ラテン音楽にのせて、人が目まぐるしく殺されていく。カメラワークも相まって、躍動感のある映像だった。
子供が銃で遊ぶシーンが印象に残った。
細田監督作品。ワンピースらしからぬ不気味で不穏な描写。明るい内容の作品に暗い要素盛り込んだからこその新鮮味を感じることができた。
ただ仲間割れのシーンやアクションのシーンは中だるみを感じた。
サブカル>>続きを読む
最低限の翻訳で異国でトラブルに巻き込まれる怖さがうまく描かれていた。
映画の趣旨とは別だが、やはり力こそ正義ということではったりでも鍛えようと改めて思った。
外国人がイメージする日本という感じ。
日本人からすると滑稽に思ってしまうシーンが多い。
木々の安らぎと選び抜かれた音楽、木漏れ日のような揺らぎのある生活の中で、穏やかな日常を描く。主人公独自の幸せの在り方が丁寧に描かれていた。
がむしゃらに働く中でこの映画を見て、自分にとっての幸せとは何>>続きを読む
SFの金字塔。アンドロイドに感情があり、反乱を起こすというお決まりのストーリー設定だが、後世の映画に及ぼした功績はやはり大きい。
思い出と記憶という点で自己同一性の哲学的要素もあり、考えさせられるとこ>>続きを読む
史実や逸話に基づき、北野武が人間らしさを人物に持たせて脚本を書いたように感じた。
シリアスさやコミカルに振り切ったよくある歴史物とは違い、新しく感じた。
金曜日ロードショー。
ジブリの中で一番好きな作品。
登場人物にいわゆる悪人がおらず、全員が魅力に溢れている。注目する人物を変えてみると、観るたびに違う発見があり、何度見ても飽きない作品だなと。
そ>>続きを読む
宮崎ワールド全開の作品。
小説の「君たちはどう生きるか」はストーリーの部分では全く関わってこず、予想と違う内容だった。
宮崎駿の過去作品のオマージュが各所に散りばめられており、落下などお決まりの展開>>続きを読む
画面の圧力がエグい。話が明快でアクションが派手。脳筋アクション。あんまり考えなくて良いので最高だった。
冒頭のアクションが良く、期待値がぐんと上がる。カメラワークや明暗の使い方もこだわりが感じられ、目を見張るものがあった。
ただ全体的に繋がりが悪く、中弛み感を個人的に感じてしまった。
あともうちょっと庵>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エドワードノートンの怪演が光る。中盤でオチが見え、弁護士と検察で協力して無罪を勝ち取る。正義だなあ、素敵だなあと観る人をほっこりさせてからの、胸糞悪い終わり方をする。
見終わった後に、邦題が珍しく粋に>>続きを読む
主人公が多くの人と出会って別れていく。音楽が好きな人、泳ぐ人、アーティスト、雷に打たれる人。今を大切に生きようという気持ちを芽生えさせる作品だった。
AIに愛情を持たしたらというテーマ。人間の非情さや身勝手さを描くとともに、理不尽な扱いを受けるロボットに感情移入できる。
野菜を食べるシーンや自分はユニークであると主張するシーンは、機械の身体と人間の>>続きを読む
ジャズが熱いっていうのがよく伝わる音楽だった。
青春を詰め込んだ作品。もう一回見に行きたい。
序盤の画面の密度と退廃的でパワフルな映像と音楽が圧巻だった。
いやいやありえないでしょってシーンも多数あるが、そこが映画の魔法でしょという本編の内容に重ねて、メタ的に脚本がかかれていたように感じた。>>続きを読む
アイリッシュマンに通じる雰囲気がある。退屈に感じる人はいるかもしれないが、個人的には飽きずに見ることができた。暴力シーンも明るい音楽が流れるあたり、マフィアの日常って感じがする。
男の粋が詰まったキャラクター性がよく描かれていて、最高でしたね。
刹那的に生きてた登場人物たちのその後。大金を全員が2度も失ったわけだが、年齢なのか何なのかその受け取り方が若い頃と異なっているのが印象に残った。
1作目の勢いはないが悪くなかった。
Arise完結版。無駄に設定を難解にしており、事件背景が見えづらかった。さらにいえば、攻殻機動隊らしいメッセージ性は感じられなかった。
若かりし9課の面々は新鮮で個人的には好き。
恋愛の憂鬱、面倒な家族、うざったい雨に打たれて、Everything happens to meを歌う。場所がNYってところも全てがマッチしてて良かった。
後半にかけての清々しい殺戮シーンはさすがタランティーノといったところ。
目の覚めるクラッシュズームや血飛沫を舐めるようなスローモーションが記憶に残った。
3時間全く飽きずにみることはできる。主人公のキャラクター設定が良く、ストーリーも展開があって良かった。
しかし、傑作ダークナイトと比較すると、悪役のパンチが足りてなかったり、アクションシーンも個人的に>>続きを読む
主人公のルーツが後半に明かされ、親殺しという結末で物語が終わる。ベタなストーリーだが、役者陣の演技が光る。三船敏郎の野性味あふれる演技や、伊藤雄之助の不気味で冷徹な演技には痺れた。
黒澤明の娯楽映画。短くて見やすい。
三船敏郎の粋な演技や殺陣のシーンとコメディ要素が良いバランスで配置されている。
押入から現れるシーンを見ると、日本家屋って良いなと改めて思う。
菜穂子さんはジブリのヒロインの中でも素敵な人物だった。
庵野さんの声は、独特だが上手くはない笑
ただ不器用で真っ直ぐ、何考えてるか分からない雰囲気にはあっていたと思う。
ユーミンのひこうき雲は、この映>>続きを読む
ナチスの歴史、そしてそれを救った実業家を映画として残したことに大きな意味があると感じた。
女性事務員の面接でタイプライターを打たせるシーンと、ユダヤ人の少女にキスをするシーンは、スピルバーグらしい微笑>>続きを読む
少子高齢化、孤独死、虐待といった社会問題を攻殻機動隊の設定で上手く料理しており、入り込みやすかった。また、終始説明的で分かりやすい。
人間とサイボーグの狭間で揺らぐ、生命に対する倫理観。押井守の攻殻機動隊がしっかりとメッセージ性を持って描写されている。アニメーション、音楽、ストーリーと心に突き刺さる作品だった。
ぶっ飛び具合は期待以上だった。人間をそのまま輸血袋にするとか、振り子の人間兵器とか。単純にイカれてて単純に面白い映画。
格差の広がる治安の悪いゴッサムシティ。人を笑わせたいという善良な市民が、貧困、発作、生い立ち、他者からの軽蔑に押しつぶされていく。そして、人を殺したことをきっかけに快感を覚え、さらには他者から賞賛され>>続きを読む
高低差を活かした演出がとても良かった。ブラックコメディに仕立てられてなかったら、かなりきつい内容だろうと思う。半地下の一家がどんなに頑張っても、匂いというぬぐいきれない一線。最後はそこでことを起こして>>続きを読む
終始とても客観的に描かれていた印象があるが、登場人物の考えや思いは演技で見せていたように思う。特にガガの気取ってみせたような演技は、上流階級のグッチ家の中で、一際浮いて描かれていたのが印象的。異端の存>>続きを読む
デニーロの何かを諦めたような空気感から出る色気に、粋な雰囲気を感じる。
結局、自分で決めたルールを破って、恋人と高飛びしようとして失敗するという序盤から分かるオチ。しかし総合的に好みの映画。ちょっと長>>続きを読む
デンゼルワシントンの服装が良い。でかい革ジャンをどかっときてる感じ。真似したくなる。
目まぐるしい展開も好きな映画。
過去3部作に筋は通してあった。
しかし、服装もクールでなければ、アクションもいまいち。正直制作しなくてもよかったのではないかと思う。
あと、序盤のメタ内でのマトリックスに関するプロデューサーたちの議論>>続きを読む