしようと本心と真逆の強い>>続きを読む
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私生活にすごく疲れる出来事があり、なにも書けず読めずで埒が明かないところに本作を鑑賞。悪くない気つけ薬にはなってくれたような、、!
恥ずかしながら三島作品は『金閣寺』を高校時代手に取ってみたきりで、そ>>続きを読む
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縁あってエキストラ撮影に参加した今作、ちゃんと作中世界yuzucchiniが熱線蒸発していて胸が熱くなった(本当に!)。
いやVFX凄まじすぎ。
ゴジラのFPS視点から銀座の地平に放たれる放射熱線、食>>続きを読む