友二朗さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

「WHO AM I 」

第13回部室上映会にて。

夢を見れる一本。
確かに憧れてしまう。

見事に騙された。
最後の最後は読めなかった。

ただのどんでん返しだけでなくスタイリッシュで余韻が残るラ
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.4

「人間は想像を超える」

第13回部室上映会にて。

思い描く栄光の姿。
人間の欲望と過去の憎しみ。

彼らのように何もかもを犠牲にしてまで夢を続ける覚悟が自分にはない。

"夢"を実現することと幸せ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.8

「汝 盗むなかれ」

ワクワク最高!
探検宝探し少年心爆裂やったー!
わーーい!

手放しで面白い。
全世界の探検好きな少年少女の夢を叶えてくれた、そんな一本。

冒頭の空中アクションから最後の"ヘリ
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.6

「家族を愛してる」

第12回部室上映会にて。

さらばマイケル。
さらば赫々たる思い出。
そしてさらば、ゴッドファーザー。

個人的に三部作の中で間違いなく最高傑作。前二作に対するアンサー含め、全て
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.5

「でも愛してる」

嗚呼この気持ち。
一体どうしてくれるのか。

心におっきな穴ができた。
広い空間にひとりぼっちの気持ち。

ため息が出る。
うう、どうしよう。

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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.9

「全て終わりよ」

第11回部室上映会にて。

前作より好き。というか前作の魅力が分かり、前作がより好きになる。続編として凄く出来ていたと思う。

あの眩しい迫力が失われた世界。
どこか寂しさと無機質
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

「ドン・コルレオーネ」

第11回部室上映会にて。

ついに観る機会と出逢った。
名作中の名作すぎて観るべきタイミングがよく分からず過ごしてきた。

マーロン・ブランドの力ある威厳が異常。そのオーラが
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.9

「愛を伝えてきた」

開始2分で号泣。
終わってからも永遠に滝。

自分も空と海という双子の猫を飼っているので今まで動物系の映画は観ないようにしてきた。別れを思うといつでも涙が出そうになる。毎晩一緒に
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.1

「さよならさ」

抜群に面白い!
真っ直ぐ王道の脱獄物語。
寝起きの頭空っぽで観ても面白かった。

全部にワクワクする。
こうゆうのが観たかった。

イーストウッドイケメンすぎる。
このキャラクターデ
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.7

「幻に向かって」

第10回部室上映会にて。

これまた強烈。
色んな意味で振り切った。

悔しくて悔しくて涙が止まらなかった。

設定からして面白い。
前半の真剣なコメディは良かった。

家庭という
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

"御名に栄光あれ"

第10回部室上映会にて。

言う事なし。
手放しで面白い。

アクション、ロマンス、勝利、絆
全てがここに詰まっている。
これぞミリタリーフィクション。
漢の中の漢の中の漢。
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運び屋(2018年製作の映画)

4.1

「何もかも全て」

第10回部室上映会にて。

この愛おしさは何だろう。
この肩身の広さは何だろう。

自分の感情と映像の静かな哀しさに矛盾が生まれてくる。不思議な映画。

アールの言葉は正に自分に向
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息もできない(2008年製作の映画)

4.4

「一緒に行こう」

第9回部室上映会にて。

芯に届く重さ。
これぞあの頃の韓国映画。

最後の展開は読めてしまう、だがしかしその"読める哀しさ"こそが何よりキツかった。見届ける事しか自分に出来る事は
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.4

1つ自慢してもいいですか。

大阪から名古屋駅まで
210km歩きました。

今月12〜15日の4日間かかりました。

昨日ゴールして今までずっと寝ていた訳ですが、今となっては何処か夢のようで、本当に
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

「July 26」

だあ泣
ああ...あ泣泣
嗚呼...死ぬ。脱水症状で死ぬ。
お茶買うの忘れた。
あ、ちょ、もうやめて..泣

と散々泣き散らして死んできました。
いやとにかく泣いた。

泣いたな
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

「世界は光る星に変わった」

ノーコメント。
たぶんまた映画館に行くと思う。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

-

んん。

ん。

ごめん普通に分からん。
終始ひとりぼっちにされた。

初見で分かった事は「La Mer」が名曲だという事。速攻ダウンロードした。

解説読んだ後、もう一度飛ばしながらサラッと観返して
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

『振り返って』

移り行く視線。
「自由」と5日間。

神様が急に地球に降り立って「この星の芸術、どれか1作品だけにしてくれない?」と無茶振りを言ってきたとして、この作品が選ばれたとしても自分は納得す
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.7

「いつか幸せに」

本当に本当に本当に
この作品を観て欲しい。
その眼で直視して欲しい。

えぐい重さ。そして怖さ。
もう心のHPズッタズタ。

うわこれから、こうなって、こうだよね?
と分かってしま
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mellow(2020年製作の映画)

4.5

「ありがとう
 でも、ごめんなさい」

なぁにこの可愛い作品。
やだ〜もう。監督こらっ。
大好きです。

しんどい。
疲れた。お茶飲も。

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お茶飲んできました
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

「最も自由な総理」

ハートフル満載。
めちゃくちゃ良かった。

家族で晩御飯食べながら観たい。

とんでもない豪華キャスト。
彼らが本気でふざける2時間。
そのコメディ要素も丁度良い。
きっと撮影現
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.4

「愛してる」

どこまでも澄んだ一本。
余韻から抜け出せない。

何よりも煌びやかで、何よりも暗く大きい背後を感じさせながら、実は何よりも優しい、それだけの物語。

"愛とは"という言葉をこの作品にこ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

「芸人だよバカヤロー」

熱い涙がニ滴。
観終わった後、鼻を啜って無言で空を仰ぎたくなるような、この感覚に久しぶりになった。
良い映画。

画で魅せ、画で説明されている。
無言のシーンが多かったが言葉
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.8

「君は漁師じゃない」

もはや映画ではない。
ただ凄惨な映像が画面に流れる。

とんでもない緊張感。
観ているだけの自分がピクリとも動けなかった。密室どころではない、完全に逃げ場のない海の上、アラバマ
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大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

4.3

「今日もお山が綺麗や」

なんという面白さ。

お婆ちゃん無双。
どこまでも爽やかで痛快な一本。

どこか洋画っぽいロックンロールの中、芯に馴染んでくる邦画の青さ。そして温かさ。

バカっぽさを演出上
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.5

「永遠に生きる曲を」

愛と自由を。
今だけを見つめて。

ずっと後回しにしていた作品。
終始エネルギッシュで疲労感がある。

劇中歌はどれも良かった。
良くも悪くも誰もが全一瞬に全てを賭けている。バ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

「自分のものは自分で守れ」

見事に騙された。
全く予測できなかった。

完全に手のひらの上で画面を見ていた。

文学への敬意云々や、やたら誇張される暴力・暴言について正直全くしっくり来ず、散々なレビ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

2.9

「まぁ、良いんじゃないすか」

エンドロールが最高。

ヨーロッパ企画作品。
面白い。なんか制作的な観点から親近感を持てる。ワンカットについては良いとも悪いとも。少し酔う。

事務所のシーンとラストは
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それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき(1999年製作の映画)

3.8

「本当の勇気って、何?」

痺れる一本。
今だからこそ感動する。

本当の勇気とは。
"好き"の意味とは。
アンパンマンの幸せとは。

シリーズ最高傑作の一本と評される今作。
子供の頃アンパンマンを見
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.9

「欲しいのは正義だけだ」

突き抜ける余韻。
終盤は画面にのめり込みすぎて観た後の自分は正に"我に帰る"という表現が当てはまった。

報復措置とドレーアー法。
あまりの展開構築に言葉を失う。
状況、情
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.5

「甘い」

韓国の勢いにただ尊敬する。
冒頭からお金のかけ方が凄い。

イ・ビョンホン×ハ・ジョンウ
の時点で大作だと確信していた。
彼らはそのご尊顔だけでない、俳優としての凄みがある。もはや韓国だけ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

人生最低の一本になった。

言葉が見つからない。
これほんとに言ってます?

誰に向けた?
大人向けにしては本気で面白くない。
子供向けにしても本気で面白くない。

この豪華キャストと、この予算をもっ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.2

「Dedicated to Harold.」

目から大量のスライムが。
こんなに泣かされるとは🥲

いや最高だった。
ワクワクが止まらない。

フィービー、お兄ちゃん、お母さんと、各年代に映る景色の
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.4

「もはや家族だ」

舞台は2016へ。

「私としては観賞用として
 彼を雇いたいけど...」
クリヘムのキャラデザインの自由度が素晴らしい。本気のバカ。面白い。このクリヘムについてだけで原稿用紙30
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

4.0

「I LOVE NY」

素晴らしい。

あまり世間には受けていないみたいだが、それにここまで心を沸かせられる自分を幸せに思う。ありがとうゴーストバスターズ。

あれから5年。
何より映像技術の進化速
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

「聖書級の破壊」

明日の新作に備えて。
何故か観たことあった。

門の神と鍵の神出逢うシーン
なかなか珍しい構成で感心した。
NYの景色も壮大で良い。

最終決戦の民衆と3人組の構図も一つのヒーロー
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