友二朗さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.4

『魂の伴侶』

愛の伝え方。
恋の落ち続け方。

うわ〜観て良かった〜!
なんて気持ち良い余韻だろうか。

恋人と一緒に観たい。
ゲラゲラ笑って最後には静かに隣を気にしていたい。映画って素敵。

相手
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

「希望が必要だ」

復讐と復讐のすれ違い。
"ヒーロー"に目覚める瞬間。

待ちに待った。
全アメコミヒーローでバットマンが1番好きなのでどんなに不評でも愛を貫こうと決めていた。だがしかし、こんなおこ
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

5.0

「世界は生き延びる」

1985、ニクソンの任期延長時代。
ヒーローチーム結成、ではなく条約による文化の衰退、そして引退のその後を描く。

重厚的で複雑な展開。
自分の癖に刺さって仕方がない。

思っ
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顔のない眼(1959年製作の映画)

-

「新しい人生」

第17回部室上映会にて。

痛い!やだ!無理!
手術シーンまじ無理。

イヤ!

深いテーマ性に運ばれる事を期待していたがそういったものは特に感じられなかった。自分の感受性の問題かも
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.6

「映画が虚無なのだ」

第17回部室上映会にて。

【理不尽 絶望】詰め合わせセット。
ここまで来たら清々しい。胸糞すぎて逆によくぞここまで振り切ってくれたとありがたく思える。

「あの時こうしていれ
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.8

「I don't know who I am.」

誰も幸せにならない。
ついに終わってしまった。

X-メン、D'Bari、マグニートー、そしてダークフェニックス。衝突する四つの勢力。個人的には終盤
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.3

「これが人生というものだ」

さらばウルヴァリン。
贖罪の果てに飾る有終の美。

まず何よりもR15で戦闘が残酷になり、ダークな雰囲気に全身全霊で浸ることができる。"こんなローガンを見たかった"という
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.5

「You're X-Men.」

世界の終焉。
繋ぎ繋がれてゆく意志。

ここまでくると何処かゆったりした気持ちで物語を観ている。今まで何度地球を救ってきただろう。繰り返される最終決戦と変動する世論に
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.9

「希望は絶えない」

未来を掛けて過去へ。
そして始まる新たな世界。

なんて凄い、斬新すぎる物語の展開構造。ワクワクしてたら2時間経っていた。ほぼファイナルディシジョンの時代で止まっている自分からす
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

4.8

「愛してるから」

溢れんばかり、魂の音楽。

俄かに信じられないほど良かった。
堂々のオールタイムベスト入り。

自分が遥か昔に生きる芸術家だとして、タイムトラベルをして2022、この作品を観たら「
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.0

酔っ払って人と観た。
これはやばい。

もう好き放題やってもうてる。
お酒が入っていても観るのがだるい。

意外と画の収まりが綺麗でどこか可愛さすらある。がしかし画の内容が可愛くなさすぎてしんどいどこ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

「あの丘に何が見える?」

1920年代、アメリカ。
WWⅠ後、時代は消費社会へと移り変わり女性の社会進出も飛躍した。

その世界に生きる"男の追求"
ブロンコへのある種狂気を含む崇拝心からは何処かホ
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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

「最後まで生きて」

確かに生き抜いた人生。
映画館が鼻を啜る音で満ちていた。

後半60分はたぶんずっと泣いてた。
彼女の生きる姿を見て自分も精一杯の力で明日を迎えたくなる。誰かを思って、思われたく
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イカロス(2017年製作の映画)

4.0

「私の自由は奴隷だったのだ」

世紀の証明から一変、
国家を揺るがす命懸けの告発へ。
1968からという壮大すぎる重大さ。

これやばいのでは。
この作品を撮れたとしても世に出す勇気は自分にはないかも
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.8

「真っ白の世界」

鼻ピしてるバキバキロックな友達の人生ベスト作品らしく、「いいから黙って観ろ、そして泣け」と言われ続けて観た。かなり腰が重かった。

納得のクリオリティ。
そして驚くべき深い物語。
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.8

「ほんと、フツーだね」

2020から1995へ。
二度と戻れないあのクロノスタシス。

いつもは良い映画と出逢ったら"全人類に観て欲しい"とかほざくけど、この作品だけは観たのが世界で自分だけだったら
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.0

「どんなに苦労しても」

第16回部室上映会にて。

こんなに面白いとは。
ラストカットの感動が凄まじかった。

なんでこんなに観てられるんだろう。
久しぶりに笑顔って良いな思った。
生きる勇気と熱が
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.3

完成度高し。
短編の魅力が詰まってた。

普通に自業自得やねんな。
流石に駐車場での一件イカれ過ぎ。

日常シーンも良い親なんかどうかギリなんとも言えへん。良い育ち方はしなさそう。

無駄なシーンがな
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.0

「死ぬための存在」

第16回部室上映会にて。

ラスト夜のカット激重。
当然と非行の認識が揺らぐ一本。

前半は「いや、家畜産業ってそうゆうもんじゃね?」ってゆう悪者よりの考えで世間からしたらミジャ
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

2.4

「サヨナラ」

ウルヴァリン、東京へ。
観るか迷ったけど観ちゃった。

いやでも、めっちゃ色々考え直して撮ってたら凄い面白くなってたと思う。たぶん。

相変わらず日本では夜のネオン街に雨が降っている。
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.8

「THIS IS YOU」

全ての始まり。
友と呼び合った若き2人。

あらゆる方向に感動がありすぎて何をどう話せばいいか分からない。この深甚さをどこか涼しい顔で届け、過ぎ去ってゆく格好良さ。

1
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.9

「愛してる」

伝説誕生。

カッコいい画とは何かを叩きつけられた。ある意味教科書みたいな作品。

ほんまに血管はち切れそうになってる演技に脱帽。ヒューだけじゃなく制作チーム全体の士気の高さが伝わった
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X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.3

「進化のその先へ」

それぞれの最期。
新たなる世代。

人間に迫害されても尚人間に背中を向け、彼らを守るXメン。6人が横に並ぶシーンは素直に痺れた。

最初の演習シーン、ターミネーター始まったかと思
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.6

「今や復讐心は俺の性格だ」

第15回部室上映会にて。

『凄い』の一言。
ラストの演技は完全に常軌を逸していた。良い意味でもはや人間ではない。

もうお腹いっぱいの状態から更に何度も殴ってくる作品。
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X-MEN2(2003年製作の映画)

3.6

「選んだ道だ」

『進化』か『種』か。
あるべき世界の姿とは。

面白い。良い続編。
より仕方なく、深くなった。

マグニートーとの共闘には胸が躍った。

瞬間移動のエフェクト格好良い。
アクションが
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X-メン(2000年製作の映画)

3.5

「未来へようこそ」

ついにXメンシリーズへ。

なるほど独特の世界観。
細部まで新鮮なデザインに楽しめた。

原作全然分からんから登場人物の皆さん当たり前みたいな顔で世界に生きとって少し距離感じたけ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.6

「人生は送りバント」

第14回部室上映会にて。

あの頃に戻りたい。
珍しくこの感情に襲われた。

これより完璧な映画はいくらでもあるが、この75分で感じた気持ち。観た後の止まらない涙は他の映画では
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.7

「卒業おめでとう」

第14回部室上映会にて。

原作の方が好き。
でもこれはこれで良い。

伊藤英明が良かった。

原作と違って物語性というものはもはや皆無といってもいいくらいの、なんてゆうかPVみ
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着信アリ(2004年製作の映画)

2.0

「人の数だけ空がある」

第14回部室上映会にて。

汚いキモい怖い。

きもい!やだ!
ほんまきもちわるい!

嫌!

テレビ番組と渋谷の風景
交互にカット回すの良い。

あの病院のきったないの目に
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.7

「好きですごめんなさい」

素敵な世界。
この映画を閉じるのが寂しい。

これこそ観る前と観た後で違う自分になれる、そんな一本。

生きてて苦しいし、将来は不安だし、毎日絶対にお腹は空くし、何か問題を
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.0

「何も恐れず突き進む」

自分を見つめ直して。
人生と殴り合って。

ずっと観たくてようやく観た。

だがしかしあまりハマらず。

面白くて格好良い作品である事は理解できるが、自分は別にこの作品がなく
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

『たった2日の旅』

友と別れた12の夏。

なんとゆう奥深さ。
何故もっと早く観なかったのか。

どこから話したらいいか分からない。
あまりにも全てが良すぎた。

今までそれなりに映画を観てきたが「
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

「恐怖を通り越してた」

第13回部室上映会にて。

疲れた。怖い。
これ実話なんや..

機材の不調か分からないが何度も映像が途切れて皆で怖がりまくってた。部室出る時も全く鍵が回らなくてパニクった。
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

「WHO AM I 」

第13回部室上映会にて。

夢を見れる一本。
確かに憧れてしまう。

見事に騙された。
最後の最後は読めなかった。

ただのどんでん返しだけでなくスタイリッシュで余韻が残るラ
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.4

「人間は想像を超える」

第13回部室上映会にて。

思い描く栄光の姿。
人間の欲望と過去の憎しみ。

彼らのように何もかもを犠牲にしてまで夢を続ける覚悟が自分にはない。

"夢"を実現することと幸せ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.8

「汝 盗むなかれ」

ワクワク最高!
探検宝探し少年心爆裂やったー!
わーーい!

手放しで面白い。
全世界の探検好きな少年少女の夢を叶えてくれた、そんな一本。

冒頭の空中アクションから最後の"ヘリ
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