zhiyangさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

ドラえもん映画見ているような楽しい気分でした笑 そして「猿の惑星」の宣伝映像流しているのは偶然にしてはよくできすぎている笑

ヤンキー映画みたいな宣伝映像に困惑しつつ見に行ってみたら、ノリが想像以上に
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クラユカバ(2023年製作の映画)

3.0

怪異・怪談の雰囲気が出ていて良いすね。「千と千尋」や「狸合戦ぽんぽこ」(これは神田伯山の影響もあるだろう)も思い出す。漫画で言えばkashmirの「てるみな」とかも。地下鉄のホームから線路を覗き込んだ>>続きを読む

クラメルカガリ(2024年製作の映画)

3.0

大正ロマンスチームパンク? 炭鉱と銘打たれた大穴の街が舞台なわけだけれど、無秩序に簡素な建物がひしめいている感じは昭和の寂れた旅館街も思い出す。渡世たちのドンパチも雰囲気にあっていて良い。登場人物の台>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

ロスアラモス、「アステロイド・シティ」で見たやつじゃん!(もちろん史実のロスアラモスが共通の元ネタ(?)なわけだけれども)

IMAXで見た。映像、なにより音は素晴らしい。というより恐ろしい。しばしば
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.0

チャニ……。スティンガーは途中から信者botと貸していてちょっと面白かった(1作目でそんな信じ込むようなことあったっけ?)

1作目は(IMAXで見たこともあるかもしれないけれど)絵的なスケール感が凄
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成功したオタク(2021年製作の映画)

3.0

自分が一番最初に好きになった歌手がKinKi Kidsで、はじめて買ってもらったCDも多分彼らのものだったことを思い出しながら書いている。推し活をするオタクたちをカメラに収めながら「自分の後ろ姿をみる>>続きを読む

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.0

雨降って地固まる系の普通のハートウォーミング譚。イスラエルのパレスチナ侵攻後の今見ると、それがなんとも悲しく、なんとも大切に見える……。チコがエイブにかけた言葉のなかに「料理をフュージョンするときは素>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

IMAXの再上映で鑑賞。デカい! すべてがデカい! デカい砂漠にデカい宇宙船(?)、そしてデカい砂虫! 物語自体も宇宙に皇帝に謎超能力にと盛り盛りでやはりスケール感がすごい。映像化に失敗し続けた作品と>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

いつぞやの「最終上映」ぶりだけれど、何度見ても良い!

「ガールフレンド・イズ・ベター」のイントロで、ブカブカのスーツをまとったデビッド・バーンの影がステージ後ろのスクリーンに映る……のが実際目の前に
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千年女優(2001年製作の映画)

4.0

千代子の老いが語られるときにお手伝いさんが硬い表情で出てくるのが怖いというか辛い。空襲後に鍵の君が描いた自身の絵を前にして千代子が立ちすくむというか釘付けになるシーンを強烈だった。今際の際に「若いころ>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

時代相応に(?)血しぶき飛び散る「ホーム・アローン」的なお気楽クリスマス映画? 何も考えず楽しめる系。最後の悪役の殺し方がサンタならではというか、そんなことできるんかい笑 この手のは「普通のおじさんに>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.0

こういう静謐な映画は好き。音楽も控えめななか、声の使い方が印象的だった。車での妻との通話(デバイスすら見当たらず、どこからともなく声が聞こえてくる)や、ヤンのメモリを覗くときに自身やヤンの言葉を先回り>>続きを読む

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

3.0

Life goes on... 「探しなさいよ、次の舞台、次の役を!」の一言のための2時間。わかりやすい筋書きの説明もなく、ひたすらレヴューの連続。よくこれでいけると思ったな(良い意味で)。でもこのア>>続きを読む

少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

3.0

清々しいまでに総集編。というかMADだこれ。そして清々しいまでに新作の宣伝……!

一度放送したものの再編集なんて、ばななを使わない手はないだろうと思っていたけれど、なんか変な活用の仕方でしたね。さす
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

3.0

「そど子は憲兵が秘密警察にしかなれない」笑 そして次のエピソードは何年後になるんすか……。

ついにリーゼントまで登場して、増え続けるキャラクターをいかに立たせるかに腐心しているように見える(同時に自
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台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

3.0

ポスターの「私たちは翔ぶ!」って、翔んだらアカンのでは……。しかしそれでも翔んでしまう、瑞々しさというより幼さを端々から感じた。台風が近づいているザワザワした天気が、少年少女の落ち着かない心持ちのよう>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

(そもそも半分くらい寝落ちしていてよくわからない部分もあったけれど……)

映画の本筋?自体が作り物であることが明示されていて、舞台はたしかにいかにも嘘っぽい。登場人物の言動も所々芝居がかっていて、軍
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

5.0

久々に見た。虚実入り交じる演出は素晴らしい。ラストの未麻(偽)の顔がルミになるシーンなど、アニメーションの力を存分に生かした恐怖も良い。少しずつ荒れる未麻の部屋もオタク文化華やかなりしころの秋葉原も、>>続きを読む

兎たちの暴走(2020年製作の映画)

3.0

ジン・シーは最終的に喧嘩別れ(?)なんかい。あくが強くて良いキャラだし、放送室での和解のシーンとか良かったのに、最後喧嘩しちゃうならなんだったんだあのくだりは……。

地方と思しきあちこち錆びた「ニキ
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.0

在郷軍人会は悪……!(偉そうな軍人役をれいわ新撰組なぞから出馬した水道橋博士にやらせているのがちょっと面白い) そしてまさかのNTRもの(?)だとは……。

本当に寝取られへの恐怖に満ちた映画だったよ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.0

閑静な集合住宅の絵に「ぽーん……」という持続音がBGMで響く……サイキックの(そして明らかに感情を制御できず倫理観が育っていない)子どもがいるとこれだけで終始嫌な感じがする。サイキック少年が出てくるた>>続きを読む

特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

3.0

物凄い黄前高坂空間だった……。久々に浴びると刺激が強すぎる。しかしそこに気を取られていると小動物的にうざ絡みしてくる奏が攻めてくるから気をつけなくてはいけない! シャドーボクシングしながら久美子に話し>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

相変わらず口が悪い。巨大ロボットだから何をしても良いと思っているのか結構エグいことをするのも変わらず。ミラージュの軽いノリのおかげで、ウィル・スミスとかが出てきそうな昔ながらのバディムービーっぽさもあ>>続きを読む

ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

3.0

アクションの面白さは時代を超えますね。間合いをとったりタイミングの見計らったり、お互いの動きが少なくなるときがアクションのなかである。計算された殺陣的なものというより、本当に殴る蹴るをしているように錯>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

「千と千尋の神隠し」を思い出す。映像があまりにもジブリっぽく(当たり前だけれど)感動してしまった。好きかどうかにかかわらず宮崎駿の映像を我々は刷り込まれている……。

話は正直良くわからない。母が死に
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

2.0

しずかちゃんが夢の世界では王女なのだけれど、魔王討伐の「賞品」になるのが嫌で逃げて騎士のふりをしている。なので「男の子のふりをするために、男の子の口調で話すしずかちゃん」を見られる。貴重(多分)。オタ>>続きを読む

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.0

良くも悪くもテレビのノリのまんま。楽しい。「このすば爆焔」見た後だとなおさら。ゆんゆんが名乗りをあげるのは親じゃなくても泣いちゃうよね。

ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

3.0

鉄人兵団の長は湖に飛び込んだ時点でおかしいと思えよ笑

いつの間にかネトフリでドラえもんの映画が配信していたので、オタクに有名なヒロインが出てくるやつから見た。マクロスのパロディでミクロスか……。スネ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

「死後強まる念」ってやつね! 違う漫画だけれど!

「スタンド」ではなく「怪奇」を描くジョジョの不気味さがわかって良い。第4部の実写版もこれくらい面白くできたら良かったのにね……。スタンドをスタンドと
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.0

源田が思いがけず(?)メインキャラなので、源田ファンは見て損ない。あと牧は対してスポットライトが当たっていないくせにガヤ的に存在感を発揮していて、溢れ出る陽キャオーラがすげーなと思いました笑

全体と
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海を待ちながら(2012年製作の映画)

3.0

「干上がった海で船を曳く男」という設定の面白さですでに勝ったような映画にも思えるけれど、終わらせ方を考えていなかったのでは??? 「新しい天と新しい地があらわれた。海は消え去ってしまった」というヨハネ>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.0

原作を好きなだけに正直まったく期待してなかったので、思っていたより(良い意味で)普通だった。原作漫画のシリアスな話題にもシュールなボケを突っ込む作風を処理できるのかな? とかぼんやり思っていたけれど、>>続きを読む

鉄腕ジム(1942年製作の映画)

4.0

「庶民的」な一家の三男坊がひょんなことから拳闘の才能を発揮して社交クラブに食い込みつつ成り上がっていくドタバタコメディ。お嬢様ともお近づきになったりならなかったりで、妙に機転がきくあたりも主人公も矢吹>>続きを読む

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

3.0

超高級MAD? 20世紀が「映像の世紀」である賜物でもある。アイデア勝負な気もするけれど、よくやりきったな。4人とも複数人に分裂して、それぞれが自身の分身(?)を「兄弟」と呼んでいるのはちょっと面白か>>続きを読む

劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro(2023年製作の映画)

2.0

スピッツの素晴らしい演奏+ロケーションと光の加減による演出を、監督自らぶち壊してゆくスタイル。セッションの余韻に浸っているところにメイキングが急に入るだけで正直蛇足感が個人的にはちょっとあったけれど、>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

この映画のタイトルが「怪物」なことがとても悲しいというか、考え込んでしまった。ジャンルでいえばミステリーなのかもしれない。その答え合わせと、嵐が過ぎ去ったあとのラストシーンは涙をこらえられなかった。>>続きを読む

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