YutaroYさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.1

マーベル作品に映画館まで足を運ぶ事はほぼ無いのだけど、海外での評価が凄まじいのと、Kendrick Lamerがサウンドトラックをプロデュースしているという事で劇場で見ることにした。
正直、登場人
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

長編に、グロシーンに、宗教的で難解という、ここまでハードルの高い映画もなかなかない。見終わった後には、なにか達成感のようなものを感じるけれど、実際のところなにも感じたものは無かった、、。
けれども
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

2.9

正直、この作品を見て、韓国映画を観るようになったけど、そのどれもが表立って好きだと公言できるようなのは無い。なにか人間が根源的に持つ汚い物を表面化しているのを、僕は映画という媒体を通しては見たくな>>続きを読む

ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

3.6

ロバートデニーロの演技力が高すぎて、ガチでイライラする映画。なにはともあれ、これからハリウッドで時代を築く人間たちの原点的な映画。
恐らくこのスタイリッシュでクールだが今となっては珍しくないシーン
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.8

ラブアゲインを観て、この頃のエマストーンを観たくなったので鑑賞。
あまりにもダサい邦題が付いているので、レビューするのが恥ずかしいくらいだったけど、意外にも面白い作品だったので投稿。いかにもアメリカ
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.3

出ている自分の好きな登場人物を観ているだけで面白い。ナイトオンアースより中身は無いけれど、それでも一貫したテーマの中でこのようなバラエティに富んだ作品を撮るのは流石の一言。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.8

ジム・ジャームッシュの作品は、特殊な世界観にも関わらず、なぜか親近感を湧かせるところが好きであったが、今作品には少し距離を感じてしまった。
映像や音楽はとても素晴らしい。雰囲気としては最高だけど
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バスキア(1996年製作の映画)

3.9

アーティスト達によるアーティストの映画。正常な人間は芸術を志すべからずといった具合に変人ばかり出てくる。
芸術とは何か考えさせられると言いたいところだけど、そんな事を考えている人は一生芸術家になれ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

ノーラン初の作品賞ノミネート作品。さすがにここまでの映画を作ったらアカデミー賞も無視はできなくなったか。彼のいままでやってきた事を本当にうまく史実物の作品に昇華させたと思う。

かなり前に観たので
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

今年のアカデミーノミネート作品はなかなか熱いですね!作品賞有力候補の名に恥じない完成度のとても高い映画でした。

まずなんと言っても脚本が素晴らしい。郊外のスリービルボードを中心に繰り広げられる展
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

映画のオープニングからいきなり臨場感溢れる演出でまるで本物の舞台を観に来ているような感覚になった。クライマックスまでダレることなく、音楽もとても素晴らしいけれど、観終わった後に興奮以外何も残るものが>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

独特で極めて現代的な写真を撮るAlessio Bolzoniが手掛けたポスターに、その叙情的なタイトルが描かれているのを見ただけで、心を掴まれた作品。鑑賞前には難解で芸術的な作品かと思っていたら、ユ>>続きを読む

スウィンガーズ(1996年製作の映画)

4.7

ほんとになんで面白いのか自分でも理解不能な映画。登場人物たちには全く華がないし、顔を覚えるのも難しい。観て10分経たずにこの映画は超低予算で作られていることが分かる。おまけにパッケージのダサさが10>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.9

映画を見ていないのにサウンドトラックをずっと聴いていたのでなんだか見たような気でいた映画。内容は、良い意味で想定外のものだった。だけど、もう少しコアな映画にもできたと思う。分かりやすさと分かり辛さの>>続きを読む

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.8

久しぶりのエドワードノートンの映画。彼はこの映画の中では、特に目立つような演技はしていなかったけど、その代わりにウィルスミスが相変わらずの演技力で久しぶりに見たものだから心を揺さぶられてしまった。最>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.2

観る人によって本当に感想が変わる作品であると思う。個人的には好きな作品だった。2つの物語がうまく交差していて、また、現実か非現実か分からないような微妙な世界を演出するのがとても上手いと思った。それ>>続きを読む

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.4

空を飛ぶのには目をつむったとして、アクションのレベルは高くエンターテイメントとして楽しめた。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

コメディアン版タクシードライバー。それでもロバートデニーロが最高の演技をしているので、こっちの方が好き。

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.9

ストーリーは本当に面白いんだけど、内容が分かりにくすぎて、もう少しうまく作れたと思う。けれどもかなりの個性派の俳優が集まっていて、彼らの怪演を見ているだけも面白い。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.6

最近の自分の中のマフィア映画ブームの中で一番、そしてたぶんこれを超えることはないくらいの名作。多くの隠喩に満ちていて、時に難解すぎるんだけども、それを無視したとしても面白い。つまり、登場人物のスト>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.9

ケヴィンコスナーとアンディガルシアがとてもカッコいい。駅でのシーンは、今の映画にはない緊張感の漂うシーンでとても良かった。

恐怖分子(1986年製作の映画)

4.3

台灣新電影の授業で観て、一回で心を掴まれた作品。今思うのは、この台湾で起こったムーブメントの中で扱うテーマというのは似ていたりするが、やはりエドワードヤンは映像を撮る才能が頭1つ抜けている。特にこの>>続きを読む

愛情萬歳(1994年製作の映画)

3.9

少し前衛的な人間ドラマ。台灣新電影の恐ろしいほどの完成度の高さに、驚かされる。作品には隠喩的に多くのものが登場するけど、どれも難しくて僕の頭には少し早かった。あとで読んだけども、彼の作品には、この作品>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.7

ストーリーはシリーズの中では(個人的1.2.6に次ぐ)けっこう面白い方であったと思う。けど全然ぐろくない。痛々しさが足りない。初めて映画館でsaw観るから少し緊張したけど、作り物感まるだしで逆に笑えた>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

さすがに英語音声、繁体字字幕でsf映画観ても20%くらいしか分かんなかったけど、それでも作品の魅力が凄いことだけは分かった。世界観の雰囲気作りが凄いと思う。特にbgm。早く日本語で観たいです。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

まさか出るとは思わなかったトレインスポッティングの続編。キャストも当時と同じまま20年後の物語を描く。とにかくセルフオマージュが多くて、ファンであれば興奮するシーンが多数ある。全編がミュージックビデ>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

最初のシーンでオチが予測できてしまった。
ああいう古典的な演出は必要ないと思う。
ホラー映画だけれど、猟奇的な描写は少なめ。
コンセプトはとても面白いと思ったけど、あまりそれを生かせてはいない印象..
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.9

エミネムかっこいい〜〜
こういうMCバトル一回は生で見て観たい!!
けど、フリースタイルダンジョンはまじで面白さ分からん...。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

先月にインドにいたので、ちょうど良いと思って観た映画。前半と後半に分かれるが、前半部分は確かにインド世界を十分伝えているけれど、個人的にシーンの撮り方があまり好きではなかったので退屈だった。後半になっ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.3

作品賞を受賞した時から期待値があがってた今作。アカデミーの作品賞は、その投票法からいろいろなジャンルの映画が受賞するけれど、個人的には『クラッシュ』や『スラムドッグミリオネア』のような美しく描く社会>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.4

ただただ主演の2人が美しい。特にルーニーマーラ。こんなに可愛かったのか...。ソーシャルネットワークとHerにも出てるけど全く気づかなかったし、それよりドラゴンタトゥーのリスベットのイメージが強すぎて>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

初めてドランの描くマイノリティの苦悩について共感できた。
本当に本当に極端な映画なんだけども、つまり家族ってこういう事なんだって思った。喧嘩ばっかりするけれどもみんなが家族に向き合ってる。結局、家族と
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.4

原作を読んでから観たけれど、監督も言っていたように本当に忠実に映像化されていた。この作品は良い意味で原作と同じ重みを持った作品だと思う。キリスト者だけでなくて無宗教の人も、どちらかで良いからこの主題に>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

間違いなくこれからの映画界に影響を与える映画。ただただ映像が美しい。好きな人は釘付けになって観るし、そうで無い人は退屈で仕方ないと思う。ある意味で、リトマス紙的な作品でもある。この映画を好きになれない>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

素晴らしい話だし、脚本もすごく練られてる。
なんか後ろでパパがうるさかった。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

スパイ映画のオマージュは感じられるし、音楽とアクションがスタイリッシュにまとめられてカッコ良いんだけども、なんでこんなに評価されてるのか分からなかった。一回観る分には面白いんだけどね。最後のオチも含め>>続きを読む