むちおさんの映画レビュー・感想・評価

むちお

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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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恋愛映画かと思って観たけど親子愛の印象の方が強くて、同じ時間逆行系の映画の中でも一番好きかもしれない。
同じ能力を持っているからこそ、父の偉大さも伝わるし、最後のタイムスリップは泣けた。
幸せなら不要
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

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何も考えずに観られるミステリーっていうのは新鮮で面白かった。コメディ要素が強くてテンポも良くミステリーが苦手な人でも観られそう。
映画に視聴者が入り込むとこんな感じになるのだろうか。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

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びっくりする位わかりやすいので頭を空っぽにして観ていられて、ペットロスに陥った人にも希望を与えられそう。
癒やされたい時に観たい。
とにかく犬がかわいい。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

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主人公が一人だけでなく、オムニバスっぽくそれぞれの心情で描かれていくのがオギーだけを特別扱いしていなくて良くて、そういう面でも映画のコンセプトがはっきり出ていた気がする。
邦題もそれに沿ったもので太陽
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昨今騒がれているものは本来こういう事が無いように使われるべきだと思った。
展開はある程度読めてしまったけど、マルコが好きな話になる様にハッピーエンドで終わって欲しいと思いながら観ていた。
心臓を掴まれ
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7つの贈り物(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

幸福の王子を彷彿とさせる物語。
主人公は事故で生き残った事を悔いていたのだろうか。
エミリーに対する愛も、臓器を提供した他の人達と同様に慈愛から来るものでもあったと思う。
贖罪の為の自己犠牲が良いもの
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

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久々に映画を観て泣いた。
展開も飽きずに観られ、良い意味で裏切られた。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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現代における理想と現実を登場人物を使って上手く描写している作品だと思った。散在している小道具は客寄せの為ですかね……
人並みの青春、恋愛の様な酸いも甘いも噛み分ける程の経験に欠ける為に感情移入出来ない
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

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BGMとダークウェブ内の表現方法、ポールが皮肉で笑い声を出す描写が好き。映画に関わらずハッカー系作品のオマージュもあったりして、オタクはメタが好きなんだなって思いました。
全てが綺麗な程に繋がってすっ
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

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水墨画を彷彿とさせる色使いで、勿論ホワイトバランスとかもいじっているんだろうけど、セットや天候を用いてパートカラーを表現させる画が綺麗だった。

ニンジャ・アベンジャーズ(2013年製作の映画)

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何でバーで暴れさせたん?
何で台詞噛んだところオッケー出したん?

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ポストアポカリプス、閉鎖空間でのファンタジーなので間違いなくツボだと思った。
ストーリーそのものに大きな仕掛けがあるわけではないけど、膨大な設定の上で描かれているのが解って、優雅さや快適さとは掛け離れ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

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森見さんの作品は女性主人公格がとても魅力的。黒髪の乙女も例に漏れず我が道を行く姿に惹かれた。
アニメ映画ならではの彩色も好き。
アニメ版四畳半神話大系とは違い、小説をそのまま観ているというよりは映像と
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バニー・ザ・キラー(2015年製作の映画)

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おっぱいがいっぱい……
……そうでもないかもしれない。
ミスターホワイトとブラックに幸せになって欲しいと思いながら観ていた。
空の描写が無駄に綺麗。
ゴア表現と突然の大音量で驚かせてくるのは苦手だけど
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

笑う演技が泣いている様にしか感じられなかったけど、物語が進んでいく過程でその理由が理解できた。
追い詰められた先でジョーカーになっていく様はヒーローだと思えた。自分はそうなるまで追い詰められていないだ
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ラッキー(2017年製作の映画)

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自分が映画を観る理由の一つがほぼ完璧に詰まっている映画。
物語に関してはそんなに考察をしなくてもいい。でも観終わった後に自分の生き方を考えることができる。
決してしびれる程かっこいいわけではないけど名
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

死んでいない人と生きている死体の、孤独では死にたくないという言葉が突き動かした物語。
ただのサバイバル映画ではないだろうなと思って観たけど、本題は想像を上回っていた。
メニーが感情を持ち会話をしたかど
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けものがれ、俺らの猿と(2000年製作の映画)

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町田康を読むきっかけになった映画でパンクファンタジーという言葉がぴったりだと思う。パンク全然知らないけど……
音楽が夏の魔物感満載。
主人公の目的を忘れる程強烈な登場人物と進行。
思わず「え?終わった
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

幻想はあくまで幻想というファンタジー映画の一つの到達点なのかなと思いました。
自分が父親をちゃんと尊敬出来ていればもっと楽しめたかもしれない。
嘘と一口には言えない冒険譚を観てまるで自分が主人公になっ
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あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

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目まぐるしく、それでいて一つ一つの展開を理解出来る様に物語が進んでいく。
イタリア語は全く解らないけど台詞のテンポが聞いていて心地よい。
服に関する伏線が2つ、片方は観ていて思わず声が出てその後の展開
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最強のふたり(2011年製作の映画)

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ルドヴィコの音楽が良い。
レストランのシーンで数秒映った構図がとても好きだった。
実話に基づいた物語な為大きな仕掛けも無いまま日常を送っていくので、ともすれば退屈とも取れるかもしれないけど、二人のやり
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

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ロードムービーの主人公がおじいさん。
ロードムービーの主人公がおじいさん。
本当にリンチの作品なのかと疑った。
年の功だけあって道行く人を成長させていく、おじいさんも助けられたり人と触れ合う事で成長し
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロビンウィリアムズ出演作品の中で一番好きかもしれない……の割に二度も寝落ちしました……
現実世界の合間にファンタジー要素が盛り込まれていて見た目も好き。
呵責により深まった友情であっても羨ましく思える
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

多分生まれて初めて観た映画。
閉鎖的な世界観も常軌を逸した登場人物も音楽も全てが限りなくトラウマと隣り合わせな程に焼き付けられました。別れの曲(蚤を操る曲)は一度聴いたら耳から離れません。
大人になっ
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ラスト・キャッスル(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストの呆気なさは物議を醸す気がするけれど、あの位現実的な終わり方でよかったのかもしれない。
友情とか結託みたいなのが好きな人はハマると思います。
閉鎖的な空間ですが男の戦争映画という印象を受けました
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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主人公の嗚咽、母音や音階が一つだけ欠けた村の音楽、開く瞳孔や蠢く花、感情の共鳴等枚挙に暇がない程に不安を煽る描写が散りばめられていた。
カメラワークや構図、次の場面への移り方も凝っているし映像美として
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