友二朗さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

リング(1998年製作の映画)

2.8

映画部の徹夜上映会にて。

ずっと観たかった作品。
母親が何故かやたらに好きで
子供の時小説読まされた。

襖を開けて飛び込む子供の姿。
あの衝撃がもの凄い。
「たったワンシーン」
その重みを感じた。
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.5

映画部の徹夜上映会にて。

嫌な怖さだった。
じらしが長い。

韓国らしい勢いと映像のシャープさというか、綺麗さが良かった。

第9地区(2009年製作の映画)

3.7

満足感が凄い。

設定が何より面白いし、ほえ〜そのパターン、と思ったらアクションへのこだわりも深かった。

撮影めっちゃ大変そうやけど楽しそう。

宇宙人を迫害する人間。
その上で更に争う人間と人間。
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母なる証明(2009年製作の映画)

5.0

「泣くなよ」

ひたすらに哀しい。

自分の語彙力では
この映画の余韻を伝えきれない

なんという、大胆で緻密で美しい映画だろうか。自分まで冒険できたような気になった。

久しぶりに部員と徹夜鑑賞会を
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.6

「選ばれたのには理由がある」

完全に書くのを忘れていた。

もうすぐ卒業してしまう大好きな先輩と人生初のIMAXレーザーへ。最初のIMAXのPVでもう凄すぎて涙が出た。視界が全部スクリーン。凄すぎる
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.7

「白目の幅が違う」

この夏だけの青春。
未来へ繋ぐ思い。

映像がとっても綺麗。

僕自身映画部で制作をする時もあるので共感もあり尊敬もあり見応えがあった。

一つ一つのリアクションとキャラクターメ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.6

「警察じゃけえ
 何してもええんじゃ」

重苦しい126分。

なんの躊躇も達意もなく、それでいて非常に分かりやすい。飽きるような一瞬がどこにもなかった。

どのシーンにもどの役にも微塵の手抜きもない
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

『人は変われる』

最近まじで映画離れしてた。

大学生の若僧ですが趣味の延長として実はアパレルブランドを立ち上げました。

今はなんのしがらみもなく1人で伸び伸びとやれてますがトントン拍子に上手くい
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.6

「Who are you?」

やばいね警察。

途中からこれやり過ぎじゃね?って思ったらまさかの実話。とんでもない事件。そこらのフィクションより観てて疲れた。

アンジー演技激うま。
映像も超綺麗。
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.5

「私のスリッパは?」

だってこれ
好きにならん人おる?笑
やばいでしょこの人。

オードリーが主演の映画のレビュー欄はまじで揃って彼女の事で溢れるけど仕方ない。だってやばいもんこの人。

語彙力を差
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.7

「愛は永遠に続くと思う?」
「歌は続くわ」

天才の所業。
とんでもない作品。

「Origin of Love」で一気に掴まれ、
「Wicked Little Town」のヘドウィグverで息が止ま
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

3.6

「覚悟を決めて」

結構好き。
なんだかんだ4回くらい観た。

小さい時に観てた映画って何故かどんな出来でも
「好み」になるよね。

この伊勢谷友介活き活きしてて好き。
少年みたい。

吉高由里子はな
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.7

「世界一孤独な場所」

 炎、再び燃ゆる。

「ROCKY」から
「CREED」へ

ぶっちぎりで史上最高の戦い。
色んな感情が駆け巡る2時間だった。
全員カッコ良すぎ。

何よりドラゴに気持ちを揺ら
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.5

「俺は"過ち"じゃない」

王達の意志。
新たなる伝説。

あっち〜😓

知れば知るほどロッキーは誰よりも優しくて可愛い。ほんとに良いキャラ。

アドニスいい奴〜。
トミー・ガンと違って好きになれる。
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

5.0

「人生ほど重いパンチはない」

さらばロッキー
最後の伝説へ。

久しぶりに映画で泣いた。
訳も分からず込み上がってくるこの感動。

観るだけで勇気が湧いてくる。
自分も立ち上がってみたくなる。
これ
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

4.2

「お前は俺の生きがいだ」

めっちゃ好き。
評判見て期待してなかったけど最高やった。今までが強烈に眩しかったからこそ、この薄暗い感じが良い。

トミーのタイトルマッチでのロッキーコールに心が熱くなった
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.5

「殺されるまで負けない」

金はかけた、って感じ。
最後のまとめに結構無理がある。

色々もっと温かくできたと思う。
監視役とのやりとりとか、ドラゴと奥さんのやりとりとか、観衆じゃなくて個人関係を表す
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ロッキー3(1982年製作の映画)

3.9

「強くなったな」
「ボクサーの妻よ」
「愛してる」

人生という名の一戦。
かつての挑戦者は王者に。

正に総力戦。
MVP:エイドリアン

エイドリアンが超絶綺麗になった。
スタローンの肉体の美しさ
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ロッキー2(1979年製作の映画)

4.1

「この指輪がある限り」

熱すぎる再戦。

栄光と挫折。
アポロの王者たるプライド。

前回はロッキーvsアポロだったが今回は
正にteamROCKY vs teamAPOLLO

そしてプライドvs
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.2

「なぜ戦うの?」

体中が熱くなるのが分かる。
何かに打ち込みたくなる。

とにかく古き良き脳筋映画かと思ってたら細かいシーンが抜け目なくお洒落で綺麗な印象の方が残った。センスが良い。

曲がたまらな
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おとなの事情(2016年製作の映画)

4.5

「自分自身が人生の意味だ」

発明が過ぎる。
どんな細部までもとことん面白い。

ジョークの質に溜息が出る。
絶妙な脚本と最高の演技によくぞ出逢ってくれましたと言いたい。

心をわっちゃわちゃにされる
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.6

「風にさらわれた」

とんでもない作り込み。
この作品は永遠に唯一無二。

こんなに格好良い映画は観たことがない。言動や表面の渋さだけでない、泥臭い人間の格好良さの内包が素晴らしい。

非現実の検証を
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

「異教徒に奪われた」

衝撃の二時間。
意味を考えてしまう犠牲。

人が普通に生きていれば起こりようのない、改めて無意味に感じてしまう戦争。どうしようもない環境と歴史によって生まれたが、"どうしようも
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.7

「続かないのが人生よ」

最高の一言。
恋愛映画のベストに入る。

初めての夜を迎えた次の朝。
唐突なハリソン・フォード。
キッチンが2つあるIKEA。
ペニスと叫び合った公園。
理想と現実。
偶然。
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EXIT(2019年製作の映画)

3.5

「おんぶしたかったんだ」

全開エネルギッシュ。
ダメ男が美女と2人で絶体絶命からの脱出て、それだけでもう面白い。

最近の感覚だと王道すぎるその展開をしっかり面白く作り上げている。

序盤はひたすら
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

5.0

「君は僕達とは違う」

素晴らしい。
今年観た映画で断トツ一位。

全シーン全カット飽きる要素がない。
映画として完璧ではなかろうか。
バスのシーンなんか本当に好き。

いやぁため息が出る。

センス
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アス(2019年製作の映画)

4.2

「ずっと憎んできた」

なんだこのジャンルは。
面白すぎる。

本当に嫌な事をしてくる。
良い意味で最悪の監督。

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明日から三重で撮影のリハなのですが移動の待
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

「今こそ人生讃歌を」

待ちに待った。
終始震わされた。
タイトルの演出が完璧。

大阪に緊急事態宣言が出てまた映画館が閉まりそうなので今日しか行ける日がなく、期末テストをすっ飛ばして映画館へ。

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あん(2015年製作の映画)

3.9

もっとこの人を観ていたかった。
もっとずっと生きていて欲しかった。

さようならを
言われてしまった気がする。

こんなに綺麗に言われてしまったら悲しめないじゃないですか。

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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

「大きな青い沈黙」

ある男の本当の88分。
それを観ただけ。

何の説明も誘導もなく唯人間を観た。

"主人公"という特性と弱点を最大限に利用したウィットに富む、無骨ながらも美しい一本。

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十字路(1928年製作の映画)

3.9

「本当に人を殺したの」

映画史の期末レポートに選んだ作品。五作品くらい見てシンプルに1番面白かった。

もう海外のものと変わりがない。
今までは映画というより伝統芸能の映像を見ている気分だったが、今
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

「たたきでも作ろうか」

歌唱シーンが唯々素晴らしい。
終始鳥肌を立たされた。

お父さんとのシーンも良い。

全く違う世界に触れられて楽しかった。
映画らしい綺麗な一本。

これからも細田作品は劇場
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.4

"本当のこと"

かっくいい、、
おしゃ髪型。

10日くらい異体験してきた気分。
全く予測のつかん内容で面白かったし気付いたら変化しとる立ち位置のぼかしが本当に気持ち良い。

なんか普通に怖かった。
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.6

「私達はどんな大人に?」

可愛い世界観。
「お気に入り」という言葉が似合う作品。

言動一つ一つのあの独特なしつこさと謎さが懐かしい。今思うと自分も本当に意味の分からない事を考えていた。これを大人に
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