法月さんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

法月

法月

映画(933)
ドラマ(69)
アニメ(0)

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

2.8

ドラマ「アオイホノオ」は楽しく観てたんだけど、この映画のノリにはちょっとついていけなかった。
これ、お芝居で観に行って、目の前で生身の役者が演じてくれれば楽しいし、爆笑できるかもね。

つまり、映画に
>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

グロ描写、アクションなどは確かに凄い。
時に目を背けたくなるほど。
けど、一本の映画の感想としてはコメディー映画か、と。

連続猟奇殺人犯をキャッチ・アンド・リリース。
イ・ビョンホン、バカなのか?
>>続きを読む

悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

真犯人がわかった時「あーやられたーっ!」て思った。
その手があったか!

時系列をずらして、現在進行形だと思わせといて過去の出来事を描く。それによって真犯人を隠す。ずるいといえばずるい。けど、巧い。ま
>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.0

元ヤクザの爺さんたちが世直しに立ち上がる話かと思いきや、この爺さんたち、ただ本能のまま暴れてるだけです。
正義だのなんだの嘘くさいこと言わないのが北野武らしい。
ただ、面白かったかと聞かれると微妙。
>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.1

まず、タイトルバックの「移民の歌」のカッコよさに痺れる。
OO7シリーズなみのカッコよさ。
(別に、主演がダニエル・クレイグだからってわけでもないとは思うが.........)

先にスウェーデン版「
>>続きを読む

カイト/KITE(2014年製作の映画)

3.0

殺し方がけっこうグロい。
主人公の美少女感がちょっと足りないかな。
サミュエル・L・ジャクソンこういう役似合いすぎ。
途中でだいたいの真相は予測できたけど、最後までまぁまぁ楽しめた。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルの印象だけで、てっきりクライム・サスペンスだと思いこんでの鑑賞。
けど、違いました。
平凡な男の、世間から見れば平凡な一夜の物語。
けど、主人公アイヴァン本人にとっては、自身の人生を揺らがす重
>>続きを読む

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

2.8

「嘘」ってものに焦点をつけて作られたお話。

だからこそ、嘘くさい話にしちゃいけなかったんじゃなの?

いや、観てる間はけっこう楽しめた。

けど、冷静になって考察してみると、これはないだろ、ありえな
>>続きを読む

新宿スワン(2015年製作の映画)

3.0

園子温臭が感じられない。
この人なら、もっとギラギラな歌舞伎町を描くだろうと思ってたのに。エロもバイオレンスも抑え気味。
その分、手堅いエンタメ作品に仕上がってます。

......けどなぁ、それじゃ
>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

2.6

正直、この映画がいろんな賞を総なめした理由がわからない。
確かに、絵作りやBGMには工夫を凝らしてるし、役者陣の演技もいい。

だけど、ストーリーがね。
惹きつけられるものがなかったなぁ。

マイケル
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.9

爽やかで心地よい作品。
なにより音楽がいい。
街中での演奏シーン、観てる側まで
楽しくしてくれる。

時系列をいじってあるところも、この映画では
成功してると思う。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.3

ずっと前から観たいと思ってた一本。
TSUTAYAさん、ありがとう。

全ての場面が美しい。
ただただじっと眺めていたい。
ストーリーは・・・・まぁ、よくわからんけどそれで良し。
アナとイザベルの可愛
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.1

最後まで予想外の展開で惹きつけられた。

教師フレッチャーも生徒アンドリューも、突き抜け過ぎちゃった似た者同士。
そんなふたりの容赦のないドツキ合い。
ある意味清々しい。

音楽とは、本来音を楽しむも
>>続きを読む

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

-

ネット上で酷評を聞いてたので覚悟した上での鑑賞。

あぁ、やっぱり、これはダメだわ。
まず、話が古臭い。
AKIRAなんて小道具も出てたけど、ほんと数十年前の漫画レベルだよ。AKIRAよりはるか前の「
>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.8

ウィレム・デフォー演じる偏屈な小説家のキャラがアクセントになってて、よくあるお涙頂戴ものになるのを防いでいる。

「きっと、星のせいじゃない」いい邦題だと思う。
誰も、生まれついた星の運命には逆らえな
>>続きを読む

砂時計(2008年製作の映画)

3.3

夏帆を最初に認識した作品が「みんなエスパーだよ」だったので、ずっとヤンキー女子的なイメージで観てたんだけど、本来清楚な役が似合う女優さんなんだよね。すごく良かったです。

田舎に留まる者、都会に出てい
>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.7

完成度の高いミステリーであると同時に、
重厚な人間ドラマ。
こんな映画、めったに出会えるもんじゃない。

鈍器で殴られたような衝撃と、
心臓を鷲掴みされたような切なさ。

まいった。

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

4.4

グイ・ルンメイの美しさだけでも平均点越え!

中国版フィルム・ノワール、
めっちゃ好みです。

乾いた笑いに北野武作品との類似点を感じる。

踊る踊る主人公のやさぐれ元・刑事。
切ない、たまらん、
>>続きを読む

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.1

心温まるロード・ムービー。

リンチの変態度がまったく感じられない。
ホントにリンチ作品なの!?
これ観て、ますますデヴィッド・リンチってヒトがわからなくなってしまった。

けど、そんなこと関係なし
>>続きを読む

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

2.9

終わりよければすべて良し、みたいな!?

もうリンチ・ワールドに振り回されて頭クラクラ(*_*;・・・

たしかに面白いんだけど、引き付けられる場面満載なんだけど、一本の映画としてどう消化していいのか
>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ビッグ・アイズの少女の絵、まさにティム・バートンの世界だと感じた。

ウォルターがマネージャー、プロデューサーとしてマーガレットを売り出せばよかったのに・・・・
一度不幸へのスパイラルにはまってしまっ
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.0

劇場版ということでどこか違うのかなと思って観たが、いつもと変わらずの白石ワールド。くだら面白い。

これ一本だけ観ても全然わからんでしょ!?の乱暴ぶり。
まぁ常連さんはついてゆくでしょう。

白石監督
>>続きを読む

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

3.2

懐かしい、今頃この映画を観れるとは!
発掘良品万歳!
次はピーター・フォークつながりで
「ブリンクス」をお願いします。

オンボロ車でドサ廻り。女子レスラー二人と
老獪マネージャーの普段の何気ない会話
>>続きを読む

福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.9

ほっこり、しんみり、じんわりさせてくれる映画。本当に疲れてる時にぼんやり観たい。

大島美幸、快演!
荒川良々、水川あさみも好演。

メタルカ METALCA(2014年製作の映画)

2.8

もっとメチャクチャな映画かと思ってたけど、けっこうマトモ。自立、友情、親子愛押し。ちゃんとストーリーもある。

そのぶん、期待してたパワーは感じられなかったな。
なにかひとつ、とんでもなく突き抜けて面
>>続きを読む

劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

2.5

なんか、スゴいものを観てしまった。

ドキュメンタリー映像に求めるものは第一に驚き。
それはクリアしてる。

不快感と爽快感、笑いと畏怖がグルグルまわって
消化できない。この映画(?)好きか嫌いかも判
>>続きを読む

シグナル(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーには真新しいものはない。
オチも、あぁそうだろなァ程度。

でも、映像には目を見張るものがある。
たびたび挿入される回想シーンのキラキラ度に心を掴まれた。

それに、絶対草食系だったろうメガ
>>続きを読む

アナーキー(2014年製作の映画)

2.0

演劇ごっこしてるようにしか見えない。
どういう意図で作った映画なんでしょう?

ミラジョボビッチ目当てで観たけど、あんまり出てこない。

あと、放題のアナーキーってナニ?
適当すぎる。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

-

主人公とヒロインがどうにもこうにも好きになれない。

インテリで富裕層、すごい才能を持って生まれたエリート。
コンプレックスもないので他人にも優しい(その分、相手がどう感じるかという感受性も欠落してる
>>続きを読む

味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.3

刑務所から出所したなり襲われ、記憶喪失になった青年の自分探しの物語。
徐々に過去の経緯が浮かび上がってくるが、一から十まで説明しないところがいい。想像させるだけで十分。

けど、クライマックスの展開で
>>続きを読む

グレイトフルデッド(2013年製作の映画)

3.1

コメディーかと思って観たら、
けっこうなスプラッター。
主人公少女のぶっ壊れかたが面白い。

ぁあ、ここでもキム・コッピさんが
気の毒な目に(T_T)。

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.7

音楽の使い方が最高。
冒頭からゾクゾクさせられる。

けど、ストーリーのほうは主人公が
入れ替わった時点でまともに追うのやめた。

なんじゃこりゃ⁉︎ の先にナニかがあるのが
リンチ・ワールド。
>>続きを読む

|<