何度も脱獄を繰り返す囚人に対し、敵対していた他の囚人が応援し、変な友情が芽生えるところが良い。
この作品を観たジミー・ペイジは、
「プロにならなくてもいい。仲間と楽器演奏をして、楽しむ子どもたちが増えればいい」とコメント。
また、この作品はレッド・ツェッペリンの楽曲が公式に使われた最初の作品。
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ただのスパルタ音楽先生かと思いきや、教育というより洗脳に近い。
演奏をすることが生きる使命とまで思わせることが、衝撃の事故シーンからの描き方になる。
手に汗握る展開。
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20代のうちにたくさん笑ってろ。40代になればもう笑えなくなるから。
フェンスの中とか外とか分けるのではなく、目的を持たずにぼんやりと生きている人へのお説教であり、応援歌のような内容だ。
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「コレクター」の現代版に子供がプラスされ、それがアクセントになっている。
狂人によって狂わされた母と子。
実際に日本でもあること。フィクションの世界ではないことに驚く。
戦争云々よりもこの作品からは「仕事」の大切さを学んだ。
敵の橋でも残る仕事ができたという誇り。
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拳一つで富と名声を手に入れた男が、ストイックに生きる事ができるのか。踊らされて溺れていくか。ロッキーとは違ったボクサーの顔が覗ける。
黒人の偉人伝には必ず人種差別の問題がある。
そういったハンディの中からスターダムに登り詰める人は並大抵の努力ではなしえないだろう。
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「キング・オブ・コメディ」を元にしているのか?
リアルに見せてファンタジーを入れるバランスがちょうど良い。
階段で踊るシーン、車から救出されるシーン、ラストシーンなどはとても映画的で胸踊る。
グレゴリー・ペックと組んだからオードリーの魅力が十分に引き出されたのだと思う。もっと演技の上手い男優なら潰されてしまっただろう。
とにかく、オードリーの代表作にして名作。
出来過ぎのサクセスストーリーだけど、損得勘定なしに真実と向き合った人しか見えない事実。
訴訟大国のビジネス感覚。後味爽快。ジュリア・ロバーツがハマり役。
テレビで観ていたがリバイバル上映があることを知り、観覧。
やっぱり映画館で観なければあの迫力は伝わらない。
ヴィヴィアン・リー綺麗だなぁ。
ミュージカル映画のアイコン。
ミュージカルはオペレッタにあることや、近代音楽史に与えたジャズの影響の強大さを認識する。
黒人の優秀な刑事と平和ボケした白人の警察署。
この設定だけで当時のアメリカの暗部を表している。
大袈裟な演出はなく、表情や演技で重厚なプロットを作り上げている。
マーロン・ブランドはいつも困った顔をしている。
困った顔で家族を助け、困った顔で裏切り者を殺し、困った顔で…。
対比として若旦那のアル>>続きを読む
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何のために走るのか。
宗教が素晴らしいのではなく、信仰する人が素晴らしい。
神のために走る若者。かたや、人種差別の壁を取り外すために走る若者。
スローで見せるオリンピックシーンに感動。
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そこには人種や民族を超えた一種の愛が感じられる。
唯一残念だったのは、ジョンがパートナーに選んだ女が白人だったこと。
ストーリー的にはインディアンのスー族の女性が良かったのでは。
長い作品だが、飽きず>>続きを読む
ベトナム戦争の極限を描き、話題になったが精神的な内容を描くのであれば、ディアハンターに多く及ばない、
坂本龍一の音楽など流行だけで観に行った人は、よくわからないと思う。
傀儡政権なんて言葉で言われてもわからないだろうし。
映像美は凄いし、音楽も良い。美術作品。
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「サクセス」というより人のひとつの生き方を敬意を持ってみることができる。
変わり者の発達障害のような形で描かれているが、素直で天真爛漫でみんなをしあわせにする。
僕は利口じゃ無いけど、愛が何か、わかっ>>続きを読む
見応えあり。大作。
実話。
ケイト・ウィンスレットが老け顔なんだよなぁ。
一体何歳の設定?
人種差別と拳銃所持について病んだアメリカを描き、誰もが善人と悪人の可能性を秘めている現実を突きつけられる。
脚本がすばらしい。