友二朗さんの映画レビュー・感想・評価

友二朗

友二朗

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.4

「下手くそかよ」

「これしょっぱいわね」
「今朝のスープ少ししょっぱかったな」
「ちょっとだけしょっぱい」
「じゃあちょっとだけお水足す?」

「でもさヤだよね、二股の結末が一方の死だなんて。こんな
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

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人生で最も好きな本のうち一つ

他のレビューを読まなければ良かった
何も書きたくない
何も思われたくない

この頃、消えてしまいたいと思っている。
そして消えてほしくない人もいる。

もう一度、道の真
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

新爆弾じゃない、新時代だ
オススメするかと聞かれれば分からない。

(2022年製作の映画)

5.0

「知ってる、手は嘘をつく」

「そばにいる人をめちゃくちゃに
 愛したいと、時々思う」

「皆偉そうな顔してこの世を牛耳っておいて、どこか隙がありすぎる。貴方達側に見えてるこの世界はどんなふうですか?
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市子(2023年製作の映画)

4.2

「市子、ありがとね」

うち、花火好きや
ケーキが好き
花が好きや
お祭りの焼きそばが好き
夢ができてん
浴衣可愛い..

劇場(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

好きな人の一番好きな恋愛映画だった。
なんでこの映画が好きなのか納得できて嬉しかった。

自分にも刺さって、自分の好きな映画にも当然のようになって嬉しかった。

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バビロン(2021年製作の映画)

4.5

この熱気、熱情、絢爛ぶり。

スターはなるんじゃない、生まれつきよ。
私のように。

ネリーのような人がいる。夢しか見てなくて人たらしで輝かしくて。

私を見て頂きたくて。
喜んで君を見るとも。

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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「砂漠のトカゲが、2匹」

開幕地獄&岡田准一の、演技。

脚本見事。そして演出も。
リメイクといえど、邦画は死んでいない。

裏金だけなら、というのが素晴らしい。
岡田准一の顔芸が凄い。

駐車シー
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

色々言いたいことが山ほどあるが、もう限界なんだと分かってる。

アラドナどうなったの。めちゃくちゃ良い星だったのに。パクソジュンかっこいい。

彼、バイリンガルなの。

最後の、最初からそれせんかーい
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.6

ありがとう東宝。

この時代に、まだこんなに素晴らしい映画を観れるのかと思わず感涙した。

ありがとう映画。
ありがとうゴジラ。

邦画はまだ死んでない。

男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年製作の映画)

3.4

「今 何考えてるの」

ネクタイを締めて、就職試験を受けに行く寅次郎。しかも真剣に、愛を込めて。

しかし今回のこの関係は、恋なのだろうか。友の死がもたらした改心と発火。2人の掛け合いが少ないから、な
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男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981年製作の映画)

4.0

「ウチ 泣きたい」

久しぶりに本気の恋物語。
ロケ地のバリエーションが凄い。

あかん、とらやでの再会シーンおもろすぎる笑笑ほんまにツボる。倍賞さんマジで爆笑してるやん。

いやあ、かなり心にくる一
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男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980年製作の映画)

3.7

「お前に幸せになって」

寅さん、父になる。
とらやという場所の奇跡を再確認できる一本。自分がスミレなら幸せでたまらない。

とらや皆で食卓を囲んで、スミレのかもめ唄を聞く。寅さんが邪魔をする。皆で腹
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

5.0

「さて、俺も旅に出るか」

シリーズ史上最高のラスト。
訳も分からず涙に溢れた。

男らしすぎる寅さん。
素敵すぎる愛の形。

今までのシリーズももちろん映画で劇場版だったけど、今作はなんだか「劇場版
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

いわゆる邦画の嫌なとこがない、リアルで汚らしさを避けない、映画制作における素晴らしい姿勢を感じた。

原作を読んでいないので知らないが、東京側のキモ会社の下りが全部いらん。その果ての最後の下りも何も思
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

「妻を愛した夫」

最愛の後輩達と。
全員スーツで観に行った!

カメラワークがとにかく好き。
ゲーム観てる感覚になった。

侯爵のスーツが全部お洒落で眼福。
本当にカッコ良かった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

「次の偉大な発見があったら
 もっとクソ愚かだと知る筈」

なんか知らんけど満点や。
なんか知らんけど死ぬほど感動した。
なんか知らんけどありがとう。

まあワンちゃんの下りは許してないけど、これもま
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男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979年製作の映画)

3.7

「さくら お茶」

寅さん&マイケル
2人の旅人、2人のサヨナラ。

空の飛行機を眺めるさくら。
さくらの心情が気になる。どうやら自分も人の気持ちを察するのが苦手みたい。

尊王攘夷の寅さん。
結構
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フットルース(1984年製作の映画)

4.0

「君だって飛べる」

レン・マコーリック
酒/音楽/ダンスが禁止された町。
音楽をかけたら警察が飛んで来る町。

最後のダンスシーンにもう全部持ってかれた。あれはズルい、口元が緩んで仕方ない、そんな圧
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男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年製作の映画)

4.7

「ねえ、キスして?」

第23作目。
さくら&博 結婚10年目。
大失恋する布施明。

職工を馬鹿にしまくる寅さん。流石に悪いよ寅さん。でもすぐ反省して食卓で謝る寅さん。全く空気が読めないタコ社長。
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

まじで嫌な見せ方してくる。
心の底がザワザワ音を立ててる。
これしばらく残ってしまう。

久しぶりに震える「演技」を見た。
この映画が出来上がって、しかも全国に供給されている事実を、何回グルグル考えて
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

「君の物語はまだ続く」

何故今になって観たのか。
人生最高の物語だった。ありがとう全ての英雄達よ、感動をありがとう全ての友よ。

色々あるが、問答無用で三作通して完全無欠の作品であった。何もかもを愛
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.8

「貴方との愛は夢」

映画の力は偉大だと、そうまた強く思った。大傑作を魅せてくれてありがとう。全てが好きだった。

前作の最後からそのまま行くんや。
ほんまもんの2作目やん。ただ3人が地道に走り続ける
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

4.8

「死んだもんにすまん」

覇者交代の儀式。
未だ燃え盛る闘いの炎。
歴史は何度でも繰り返す。
そして再び、若き命は散り行く。

時代の終わりと時代の始まり。
哀愁轟く最期の物語。

武田による天政会結
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.5

「なんら実り無き終焉」

破門された広能。
前作のそのまま続編。
結局全ての実行は若者達。

タケダという男、渋い。
岡島の小学校同窓会シーン好き。
担任の先生の哀しい顔よ。

死んでいったキャストが
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.3

「極楽は極道に無い」

正に"代理戦争"
1人の弱腰から始まる抗争。
小さな喧嘩を無理矢理大きくする画策。
スクラップ工場の全然細やかじゃない組。
相変わらず松永弘がカッコいい。山守クソすぎる、シンプ
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.6

「ええ男になれよ」

終盤の画がひたすら良い。

松永弘が格好良すぎる。
この100分間だけで心底惚れた。

大友の凶暴さ、そして自由さ。
山中、村岡、広能、山守、大友。
全員のキャラが燦然と光ってる
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