コメディとしてはローテンション、ローテンポ。
よく言えば大人の笑い。
わるく言えば退屈。
キレキレの演技ができる場面は相当あったが、敢えて大人の対応。
このレビューはネタバレを含みます
最悪の状況下でも、小さな幸せを見つけること、他人の応援ができること、そのたった数秒の中に人間らしさと人の優しさを感じられた。クライマックスの橋のシーンは名場面。
真実を隠蔽してまで守らなければならないものとは。
本作が画期的なのは、2016年公開時点でも進行中の事件ということ。NFLに対してこの映画を通じて問題点を叩きつける形となった。
スポーツはビジネスにな>>続きを読む
枯れて来たクラプトン。
そこにしか出せない味もある。
無駄に長い。
アクションもワンパターン。
ワイヤーアクションとガラスを割ることしか残らない。
とにかく見てられない。各キャラクターが全然マッチしていない。
峰不二子なんてもっとグラマラスでないと!石川五右衛門なんて出る意味もない流れ。
英語で話し、アフレコしている意味不明なところもあり。
キャメロン・ディアスのファッションを見ているだけで満足。物語はたいした事ない。
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主人公の葛藤が上っ面で処理された上、「容疑者はマジの殺人鬼でした」という訳のわからんどんでん返しがあり、さらには無罪放免になった容疑者が検事の家族を襲いにやってくるという、一体何を考えて作られたのか理>>続きを読む
お互いのボクシング映画のパロディをしている。
内輪受けという感じにしか見えない。
相棒モノはコメディ要素が高いが、この作品は硬派。リアルだ。
アクションもハリウッドほどではないが、それもリアル。
最初は得体の知れない家族紹介。
その全貌が明らかにされていく後半…面白い。
だが、引っ張り過ぎで、少々疲れる。
裏切るくらいなら、裏切られるほうがマシだよなぁ。
デ・ニーロの使い方が効果的で印象に残る。
ヒッチコックほどの監督でも映画会社からのオファーに逆らう場合は、自分で資金調達する。
芸術なのか商売なのか。
自分の想いを突き詰めていくが、商業的な成功が無ければ食べていけない。
答えが中々出ない話。
普通が普通じゃなくなり、普通じゃ無いことが普通になる世界。
トニー大木の父親が野上正義ということに驚く。
主人公はアメリカで最も尊敬されるジャーナリストになったのテロップが出るが、
その経緯はあまり描かれていない。
起承転結でいう、起で終わってしまっている。
香里奈と麻生久美子が中心となって展開されるが、2人の演技が痛いな。
麻生久美子は時より魅力的だが、吉田羊にはかなわない。
アメリカのコメディ映画は日本人がどれだけ理解できるかにかかっている。
選挙制度も違うし、アメリカの地方性も加味され何が面白いかを見失う作品。
子役が可愛いし、演技も上手い。リュック・ベンソンの得意技である少女と殺しというイディオムが冴える。ざらついた映像もマッチしている。
最後だから何でもありなのね。しかし、バス突入はやり過ぎ?
小林すすむさんとともに…という言葉が添えられた事。ファミリー的なスタッフだったんだろうね。
男性経験数の占いを信じ、その通りにしようとするところにリアルさは無いが、これくらいぶっ飛ばなければ、面白くならないだろう。
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宗教色が強く、信仰をキーとしている。
無宗教というか多宗教国家の日本人には中々分かりづらい内容かもしれない。
映画的には管理官と囚人が最後には精神的な面で入れ替わってしまったというオチ。
コメディ。
だからかクライムアクションにならない。
B・ウィリスも仕事を選ばないと刑事役しか出来なくなるよ。
初めてこの作品を観る人には不親切な内容。
ドラマも今までの映画も大ヒットしているから、続きものとして観ればいい、という考え方なんだろう。
結局誰が悪人なんだろうか。
もちろん人殺しは悪人だが、もっと酷い悪人が画面の中にいっぱいいた気がする。
ストーリーは面白いし、最後のオチも良い。何故か高得点にならない。
あまりにもバカバカしくて声を出して笑う。
バチェラーパーティーやプロムなんてアメリカの文化だから、それも含めて距離を置きながら見れるので、あまり頭を使わなくて済む。
事実の映画化だから、そんなにドラマチックに事は進まない。それが、良い。
ジョン・デリンジャーの生き様が描かれているところが、この作品の肝であり、銀行強盗は事象に過ぎない。