zazieさんの映画レビュー・感想・評価

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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

久しぶりに劇場鑑賞。ヨーロッパ企画さんのタイムリープものは「サマータイムマシン・ブルース」に「ドロステのはてで僕ら」も好きなのですが、こちらは本当に2分間が繰り返され、でもその間の記憶も残り続け、まさ>>続きを読む

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.4

イリュージョンシリーズ④
観ても全く記憶が蘇らないので、どうやら初見の模様。前作と連続で観たので、登場人物やストーリーは繋がったまま観れたので、充分楽しめました。とはいえ。。今更その人をそう描くの??
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

イリュージョンシリーズ③
これも2回目。現代を舞台にしたイリュージョンは、結局映像センス、映像のインパクト次第な気がします。。豪華スター多数出演で、最後まで楽しんで鑑賞出来ました。(至極普通に楽しめる
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幻影師アイゼンハイム(2006年製作の映画)

3.6

イリュージョンシリーズ②
こちらも2回目の鑑賞。全ての奇術には仕掛けがあり、奇術自体が物語の壮大なる仕掛けな映画。19世紀のウィーンを舞台にした奇術の陰に隠れた、ひたすらに愛の物語。特別な意外性も無い
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.3

イリュージョンシリーズ①
2回目の鑑賞。19世紀ロンドンでの2人の(ウルヴァリンとダークナイト。。)マジシャンによる奇術とタネ明かし(バラシ)の物語。ニコラ・テスラは飛躍し過ぎかと。。ノーラン先生にし
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ドーベルマン(1997年製作の映画)

3.8

何回目かな。。90年代リアルタイムでも観ています。当時流行りだった音楽(テクノ)と映像が走りまくるMTV映画であり、オープニングから最後まで、絵面は今観ても超格好良い!皆様仰る通り、銀行強盗を基に、ド>>続きを読む

クレイジーストーン 〜翡翠狂騒曲〜(2006年製作の映画)

3.5

随分昔にレンタル落ちで購入していたのを鑑賞。
潰れかけの工場から突然発掘された超高価な翡翠をめぐり、元警察官の警備員、工場長のドラ息子、三馬鹿トリオな泥棒、謎の怪盗(なんちゃってイーサン・ハント)が二
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カクタス・ジャック(2004年製作の映画)

3.4

十年ぶり以上の二度目鑑賞。
初期タランティーノや初期ガイ・リッチーを意識したであろうメキシコのヒット(?)作。メキシコの裏社会のドンの誘拐劇がすれ違いや入れ違いで、少しだけ二転三転させて収束へと向かい
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

久しぶりに仕事に余裕が出来て、休める生活に入ったので、平日の朝からこちらを鑑賞。エイミーは公開当時に観たけどあまり印象に残っていないかも。。
音楽って素敵だな。。基本はコーダ側からの世界だけど、家族の
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犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

4.8

僕もペットショップで16年前にワンコを買いました。まだ一緒に暮らしています。
日本では当たり前のようにお金で取引されるペットたち。自分自身も当たり前のように考えていたけど、中谷さんの言葉が心にドスンと
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

和製テネットにも納得。
ヨーロッパ企画さんが、舞台では成立させにくい設計図を、渾身の熱量で映像化した感じでしょうか!!

設定も動く時間も本当に僅かな軸ですが、最後まで目を離せず、満足させて頂きました
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

いい映画でした!
難病ものですが、オギーだけでなくお姉ちゃんや、友達や、お姉ちゃんの友達など。。色々な人の視点でも物語は進む。
何より皆優しいね。
お姉ちゃんの彼氏もサマーも、校長先生も、おばあちゃん
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.2

映画の中で映画をつくる物語は「僕らの未来へ逆回転」や「僕とアールと彼女のさよなら」や「リトルランボーズ」や、そうそう「カメラを止めるな!」なんかもそうか。。最後は少し違うか。。。
どれも虚構内虚構(メ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

いやー松岡茉優ちゃんのなんと可愛らしく、痛々しい事。。拗らせてて面倒くさいけど、需要あるよね。この手のタイプの女性って。いや、私も好きだし(笑)

私はもういい歳で、大笑いしながら観れるけど、この世界
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

今更だけどDVDで鑑賞。伏線回収系の映画なので、観終わってすぐ二度目を再生し、ふむふむと頷いておりました。

お金をかけず、また有名どころの役者さんを集めなくても、設定とアイデアで面白い映画は出来るよ
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ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)

4.5

デヴィッド・ボウイと誕生日が同じ。いや関係ないけど。。ボウイは命日も近い日付だから、それに合わせて去年再上映してた時に箱で観ました。DVDも持ってるからたまに流すんですよね。

ベルベット・ゴールドマ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

大好きなデルトロ監督。オスカーも取って前評判に期待しての劇場鑑賞!

入りは初期ジュネ、キャロみたいな色合いとレトロ感とワクワク感。。。

どうなるのかな。。の後は至って真面目な恋愛映画ですね。異形の
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.4

前にも観てて、その時はうまく整理がつかずレビューも書けなかった。。映画として考えれば、凄く良い作品だとくらいしか書けなそうだったかな。。

やっぱりもう一度観たく、最初から終わりまで流れを把握した上で
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

アラサー女性が、現実とうまくいかないモラトリアム映画かと思ってたけど、もっとシンプルに、KYなフランシスのイタイタ映画でした。別に世間とか現実とかに悲観的な気持ちはないのに、歯車が狂ったように何やって>>続きを読む

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

ベルセバは赤いきつねと緑のたぬき(1stと2nd)をすごくヘビロテで聴いてた。今も1stはかけてしまう。。

もう、映画もベルセバっぽい、屈折してるけどたまらなく優しい映画。
おしゃれっぽさで押し切っ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

80年代の不況下のダブリン、逃げ出すためにはサッカー選手になるかロックスターになるか。。でも大多数の僕らはそんなものになれるわけも無く、バーガー屋で働いたり失業したりするわけだけども、彼らにはビッグ(>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

giftedを観て久し振りに無性に観たくなってDVDで鑑賞。

ニューシネマの流れをくむ作品なので明るさや華やかさは無い。ひたすら白ばんだNYの街並み。

どちらがどうとかいうより、夫婦の事情なんて当
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.8

劇場で観てたのにレビュー忘れてました。。

僕は愛犬家だし、今も犬と暮らしています。色々ワンコに悲しい思いもさせてきたから身につまされることも沢山ありました。

犬にとっての幸せは飼い主次第なところも
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.8

優しさと哀しみともどかしさとなんともいえない気持ち。ところどころ溢れる涙が止まらなかった。。

個人的な体験もあって「クレイマークレイマー」とかツボなんですが、それを超えるくらいの涙が溢れてきた。
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

試写会で鑑賞。原作未読。所謂イヤミスとの事ですが映画はミステリー映画というより恋愛映画。

「オーバーフェンス」に続き蒼井優の演技に引き込まれる。メンヘラで刹那的で欠落した十和子を本当に自然に演じる。
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

エドガー・ライト大好きです!
「ショーン・オブ・ザ・デッド」も「ホットファズ」もね。。

冒頭から音楽を走らせ車も走り、90年代後半に流行ったトランスムービー感に年甲斐もなく興奮したけど、ラスボスがケ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

死体のオナラで海をかけ、口から飲み水を出し、口に物突っ込んで吐き出すと弾丸のようになり、死後硬直の反発で斧にもなる。女性の写真だけであそこはエレクトしちゃうしね。エレクトしたあそこはコンパス代わりだし>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.7

ジョーカーの色気。
ヒース・レジャーの刹那。
大傑作。何回観ても最高傑作。

映像のダイナミズムも素晴らしいし、光と闇の人物描写も引き込まれる。

数々の名監督がアメコミ大作映画を監督してますが、やっ
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インセプション(2010年製作の映画)

3.9

「ダンケルク」を観たんで久しぶりにノーラン祭開催。

虚構内虚構のメタフィクション的な作品。「虚無への供物」とか「葦と百合」とか、ピンチョンとかマルケスも読んだよ。昔ね。メタメタ好きだから。

だから
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.5

Tジョイ品川プリンス、完成披露試写会で鑑賞。

いや、お初の劇場ですが、スクリーンのでかさに圧倒された。というかでか過ぎ。。。音響と映像にのめり込む約100分の映像体験。この箱でこの環境で観れたのは本
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デトロイト・ロック・シティ(1999年製作の映画)

4.2

何だろう。ほんと下らないけど胸熱が止まらないロック少年映画(笑)

いや、もうおっさんだけどね。なんかあの頃を思い出す位の興奮と爆笑で楽しめた!
たまたまKiss好きの(素敵な)人からCD借りてたから
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フレイルティー/妄執(2001年製作の映画)

3.6

まあ、僕は無信仰なんで。。

最後の場面まで観ても、やっぱり頭のおかしくなった親父と、それに振り回されつつ弟を守ろうとしたお兄ちゃんの物語だったりする。

子供の頃にどんな理由があれあんな体験したらお
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.2

オープニングも素敵だけど、一周回ってのエンディングもすごく好き!
ビーチボーイズ(ブライアン・ウィルソン)の「GOD ONLY KNOWS」!!
愛の行方なんて神のみぞ知るんです。。

イギリスを代表
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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.8

試写会にて鑑賞。監督のトークショー付き。

ストリートチルドレンや盗みや性的な人身売買や描いている世界は辛く厳しい現実。

でも監督はリアリズムでその現実を描きたかったのではなく、きっとどんな世界でも
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.9

いや、すごく良かった。。
マイク・ミルズの作家性に溢れた作品。どこか漂うようなオシャレな映像に、ちょっと風変わりで心に少しの傷がある人々。

3人の女性達から出るセリフの数々は、男としてドキッともする
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.7

面白かったし可笑しかった。
ある意味身につまされた。人の関係性なんてほんと一つの行動や発言で崩れるよね。そしてあれぐらいネチネチと根に持つよな。

ほんとどこの夫婦でも恋人でも状況は違えど起こり得るそ
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