法月さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

法月

法月

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ファタール/悪い女(2020年製作の映画)

3.4

既婚者セレブ男が、旅行先のハリウッドのホテルで羽目を外して独身だと偽り一夜の情事を楽しむ。
一夜のお遊びのはずだった。 ...が、その相手がなんと!ってお話。

出だしは「危険な情事」みたいなストーリ
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.8

楽しい。
自分も空想しがちな子供だった。
カッコいい乗り物やロボットや、怖い怪獣のデザイン考えては頭の中で動かしたりしてたなぁ... オタクの原点。

「絵コンテは?」
「すでにできてます、(頭を指さ
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「生きちゃった」観てかなり鬱になったのに、気になって観てしまった仲野大賀主演映画...

こちらは耐え難い不幸が襲ってくるわけでもなく、苦笑の連続で済んだわけだけど、地味に辛い。自分には。チクチク辛い
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

何が怖いってこれが実話であること。
何が怖いって犯人の動機が全くわからないこと。
フィクションのミステリ作品なら「そんなのズルい、お話にならないよ」て言えるのにね...

もう一方、怖いのはいくつもの
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.8

名作との誉れ高い1930年版は未見。
いつか観なきゃ、と思ってはいたのだけれどその前にこの作品を観ることに...

悲惨じゃない戦争なんてどこにもないだろうけど、これも悲惨。
意義のある戦争なんてない
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.6

昨日観た映画でめちゃ鬱にさせられたので、今日は結果がわかってる爽やか青春スポ根ものにしてみました。バランス、大事('Д')

悪くない。
一本の映画として上手くまとまってる。
永瀬廉、まったく知らんの
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.8

予備知識なく、ネトフィリで鑑賞。
コメディかな?て思って観始めたら、とんでもなく鬱にさせられた。
勘弁してくれよ、地味にきついわ。きつすぎるわ。

「思ってること言えないのは、俺が日本人だからかな?」
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.8

「パージ:アナーキー」「パージ」と観て、ずいぶん間があいてから観た本作。いやぁ、やっぱ面白い。てか、これが一番胸アツだったよ。

議員、頼んまっせ!
この国の未来、あんたに託したぜ!!
市井の名もなき
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

生まれ育ちは自分では選べない。
けれど、親の人生トレースするような生き方選ぶか、レール外れて我が道を切り開くかは自分次第。
どっちが偉いとか素敵とか、どっちが楽か大変か、そんな話じゃない。
みんな大変
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.4

「ハケンアニメ」観た人にお勧め!の言葉に誘われて観てみた。

アニメでアニメ制作現場を描いた作品、他にあるのか知らんけど、「ハケンアニメ」のほうがエモーショナルだったなぁ。

制作の裏側が妙にリアル。
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MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

3.5

とにかく三船敏郎がかっこいい。
映像もだし、スチール写真ひとつひとつが決まってる。
本物のスターとはこういう人のことだな、と。

共演した女優さんたちが語る三船敏郎像が楽しい。
待ち時間にはすかさず椅
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呪詛(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

多分、多くの人と怖がりポイントがズレてるんです自分。
だから、これも怖くはない。
気持ち悪くはあってもね。

調子こいたYouTuberが入ってはいけない場所に入っちやって呪われた?
そりゃキミ、自業
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.7

ライアン・ゴズリングにアナ・デ・アルマス、大好きなブレードランナー2049コンビじゃないですか(*‘∀‘)/
これだけで嬉しい。
アナ・デ・アルマスはやっぱ黒髪が似合うね。
逆にキャプテン・アメリカ、
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.5

映画紹介系ユーチューバーさんが激推ししてたので観てみたんだが...
うーん、自分はそこまでハマらなかったな。

過去に起きた殺人事件に巻き込まれ死亡した少年。不思議な縁でそれを目撃することになった女性
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チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

3.3

池田エライザ出ててビックリした。
しかも、こんな役で(;'∀')...
いいんですか? 黒歴史になってませんか??

25歳でまだ童貞の三人組、クンニ、カウパー、ビーチク。もう名前だけでどうかしてるだ
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LOU ルー(2022年製作の映画)

3.5

「このナイフで目を突きな。見えなきゃ人は殺せない」
「どこで覚えたの?」
「ガールスカウトで」

ナーメティターら最恐殺戮マシーンばぁちゃん版。
けどルウ、最初っからただ者じゃない雰囲気ぷんぷんだけど
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.8

2003年実写版は胸に深く刺さってる映画で、ふとした時にラストシーンのジョゼの姿を思い出しては切ない気持ちになったりしてるわけで...

で、今、これをアニメでやる理由は?.. て色々考えてはみたけれ
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「君は誰なんだ?」
まんまと作り手の用意したミスディレクションにひっかかってしまった。

中盤ではリードバトンの家で同室だった風俗やってた子がひかりの名を語ってゆすったのかと思わされ(すまん🙏)、終盤
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

2.0

困った、まったく刺さらない。
なぜこれが★3.9なんだろ? 理解できない(@_@)...

佐々木みたいなヤツ同じクラスにいたら避ける。
なるべく関わらないようにする。
それが自分の生理。しょーがない
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.7

若草物語は小学生の時に読んでるんだけど、記憶にない。
氷割れて落ちるエピ、髪切るエピはなんとなく覚えがあるんだけど...

で、この映画、なんで時系列シャッフルしたんだろ?
普通に並べた方がいいと思う
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

またしても「軽い気持ちで観始めたら腹の底に重たい荷物置いてかれた」ムービー。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」ととてもよく似た肌触り。
女性の怒りの映画。

レイプは魂の殺人である。
「君はもう乗り
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.4

自分はもろファースト・ガンダム世代なんですが、ガンダムにハマったことは一度もなく、ゆるーいガンダム好きなんですね。
で、そんなゆるーいガンダム・ファンが観てみた今作...

映像のクオリティの差は歴然
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分の苦手な瀬々敬久監督作品。
苦手というか、観終わった後、ついなんか言いたくなってしまう作風なんだよね。社会派なんだけど、世界の見方が偏りすぎてないか?って思いがある...

3.11 津波後の避難
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歌え!ロレッタ愛のために(1980年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

カントリー歌手、ロレッタ・リンの伝記映画。
ロレッタを演じるのはシシー・スペイセク。
彼女って「キャリー」のメンヘラ女子役のイメージが強烈すぎるんだけど、たくましい田舎娘の役、自然に演じてますね。
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

想像してたのとはかなり違った。
ロードムービーだと思ってた。

序盤の夫婦の会話、ピロートークで物語を紡いでいく感じ、村上春樹だなって思った。
エラそうに言えるほど読んでるわけじゃないけど。
若い頃、
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.7

マヤ・ホークってユマ・サーマンとイーサン・ホークの娘か(*‘∀‘)!
言われてみればなるほど、だな('Д')

エッチ動画流出されてスクールカーストの座から急転直下してしまうドレア。まぁ同情はするけど
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.5

安物のAVみたいなシチュエーション。
こんなんで騙されるヤツいるかよ! ...だけど実話。同様の犯罪がアメリカ国内で80件も起きたって(@_@)!?

「警官に盾突くと怖い、やっかいなことになる」って
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あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

3.6

あの頃輝いていたけれど、今はまったくさえないストリート・ミュージシャン37歳の男と、自閉症児で未来が見えない19歳少年との音楽を通しての邂逅...
孤独な者同士が、行き詰まってる者同士が、出会いによっ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.6

マトリックス一作目は公開時劇場で観てるんだけど、そこまで思い入れあるわけでもなく... 続編も観てるはずなんだけど今となっては細かいところまで覚えてもなく... 今作観る前に過去作全部観直して臨むべき>>続きを読む

しなの川(1973年製作の映画)

3.0

しっとり、昭和の邦画。画面の湿度がスゴい。
ナレーションでお話運ぶスタイル、懐かしい。
監督は「砂の器」の野村芳太郎。

由美かおるって子供の頃見た時からまったくイメージ変わらない人。
そう、アース渦
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.8

♪ここは天国じゃないんだ
 かといって地獄でもない
 いいヤツばかりじゃないけど
 悪いヤツばかりでもない
 見えない自由が欲しくて見えない銃を撃ちまくる
 本当の声を聞かせておくれよ

頭の中でブル
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WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.8

刺さった。

「なめんななめんななめるのやめんな!
何も言えねぇバカよりマシだ!」

このフレーズが耳から離れない。
これがラップの強さだろう。

正直、ラップほとんど知りません。
有名ラッパー多数出
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.7

スタジオコロリドが気になり、鑑賞。
監督は佐藤順一、柴山智隆のお二人。
ベテラン佐藤順一氏は「セーラームーン」「おじゃ魔女ドレミ」「プリキュア」など、主に女の子が活躍する作品を手掛けてきた方だとか。
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陽なたのアオシグレ(2013年製作の映画)

3.8

石田祐康監督のことが気になって鑑賞。
(18分のショートアニメなので、毎日レビューにはカウントしないことにします。)

いや、はっきり言って「雨を告げる漂流団地」よりも好き。
陰キャなオタク男子の、と
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散り椿(2018年製作の映画)

3.6

黒木華の美しいおでこを愛でるために鑑賞(マジで)。

観終わってからFilmarks見て知ったんですが、黒澤映画を撮った名カメラマン、木村大作氏が監督だったのね。重厚な、時代劇らしい映像だと思ったよ。
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.4

『ペンギン・ハイウェイ』を作ったスタジオ、監督による最新作。

『ペンギン・ハイウェイ』、以前あらすじ聞いてすごく期待して観たんだけど、今いち乗れなくて...
で、この作品にもやっぱり乗り切れず((+
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