法月さんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

法月

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きみはいい子(2014年製作の映画)

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なんというか、どう評価していいのかわからず混乱してしまった。感動したというのとは違うんだけど、心揺さぶられたのは確か。けど、手放しで褒める気にもなれない。

児童虐待の連鎖。親から虐待されて育った人間
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グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

2.9

前にレンタルDVDで観てるんだけど、なんとはなしにスマホ動画で鑑賞。

で、主人公ハツキを演じる三吉彩花の美少女っぷりを再確認。そして、ハツキの友達を演じてたのが能年ちゃんだったことに今頃気づく! 「
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

2.9

ジェイク・ギレンホールの役作りの見事さには感服。新種のサイコ野郎のキャラを作りあげたね。

けど、お話自体は胸クソ悪すぎ。ゲスの極み野郎のサクセス・ストーリーをどう楽しめばよいのでしょう(u_u)・・
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.7

これは、まさしく「あしたのジョー」じゃないか!

手のつけられないほど粗暴だけれど天才的なピアニストである少女ジェニー、まさに矢吹丈。そんなジェニーの才能に惚れこんでしまう老ピアノ教師クリューガーは、
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弾丸を噛め(1975年製作の映画)

3.0

キャンディス・バーゲンを観るためだけに観ました。
馬に跨る姿がこれだけ様になる女優さんが他にいるだろうか?
いまでも映画に登場する強くてかっこいい女一位は彼女です。

お話は大西部を横断する馬レース。
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黄色い星の子供たち(2010年製作の映画)

4.1

観る前から重く辛い内容であろうことは重々わかってはいたのだが、やはり、辛い.......
映画はエンターテイメントなものであると同時に、決して忘れてはならない事実を後世に残す役割があるんだってことを、
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ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

3.3

石井聰亙といえば「狂い咲きサンダーロード」と「爆裂都市」なワケですよ。(観たい観たいと思っている「高校大パニック」はいまだに観れてないワケだけれども......)石井監督の名前を見ると、いつも「狂い咲>>続きを読む

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

2.2

25年ぶりにツインピークスの新シリーズが製作されると聞いて、ドラマ版全話観直した後、未観だった本作を観てみた。

で、本作の感想書く前にドラマ版の感想を少し......

放映当時、全話見通したつもり
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

3.4

「楽園に殺人は存在しない」

理想社会国家という名の地獄。スターリン政権下のソ連、独裁国家の下で生きることの恐怖を、ヒシヒシと感じさせられる一本。

全ての人民が幸福であるはずの完璧な国家、そんな社会
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アントマン(2015年製作の映画)

3.5

面白かった。ダークなアメコミ・ヒーローより、
こういう明るいヒーローのほうが好き。
アントマン自身が小さくなったりも面白いけど、
手裏剣みたいな武器ででっかくなったお馴染みキャラのオモチャが笑えた。
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新しき世界(2013年製作の映画)

3.9

「チョンチョン兄貴ぃーっっ!」

思わず心の中でそう叫んでしまう、熱い韓国版任侠映画。

ファン・ジョンミン主演の「国際市場で会いましょう」を観てすぐだったけど、やっぱりこの人はチンピラ役が似合うよね
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.8

自分が観た作品の中では、キム・コッピさんはいつも心優しい娘さんなのに、いつもイカレた困ったヒトと関わったばっかりに、いつもいつも酷い目にあわされてますな。お気の毒です(T . T)。

白石監督お得意
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

巨大地震と巨大津波によって壊滅していくサンフランシスコの映像は確かに凄い。けど・・・・

(これ、エンタメ作品として楽しんでていいのかな?)
僅かな後ろめたさが終始つきまとう。そんなこと考えるんなら最
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極道大戦争(2015年製作の映画)

1.0

園子温といい三池崇史といい、この国じゃ一度名前が売れてしまえばどんな出鱈目な企画でも通ってしまうのか?

無名のシナリオライターが書いた脚本だったとしたら誰にも相手にもされないだろうこのお話。それでも
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.8

ラストで示されるマメールがついた優しい嘘にジンワリ。
そういうことか・・・・

ロストボーイズの中では彼ら、マメールたちは幸運なほうだったんだろう。スーダンに限らず、世界は難問でいっぱいだ。
誰かが誰
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

笑えて泣けて感動する、朝鮮戦争時から現代までの激動の時代を生き抜いたひとりの男、ドクスとその家族を描いた大河ドラマ。

ファン・ジョンミン演じるドクスの、無骨だけれど底抜けに優しい男の魅力がいっぱいに
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奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.3

なぜラクダで砂漠を横断しようとするのか?
動機も語られないまま淡々と冒険は始まる。

主人公は偏屈な女。愛想もないし滅多に笑わない。それでも助けてくれる人はいる。

邪魔なのは野次馬的観光客とマスコミ
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Zアイランド(2015年製作の映画)

3.0

某ラジオ番組の中で某師匠に酷評されてたのを聞いて、どんなもんかなと思って観てみたけど、けっこう楽しめた。あそこまでこき下ろされるような酷い映画ではないよね。

欠点もあるけど魅力もある。
ヤクザとゾン
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.1

1、2は文句なく面白かった!けど、今となっては細かなストーリーまでは覚えてない。
3、4にいたっては、観たか観ないかもわからないような始末。観てたとしても、全然覚えてないんだから、つまんなかったんだろ
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パージ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「パージ アナーキー」のほうから観てしまったが、なるほどこっちも面白い。

普段、ニコニコ挨拶交わしてるご近所さんに殺意持たれてたなんて、嫌な汗かきすぎる(^_^;)。

難を言えば、襲ってくる奴ら
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

2.8

超セレブから転落して疎遠だった妹の家に居候するはめになるジャスミン。
一文無しになったくせにプライドを捨てられず、いや、捨てる気もなく、周囲を嫌ぁーな気分にさせるジャスミン、周囲からけっこう叩かれても
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神の一手(2014年製作の映画)

3.1

韓国映画お馴染みの血みどろシーンはあるものの、エグさは薄いので気軽に楽しめる囲碁バイオレンス映画(こんなの、初めて観たよ)。

悪者チーム、いいもんチーム、どっちもキャラが立ってて面白い。

けど、囲
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.7

原作漫画が大好きで、今まで何度読み返したかわからないくらい。そんな立場からこの作品を評価すると、うん、悪くない。漫画を映像化した映画の中では数少ない成功例だと思う。

ストーリーはほぼ原作と同じ。変な
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

3.0

「シュールに負けんな、人生はいつもシュールなんだよ!」

ぁあ、新年早々シュールなもん観てしまった。

女子高生とパンチラと血飛沫と、これぞ園子温。
個人的には「ラブ&ピース」より百倍は好き。

トリ
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.9

あまりにメジャーなシリーズゆえに、一作目観て以降食わず嫌いでいた「ミッション・インポッシブル」だけど、観たら普通に面白い! ケチのつけどころなしなエンタメ作品。

トム・クルーズ自身、あまりにスター過
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.5

ジャケットの白塗り野郎どもの禍々しさにつられて鑑賞。
ウォルター・ヒル監督の「ウォリアーズ」を思い浮かべてしまった。

(なに、これ「パージ」っていう映画の続編? でも、もう借りちゃったし・・・・)
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

いやぁ、あんまり期待しないで観たんだけど面白かったぁー!一言でいって痛快な映画! さすが「キック・アス」の監督、アクションも笑いのツボも小気味よいね。

スパイ映画って、シリアスなものにしてもおバカな
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

4.1

画面観てるだけで楽しい!
ほぼ、ストーリーはどうでもよい、いい意味で。

可愛くてポップな画像の上に流れるストーンズ、ドアーズ、そしてザ・フー!
このセンス、たまらん!!

思わず子供のクリスマス・プ
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

3.4

よくもまぁこんなエグい話をおもいつくよなぁ。

韓国映画のドぎつさには慣れたつもりでいたけど、今作でまた、あらためて思い知らされてしまった。
後味が悪くても大好きになる映画もあるが、今作は好きにはなれ
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予告犯(2015年製作の映画)

3.3

なんか、けっこうブルーな気分にさせられた。

原作が劇画なだけに、劇画チックな作りで「そんなワケねぇーだろ!」っていうツッコミどころいっぱいの映画ではある。

けど、このお話の背景である派遣切りの厳し
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.5

いろんなアイディアが詰まった作品。
ピクサーのチャレンジ精神に拍手。

喜怒哀楽、どの感情が欠如しても人間は生きてゆく事ができない。前半、ヨロコビの能天気なポジティブさにイライラさせられるも、それも作
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

本来の一作目、スターウォーズ4こそが神映画!後のシリーズもすべて封切り時に観てはいるものの、いまいちノレなかった自分にとって、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」めちゃ面白ろかった! 大満足!! すで>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.3

鎌倉の景色の美しさと、若手女優四人の美しさを味わう為の映画。

たいした事件が起こるわけでもない。異母妹と暮らす葛藤が描かれるわけでもない。本当に海の街のダイアリー。

 あんまり構えずにボーと観るの
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.0

面白くないことはなかったんだけど。うーん.......

あんまり迷路、意味ないよね。

3部作らしいけど、次も観たいと思わせる引きが弱い。
「ハンガーゲーム」と比べると、圧倒的に主人公の魅力が足りな
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.7

自分の息子の命を守るために、ボスであり旧友であるマフィアのドン、ショーン(エド・ハリス)の息子を射殺してしまった殺し屋ジミー(リーアム・ニーソン)の一夜の闘争劇。

なにがなんでも息子(バカ息子でも)
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

主演キャストと、ラストに意外な結末が用意されてるっていう情報だけを持っての鑑賞。

非モテくんが前田のアッちゃんと夢のようなラブラブ体験を送る前半部分。
(えっ、ここからどうオチつけるの? どう展開し
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