Yukioさんの映画レビュー・感想・評価

Yukio

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ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)

4.2

この手の監獄物の主人公に共通するであろう想像を絶する環境の中での知性を保つ冷静さ、精神力は持って生まれた資質なんじゃないだろうか。
ガマンや努力ではとても追いつくことは出来ないなぁ。

カレンダー・ガールズ(2003年製作の映画)

4.2

若いとは、失敗を恐れず取り組むこと
老けるとは、リスクを避け失敗をしないことを無意識に選択すること。
それは、経験から不安なものに手を出さないことで、失敗の確率は確かに下がりますが、発展や進歩やワクワ
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アイリス(2001年製作の映画)

3.6

アイリスの若い頃の知的な才能と合間って、男好きする魅力にグッと来ます。これは男を狂わすね

そして、旦那のジョンは魅力溢れるアイリスに振り回され、嫉妬と葛藤しつつも愛を保つ( せざるを得ないか… )描
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

4.1

難しいこと一切考えず、何度も笑ってしまった。
全編とおしてゆるくて軽いんだけれど、
「強い逆風も、向きを変えれば追い風になる」のくだりが頭に残ったよ。
それと、TOYOTAのCM
実際のTVで使ってほ
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小川の辺(2011年製作の映画)

4.0

途中まで見て気がついた事ですが、セリフと動作、カメラワーク
全てがこの映画の色を出しているのは「 間 」だと
日本の武士を表現する間の取り方は素晴らしく最初から最後まで一貫しています。
こういった時
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ソウルガールズ(2012年製作の映画)

4.2

よかったよー
本作の見所は、何と言っても
彼女達が歌うソウルミュージックのノリの良さ‼︎
魂を込めて声を出し 踊る。
しらずしらずに自然と体がリズムを取って動き出します。

背景の色々なことは、解説
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.4

非日常である宇宙空間の無重力、空気抵抗がなく慣性でどこまでも行ってしまう恐怖…
そして 宇宙から見た地球は、かくも美しく素晴らしいものかと…
これ程までの映像と音の臨場感
IMAX技術には本当にビック
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アメリ(2001年製作の映画)

3.0

私はね上質なフランス映画をみると不思議な空気を感じるんです ある種の匂いが脳裏に蘇る。
何故か ‘‘う〜っとりする” 匂い…
それはたぶん遠い昔に見た「禁じられた遊び」や「シェルブールの雨傘」が
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.1

15年前とはいえPCメールの時代感はかなりですね (笑
また 小売店がメガマートにのみ込まれるのもしかり
今ではネット注文や電子書籍に変化し…

でも そんな世の中の移り変わりを超えていつの世にも心地
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ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

4.0

こいつら歳を取っても貪欲で哀しくて、そして魅力的

スケベさも優しさもラストに見せる勇気も、全編 男らしさを見せてくれます。

永遠の0(2013年製作の映画)

4.0


12/7試写会を見させて頂きました。

戦争の残酷な現実を直視し
特攻という十死零生に向かい合いながら、生きること、まわりを生きさせることに徹底した 宮部久蔵の最後の選択…

144分の長編なんで
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ママの遺したラヴソング(2004年製作の映画)

3.3

パーシーは愛くるしく美しい、
スカーレットヨハンソンは良いね
でも今作は感情が彼女に乗っていかなかった。けれどね
ボビー演ずるトラボルタには自然に感情移入していることに気付きました。

こりゃ自分がオ
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.5

数々の女性をメインとした名作は、時代の社会背景で抑え込まれている中、強い自身を持った女性ヒロインが魅力的に描かれています。
本作も然り、エリザベスを演ずるキーラは ‘‘強さ”と ‘‘チャーミング” さ
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.0

ローズ捜査官がチェルシーのモウリーニョ監督に見えた
そこばっか気になって集中出来なかったよ。

ジャック・サマースビー(1993年製作の映画)

3.2

自己犠牲なんかも超えてしまう愛なのか…

ジャックは居心地を求め
ローレルも前夫から逃れるため

全ては打算の上に成り立っているとは
見方 斜めってますかね?

新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

3.3

ストーリーはちょっと物足りないかな
二人の名優は流石に光っています!

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)

3.6

最後のテラビシアにレスリーを見たかった。
それを想像したら、涙が止まらないだろうな。

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.7

物欲と家族愛、どちらも人間の本能を感じます。
重さはどちらが勝るのだろうかと
本作では家族愛の勝利で締めましたが、現実はとてもそうとは思えない…

メジャーキャストとお金も掛かっているムービーです!

レインメーカー(1997年製作の映画)

3.6

なかなか楽しめた映画の一つ
正義感とやがて世間に擦れていく弁護士…世の中綺麗事だけではないだろうけどね。

私は、ダニー・デイビッドとミッキー・ロークの演技がとても印象に残ったよ。

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.6

全編をとおして、人の
‘‘やさしさと誠実さ”を表現したかったのかと思えます。
主人公の人柄、その妻、警視、隣人…

そう なりたいが
なれないと、思いながら…
考えさせられます。

いけちゃんとぼく(2009年製作の映画)

3.5

エネルギーいっぱいで必死でセツナイ、遠い少年のころを思い出させてくれます。
子供たちの熱演に拍手‼︎
ラストは?でした

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.6

意外に面白かった!
ユーモアセンスとストーリーの展開、菅野と江口のシーンが何処か もやっ〜と していて、伏線だったとラストでわかります。
他の吉田大八監督の作品を見たくなりました。

誰かがあなたを愛してる(1987年製作の映画)

3.8

チュウ・ユンファの不器用な恋心とチェリー・チェンの愛くるしいキャラクターがストーリーの進行に巧くからんでいて、とてもわかり易い。
映像のニューヨーク背景が綺麗でカメラワークも良く、おすすめですよ!

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.0

近年のミュージカル映画の基準になるぐらい良かった。
「ムーラン・ルージュ」と他は…なんて比べられるのかな?

配役も素晴らしく、ニコール・キッドマンは輝いていますね。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.2

操縦席の「I have」「You have」や
CAのクレーム対応の毅然とした姿勢
グランドスタッフの自主的に動ける使命感
整備スタッフの緊張感…

ドラマチックに巧みに表現されている。
キャストの個
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.3

合間のドラマは浅いね
ココロに響いてこない
でも、ステージは圧巻です。
徹底的にクールに仕上げて欲しかったな~

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.9

人間の表に見えない本性を、
いや一部の本性かも知れません。巧みに表現しています。

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

4.2

オリジナルを見た時にもチラッと気になっていましたが
今作でもやはり引っかかりました。
途中休憩の洗面所のシーン、
6番が8番へ
“あんたが全員を説得して少年が無罪に成ったら…そしてその後やはり少年が…
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