なつみさんの映画レビュー・感想・評価

なつみ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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「日本人なら観るべき!」ではなく、「日本人なら不快な気持ちになるのを承知できちんと観た上で批判すべき!」の間違いでは?
原爆について学びたいならわざわざこんな映画観なくてもその壮絶さ悲惨さを描いた作品
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.0

ピューちゃんのファンムービー?😅と思わせておいてからの、ヒッチコック的転換!
荒削りだが、良い。光る才能を感じる。監督の次回作に期待。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ロジャー家のあたりまでは爆笑しながら楽しく観てたけど、後半、長い……。芝居のシーン、長い……。
満を持して登場した屋根裏の場面もクソチープで笑うし、ミッドサマーといいアリアスターはセックスに嫌な思い出
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

ゼンデイヤの圧倒的カリスマヒロイン感すごい、顔圧だけでストーリーテリング成功してる、ティモシーはどんな役でもこなせてすごいねぇ

バービー(2023年製作の映画)

4.5

若草物語からのこれで確信した、グレタは現代社会を生きるわたしたちの、これからの新しい時代のフェミニズム(と一括りにするには軽率かもしれないが)の星だ!
誰の許可も受けず、誰にも邪魔されず、なんの制限も
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

最初から最後までずっと楽しかった、パラサイトを観たときも思ったけど、自分が知らないだけで確実にそこに存在している人たちの物語を追体験させてくれる映画がやっぱりすきだなぁ

バビロン(2021年製作の映画)

3.2

後半ちょっと(だいぶ)ダレたけど、ラストの映画史振り返りでチャゼルよしよし🫳🥹になった、やりたいことやれてよかったね🫳🥹オタクな君がすきだよ🫳🥹よしよし

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

香港経由でマカオ行く前にテンション上げたくて観た、おもしろかった

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.0

8月の家族たちみたいな不仲家族大集合ブラックコメディを期待して観たんだけど、半分は期待通りで半分はおもてたんと違う、だったかな笑

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.0

なんていうか全部がちょうどよかった記憶、洒落すぎず奇をてらいすぎず陳腐すぎず長すぎず短すぎず、、こういう映画だけ観てたいですね

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リアリティーショーってわたしもすきなんだけど、画面越しだと出演者も生身の人間で自分と同じように心を持っていて欠点もあって、っていう普通に考えたらわかることを忘れてしまうんよなぁ。
テラハが打ち切りにな
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

この映画、アニータが主役よな? 笑ってしまうくらいダントツでスポットライトの当て方も、彼女自身のパフォーマンスもよかった。
古典リメイクにありがちなわざとらしすぎるポリコレ修正は控えめで、でも主張すべ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アメスパ過激派、成仏できました。ありがとうございました。
けど全てが別作品の宣伝に繋がってて笑ってしもうた。これがお前のやり方か!!!!

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.2

ジェイクギレンホールの顔面圧が強すぎる(褒め言葉)。
ドローンの幻覚がサイケでよかった。個人的にはもっと見たかったけど、やりすぎるとヒーロー映画ではなく実験映画になってしまうので映像量的にはちょうどい
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

-

血縁というものにアイデンティティも特別さも感じない人間としては、家族だって所詮は他人だと思うし、同じ時間を過ごすなら自分と真剣に向き合ってくれる他人がいい

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

過去の思い出や叶わなかった恋は振り返ってみると美しいけれど、瞬間瞬間に感じる喜びや悲しみは、どうしたって色褪せてしまう。薄れていく記憶を忘れないために、脳裏に灼きつけるために、人は文章を綴り、絵画を描>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.2

韓国フェミニズム文学は「怒り」を源にして盛り上がった。男性に生まれていれば受けていなかったであろう差別やハラスメントは、一歩外に出れば日常の中にこれでもかと溢れている。「女性として生きていて『差別を受>>続きを読む

隣の影(2017年製作の映画)

3.2

想像力がなく、偏見と自己愛にまみれた人間がいちばん恐ろしい。環境や心境の変化次第で、誰でもそんな人間になりえることはもっと恐ろしい。この作品をブラックコメディ扱いしている評も見かけたけれど、ぜんぜん笑>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

何者でもないパターソンはわたしたち自身であり、世界の中心でもある。公に認められたり、脚光を浴びたりせずとも、言葉には力があり、同じことの繰り返しのようでいて少しずつ違う日常を彩っていく。最後の詩がいち>>続きを読む

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)

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こういう表現は下品なのであまり使いたくないのだけど、鳴り響くレゲトンのリズムに下から突き動かされるように、子宮がギュンギュン疼く感覚がした。

ダンスという身体表現をここまで美しく、効果的に描いた映画
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.0

ところどころ光る演出もあるにはあるが、こぞって絶賛するほどの出来ではないかと。。

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

3.8

光と影のコントラストが美しすぎる。
ショットグラスに灯された炎、逆さに吊るされたキリスト像、銃声と花火、はためくシーツに滲む血。
モノクロフィルムならではの「これは!」というショットが次々繰り出され、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

「Afterコロナの興行収入回復のために劇場リピートしたくなる映画が必要!」勢と、「金儲けのために一回観ただけじゃようわからん映画つくるなよ」勢で評価が真っ二つに割れていて興味深い。
今まで「時間」と
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.2

わたしにはこんな女友達いないわ…。
チャイナタウンのシーンでチャイナガールかかると見せかけてモダンラブなとこ、好きよ。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.8

ドラン、初期のころに比べてずいぶん商業的というか説明的な作品を撮るようになってしまったなぁ…ざんねん…と脳内で文句垂れながら観ていたのだけど、それも途中からぜんぶ吹き飛んでしまった。

マット、そんな
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.2

自分もお酒には気をつけよう…とビール飲みながら思いました。
シャイアラブーフ、いい脚本書くなぁ。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

最初から最後まで泣き続けてしまった。
すきなものを仕事にすると、「すき」だけではやっていけないと早い段階で気づく。でもじゃあ、自分を曲げないとお金を稼ぐことはできないの? ほんとうに作りたいものじゃな
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.8

ようやく観れたディレクターズカット版。クリスチャンがただのクズで安心した。偽りの優しさがいちばんいらねーんだよ!!

愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

3.2

いやストーカーに惚れて執着なんぞするわけねーだろ、まずカーテン引けや、と突っ込みたくなるものの、ラストはぐっときてしまった。ヒッチコックの裏窓オマージュ。

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.0

ロングショットの連続だけど、ドヤ感はなく自然で美しい。
視覚のみの情報でここまで伝えられるのか…。
多くの観客は「わからない」前提で観ているわけだけど、「わかる」人たちが鑑賞したらどんな世界が広がって
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

2019年版クレイマーVSクレイマー。
夫と妻両側からの視点を平等に描いており、ジェンダーロールの固定化に中指立てているところがとても良い。
12テイクもしたというアダム・ドライバーの歌唱シーンに胸を
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

3.2

わたしたち大衆はいとも簡単に、ひとの人生を狂わせてしまう。
途方もない才能を持っていたことを除いたら、彼女はただ誰かに愛されたかっただけの、ごく普通の女の子だった。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.5

友人と好みのタイプが被ったときは要注意!!
けれど共通の敵を持ったとき、結束が固まるのもまた事実。
恋してぇ〜〜〜。