法月さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

法月

法月

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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.3

若松孝二監督の作品、自分は観てるのかな?と思ってWikiってみた。

うん、観てたのは「水のないプール」と「エロティックな関係」の二本。
あぁ、内田裕也関連の人なのか....て印象。

門脇麦演じるピ
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ボーイズ・ボーイズ/ケニーと仲間たち(1976年製作の映画)

3.9

思い出の映画!
もう一度見たいってずぅと思ってるけどかなわない。誰かなんとかして!

たしか同時上映は「ケンタッキー・フライド・ムービー」。そっちも観てみたいけれど、まぁおいといて‥‥

スケボーって
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26年(2012年製作の映画)

3.8

ネットフィリックスで偶然目に止まり鑑賞。

26年て?
あぁ、光州事件から26年後のお話なのか...

アニメで描かれる光州事件の惨劇がとても怖い。
実写の「タクシー運転手」よりも胸をえぐられたりして
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラジオで町山智浩さんが紹介してたの聞いて鑑賞。

「もう終わりにしよう。」の後だから、てのもあるけど、とてもわかりやすい青春映画。ラブレターの代筆ってのも使い古されたエピだって思うけど、そんなことはど
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

-

ひさびさに首捻る映画に出会った。
ちょっと一回観ただけじゃ理解不能...
ただ、つまらないワケではない。

チャーリー・カウフマン監督、「エターナル・サンシャイン」「マルコヴィッチの穴」の脚本家なのね
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ネットフィリックスで鑑賞。

森達也監督作品は今回初なんだけど、いろんな討論番組に出演してた森監督は観てて、独自の正義感を振り飾ず困った人、みたいな印象持ってて...

麻原彰晃の精神鑑定をちゃんとせ
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れいわ一揆(2019年製作の映画)

-

二日間だけのネット配信で鑑賞。

自分は安冨歩という女装の東大教授に二年半ほど前から悪い意味で注目していて、この映画は複雑な思いで観ることとなった。

彼について、れいわ新選組という政党に関してほぼ知
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必ず捕まえる(2017年製作の映画)

3.7

大家の爺さん奮闘記! サイコパス野郎を捕まえろ!!
そして拉致られた、家賃滞納してる203号室の娘を救い出せ!!!
(そして家賃回収だ!!!!)

なんか予想外の展開で面白かった。ゆるーくだけど(
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#生きている(2020年製作の映画)

3.8

ヒッキーだから助かった?
人間万事塞翁が馬。てことか... いや、違うか(;'∀')

もうゾンビものはあれこれ観てきて、ゾンビとの戦い見るの、疲れちゃってるの... 「ウォーキングデッド」もさぼって
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初恋(2020年製作の映画)

3.4

「初恋」 ってタイトルでこの内容...
三池崇史監督だから許されるんだろうね。

まぁ面白くなくはない。
好きなジャンルの映画ではある。

ただ、難病の扱い方。それはないよ、て感じ。
それと、幻覚見
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.3

期待してのと随分違ってた。
オーシャンズ~系の痛快な女詐欺師集団のお話かと思ってたんだけど...
やはり実話ベース、
面白うてやがて悲しき○○かな系...だったよ。

知恵を絞ってのコンゲームじゃない
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

エルトン・ジョンは大ヒット曲しか知らないし、私生活のことは、ゲイで男性と結婚したことぐらいしか知らない。てっきり作詞も自分でやってると思ってたし‥‥

そんな、思い入れゼロのロックスターの半生を描いた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

最近立て続けに話題の韓国ドラマ「愛の不時着」と「梨泰院クラス」を観て、その面白さに圧倒された。本当に面白く、楽しめた。お気に入りのシーンを何度も見返したりするくらいに...

そしてこの「パラサイト 
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化石の森(1973年製作の映画)

2.0

ショーケン目当てだけで観た。
そしてほぼ、見どころショーケンだけだった😂
あと、彼女役の二宮さよ子のセクシーさぐらい...

これもジャケ写詐欺案件。バイクなんか一つも出てこない、ちっとも青春じゃない
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.6

実際の事件とリンクするお話。
攻めてると思う。
その点は高評価。日本でももっともっと攻めた映画が作られるといい。

杉原(松坂桃李)のような人は実在するんだろうな。
エリートでも、タワマン住まいでも、
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天気の子(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

あれ、思ったより点数高くないね、4点台いってると思ってた....
個人的には「君の名は」よりも好き。心地よい映画。
だってこれ、新海誠監督の本音全開だもの、気持ちいいくらいに。

(ボーイ・ミーツ・ガ
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日本沈没(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「復活の日」観た流れでこちらも鑑賞。まだ小さかった子供の頃に観てるはずなんだけど、ほぼ記憶にないし...

「総理、日本人を頼んます!」
丹波哲郎みたいな頼れる総理が欲しい、今すぐ欲しい(ToT)..
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

3.3

ずっと観たいと思ってたカルト映画。
けど、期待が高過ぎたかな。そんなには刺さらなかった。

反戦ブラック・コメディ。けど、毒は薄め。すべてにのんびり。刺激的な映画ではなかった。欠片でも本物の戦場感があ
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.5

太宰はんのお話である。
太宰はんの書いた小説「人間失格」のお話ではなく、太宰はんのお話である。つまり、はっきりと太宰はんは人間失格!と宣言してるのである。

それもそのはず、太宰はんは最初っから最後ま
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復活の日(1980年製作の映画)

3.7

これ、封切り時に観に行ってるんだよね。
ラストシーン以外ほとんど覚えてなかったけど。

それ以来数十年ぶりに見直してみた感想。
いやぁースケールでかい!
南極ロケ! 本物の潜水艦!
日本、海外問わず
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

モータースポーツには疎い自分だけど十分楽しめた。
今まで観てきたクリスチャン・ベールの中で一番好き。

熱い男の映画だね。60~70年代のスティーブ・マックイーンやポール・ニューマンの作品みたいな感触
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楽園(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

まず最初に言っておく。
自分はこの映画が大嫌いだし、多分、二度と観ない。駄作だからではない。役者陣は皆素晴らしいし、映像、音楽も良い‥‥ しかし、二度と観ない。

イヤミスならイヤミスでもいい、しか
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

勝手にハチャメチャなコメディーかと思ってたら全然違った。正統派スポ根サクセス・ストーリー、しかも実話なのね。

WWEとかほとんど知らない、馬場、猪木、昭和の全女くらいでプロレス知識止まってる人間なの
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

(昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズ。今日、僕以外の誰も知らない...)

あらすじ知って、ぜひ観たいと思ってた映画。
良いね、期待通り。笑いに走りすぎず、重くもならず、程よい切なさ、程よい
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感染列島(2008年製作の映画)

3.0

Amazonプライムで目に止まり、いま、観ておくべき作品かも、と思い鑑賞。

序盤は未知のウイルスが引き起こすパンデミックが拡がっていく様にぞわぞわさせられるも、中盤から徐々にリアリティが失われていっ
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ア・ホーマンス(1986年製作の映画)

3.3

原作は未読。
だけど、なんでこれ映画化しようと思ったのかな?
正直ストーリーつまらない。意外なオチでさらにシラケる。
あぁこの頃、アレ流行ってたんだ?て思っただけ。

(じゃあこの映画、なんの魅力もな
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アス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

こ、怖い! そして面白い!
ホラー苦手な自分だけど、これはいける。
なぜってユーモアがあるから。黒人家族4人のキャラが絶妙だよ。

ホラーの一ジャンルであるドッペルゲンガーものかな、と思ったけど、それ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.8

仕事終わって自動車で帰宅してみたら途中の道が火事で通行止め。
いつ通れるようになるかわからないので、急遽映画観ることに。

映画館はコロナ対策のため1席づつ間隔空けてチケット販売してた。
まぁ平日の夜
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新仁義なき戦い/謀殺(2002年製作の映画)

3.0

これで「仁義なき戦い」とタイトルのつく映画、全部観た。

これはこれでいい、普通によくできたヤクザ映画だとは思う。
ただ、深作「仁義なき戦い」シリーズとはやはり別物。
(チャラララー、チャララララァー
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新仁義なき戦い 組長最後の日(1976年製作の映画)

3.4

今回も舞台は九州。そして大阪の日本一強大な組に牙をむく。
文太やめとけ文太! そんなこと言ったとて聞くわけもなく。

松原智恵子さん、お美しい。任侠ものには不似合いな気もするが....
藤岡琢也の大阪
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新仁義なき戦い 組長の首(1975年製作の映画)

3.5

ついに舞台は広島でもなくなり九州に...
文太の博多弁がなんかこそばゆい。

今作の魅力は第一に山崎努! 組長の義理の息子ながら能力なしと見限られてシャブ中となり破滅していく男を熱演。妻の梶芽衣子も変
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新仁義なき戦い(1974年製作の映画)

3.2

ついにパラレル・ワールドに突入。
山守組は健在なるも文太は広能じゃなくて三好という名の別人物。

けど、やることほぼ同じ(;・∀・)....

今作は元祖「仁義なき戦い」のリメイク的なものらしい。
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

MIBシリーズ、一応全部観てるはずなのだがほとんど記憶にない。
細かい内容、全然覚えてない。機械で消されてるのかもしれない...

今作も同様。多分、一月もすればきれいさっぱり内容忘れてしまうだろう。
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惡の華(2019年製作の映画)

3.7

原作既読。
十代の時にこれに出会ってたら、かなりやられてしまったかもしれない。

主人公、春日がかなり良い。ぴったり。まぁ到底中学生には見えんのだが、そこは目を瞑ろう。
仲村さんと佐伯さんは、最初違う
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ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.9

「宮本から君へ」の感想書いたらこの映画思い出して、そういやぁレビュー書いてなかったことに気づいて、書いてる。

この映画の原作の漫画家、花沢健吾は「宮本から君へ」の原作者、新井英樹をリスペクトしていて
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

嫌いなんだけど、つい読んでしまう漫画家の筆頭、新井英樹(「愛しのアイリーン」の時とまったく同じこと呟いてしまった)。

連載当時も、嫌だな嫌だなと思いながらつい読んでいた。今頃映画化? ストーリー知
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