友二朗さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.4

「人生は贈り物だ」

そんなレビューを書かれたら切実に観たくなってしまう、ということで金森観ました。

映画部の皆は読むなら本編を観てから読んで下さい。他の皆さんはどうぞ。

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.9

「俺達で終わりに」

驚愕どころじゃない。
何故自分はこの出来事を今まで一度も聞いた事がなかったのか。

確かにとんでもない事実だが、よくこれを実際に記事に起こせて、更にまた映画化できたと思う。脚本を
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

「海で眺める星」

大傑作誕生。

中盤から終わった後までずっと泣いていた。ただひたすらに愛おしい。この映画が人なら今すぐ力いっぱいのハグをしたい。

マスクが涙で濡れ過ぎて、帰り自転車漕ぎながら冬の
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.4

「普通はね」

久しぶりに映画で爆笑した。
なんとも気持ちの良い作品。

バグる清原果耶が可愛すぎる。

成田凌が最高。
立ち姿からしてもうおもろい。
笑い方にツボり過ぎて逆に映画館で観なくて良かった
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

「キングスマンよ永遠に」

映画館はしご🎬
上映が終わる寸前だったので
滑り込みで観れて良かった。

キングスマンシリーズは毎度の如く忖度なしで誰でも殺すから飽きなくて面白い。

ポリーとショーラはキ
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さがす(2022年製作の映画)

3.9

「サヨナラや」

極めて濃厚。
意図したサイコパスは分かりやすいが
普通のシーンも普通にサイコパス。

絶対有り得ない言動に違和感を感じない。
不思議と画面にのめり込んでしまう。

佐藤二朗の仕事ぶり
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空白(2021年製作の映画)

4.1

「透明だったって」

重い余韻が付き纏っている。
情報量、というより感情を動かされる理由が多種で、一つ一つが深かった。

序盤はただ唖然とするしかなかった。

メディアの腐敗。
印象操作の胸糞悪さ全開
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

「俺より興味深い蝶はいない」

なかなか攻めた一本。
当然のような顔をして画面越しの自分達に現実問題という名の銃をつきつけてくる。

何が正義か、どこまでが悪か、それを投げかけ、その答えをちゃちゃっと
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

「新時代の騎士」

ずっと観たかった。
思ってたよりグロい。

綺麗事がなく、展開も特に中盤は読みにくく面白かった。

渋さを追求した激イケ映画かと勝手に思っていたら映画演出そのもので派手にゴリ押す系
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

「銀河の外へ加速する」

待ちに待った。
今日はこのためだけに生きた。
でも我慢できんで期末テスト飛んで
映画館に走ってしまった。

もう唯々最高だった。
贅沢すぎる映画。

じっくり眺めたいからちょ
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ソワレ(2020年製作の映画)

4.3

「雪に耐えて梅花麗し」

素敵満載。
展開がお洒落すぎる。

この雰囲気を、この言葉を感じる事ができて日本に産まれて良かったと思える作品。日本はこのベクトルを進んで欲しい。

「違う人生の体験」
その
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.6

「君が来てから」

これはやられた。
余韻がずっと続いてる。

くぅ。

こんな作品が生まれるなんて、この星は面白い。この人しか作ることができないと確信できる。本当に良い映画体験だった。

ラストも個
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.2

「僕と君は敵らしい」

素晴らしいラスト。

ただ目を凝らして観て欲しい。
自分で観て自分で考えて欲しい。

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

4.3

「貴方が好きなんだよ?」

第7回部室上映会にて。

ずっっと観たかった一本。
史上1番"可愛い"映画だった。

美男美女集合。

バリバリ犯罪やん笑、って画面に突っ込んだら当たり前みたいにキャラが説
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

3.6

「WAN AN」

なんてセンスだろう。
この監督の作品はこれから全て追う。

"同性愛は造反行為"
やばすぎ価値観。

ミミ・シャオ/バンバン可愛すぎる。
とんでもない才能現る。
この子何者?

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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

「cheers」

ルネ・フレンチ可愛すぎる。
一瞬で惚れた。

豪華絢爛キャスト。
ゆっくりくつろいでタバコでも吸って。

なんでこんな制限された画角だけで90分かがあっという間に感じるのか。素晴ら
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.9

"ジョンのために"

いやぁ泣いた。

素晴らしすぎるアクションはもちろん、脚本自体が良い。今回ばかりは本当に全滅するかと思わされた。終始ハラハラ。

脚本自体が良いっていってもそれを映像に実現してし
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.8

「The Future Is Not Set.」

まさかの満点。
自分でも不思議なくらい面白かった。

なんだろう。T2.3.4をフル無視した作品ではあるが、自分には気に食わない点が正直なかった。新
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

「Just look up.」

第5回部室上映会にて。

すんごい...
こんな気持ちに初めてなった。

妙な清々しさと感謝、そして絶望。
自分も物語上の地球に住む一人の人間として観ていた。というか
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.6

「You are resistance.」

面白い!

シリーズ3.4とFilmarksの評価が悪すぎて全く期待していなかったが、個人的には最高に楽しかった。レビューの数字を気にしてしまうのは自分の
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.6

「You are tarminated.」

服奪う大喜利第3弾。
またもドンパチ、と思いきやただのドンパチではなかった。

綺麗事がないのが本当に好き。
一見良いことにも余裕で裏があって、生きるため
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.7

「君らは何故泣く」
「人間のこと?」

シュワシュワvsドロドロ

ただひたすら格好良い。
キャラももちろんだが、全ての演出のセンスがこれでもかと光っている。

なんで今までこれを観てなかったんだ。
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.3

「I'll be back.」

こっっわ。
シュワっち怖すぎ。

実は人生で初めて観た。
想像より無骨で渋い演出。
当時を考えたらものすごく新しい映画だっただろう。羨ましい。

人間の骨格をそのまま
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.6

「愛だったんだもの」

第4回部室上映会にて。

完璧な一本。
全てが内包されている。

どのシーンも尺から緻密な作画から台詞、演技まで最大の満足度だった。

スタッフクレジットから天才。
伏線の一つ
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.6

「世界一のガンマンは
 2人いらねえ」

第4回部室上映会にて。

ただただ格好良い。
それに尽きる。

次元鬼みたいに渋い。

夜空の色彩がとめどなく良い。アニメの自由度と魅力を再確認できた。そうい
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ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(2010年製作の映画)

3.0

「さようなら」

第3回部室上映会にて。

さらばペベンシー兄弟。
さらばナルニア国。
そして、さらばアスラン。

一作から連続で観るとやはり寂しくなる。

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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛(2008年製作の映画)

3.3

「アスランのために」

第3回部室上映会にて。

自分の思うままに。
全員悪、全員正義。

カスピアンはちょっとブレすぎかな。
エドマンドの個性が抹消された。
スーザンの一騎当千。

良くも悪くも要素
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.4

「世界とは大きいものよ」

第3回部室上映会にて。
観たことがないと思っていた。

しかしアスランを見た瞬間記憶が蘇った。兄と共に金曜ロードショーのために目を擦っていたあの頃。後半の記憶がなかったから
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レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート(2011年製作の映画)

5.0

「明日も知れぬ運命よ
 終わることなき罪よ」

やっとU-NEXTに来た!
DVD買うか迷っていた。

やはり美の極地。
終始泣きながら溜息をついていた。

我が人生最大の愛。
その名をLes Mis
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

4.7

「生きる感じ」

やばい。うわこれ
しばらく余韻から出れんやつ。

凄すぎる...。
なんて作品でしょうか。

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何を観たんだ。
全てが新しく感じる。

"やっ
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

「その日 来たりなば」

第2回部室上映会にて。

これは名作。
ここまで社会的に、失礼だが"傾いている"ともとれる物語を綺麗に起こすだけでなく、カメラワークや照明等、映像に対する気概も隅々から感じる
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

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「映画と共に生きている」

これは観るしかない。
映画ではアズカバン、原作では秘密の部屋が一番好きです。ファンタビ3も超楽しみ。

これを見れば見るだけスチュアート・クレイグがひたすらに天才。

冒頭
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

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レビューが非常に難しい。
とにかく凄まじい映画。

色んな意味で思い出に残る一本。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.6

「失礼だな、純愛だよ」

映画部員と。
今年はいっぱい映画館にいこう。

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これ観るために呪術廻戦を全て読みましたが面白い。芥見先生の作品をもともと応援していた
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

ありがとう。
本当にありがとう。

それしか出てこない。

色々批判が出るのは理解できるけど、これはそうゆう次元ではないだろう。

どれだけの大人がもう一度少年に戻れたか。
いや、まだ自分は少年である
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.4

評価が非常に難しい。
好き嫌いが分かれる作品。

ある意味ホラーのような、狂気すら感じる展開に新しい経験をした気分になれた。

とにかく曲が素晴らしい。
何度も何度も鳥肌を立たされた。

中盤までの盛
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