しょんべいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

金曜日の別荘で(1991年製作の映画)

2.8

A モラヴィアが原作だと言うことで気になって見てみたんですが、微妙でした。
微妙というより、妻のアリーナが冷酷すぎてイライラが止まりません。

でもこの映画全体を通して伝わってくる感情や感覚は理解はで
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.0

本気で気持ち悪い。
この世界観、発想の全てが僕の感覚と対極の存在で受け入れ難かったです。
こんな世界が訪れるなら死んだ方がマシでは?
でも意外ともう訪れてるかもね。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.2

フィンチャーらしくない内容と終わり方、と思ってしまいました。
でも終盤は、なるほど〜と唸らされてしまいました。

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

有名なので知ってはいたんですが、見てなかったやつ。

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

長年見たいと願い続けていた映画、遂に見ました。。

皆さん言う様に、とにかく映像が美しい。汽車の中のベッドシーン、ダンスシーン、アンナの歩くシーンなど全てが無駄を100%切り捨て拘り抜いた映像でした。
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ぼっちゃん(2012年製作の映画)

3.3

こーゆー結果に終わった要因はたくさんあるんだろうけど、本人の気の持ちようもな。複雑すぎて分からないけど。

I am ICHIHASHI 逮捕されるまで(2013年製作の映画)

2.5

夜怖くて寝られなくなるって分かってるのになぜか見たくなってしまうドキュメンタリー調の映画。

葛城事件(2016年製作の映画)

3.2

救いなくて苦しい映画でした。いやにリアル。

渇き。(2013年製作の映画)

3.0

こんなヤバい映画だとは。。
久々に映画見てて気持ち悪くなりました。
妻夫木が演じてる役が1番気持ち悪い。

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2日続けてフィンチャー作品。
映画技師の家に調査に行くシーン、羊達の沈黙のラストシーンと似てますね。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白すぎた。
頭の良さをこんな方向に向けられたら人類すぐに滅びそう。
作中のエイミーも凄いけど、これを作ったフィンチャー監督本当に緻密な作品つくりしてますね。すごく良いラインなんですよね。怖い!と思う
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.6

たまたまSNSでアルカポネの名前を見て、あれ、どんな人だったっけ?と調べてみたらこの有名な作品にたどり着きました。

俳優陣の豪華さったら凄いですね!でも失礼ですが、アンディガルシアだけはどうみても悪
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(1961年製作の映画)

4.0

いやあ、とことん大人の映画だなあ。すごくスタイリッシュ。それにこの監督の作品ほど"夜"という言葉がしっくりハマる作品はそう多くはないはずです。

本作はマストロヤンニ、モニカヴィッティ、ジャンヌモロー
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卒業(1967年製作の映画)

4.0

アメリカ映画のこの感じ、落ち着きますね〜。すごく有名なシーンばかりで、特にラストは見応えありますね。コテコテでかっこいいラストです。甘酸っぱくて、青春の代名詞みたいな映画ですね。

大学卒業したので見
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.0

最近、YUIをよく聴いてるので見てみました。YUIは好きなんですが1度も歌声以外を聞いた事なかったので意外と声高くてびっくり。声低いと勝手に想像してた。
「YUI=青春」と言ってた友人がいますが、確か
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シベールの日曜日(1962年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今映画を見終わって、ただ単に、"良い"とも"面白い"とも"悲しい"とも言い表しづらい絶妙な感情です。とても心を動かされました。実はこれが大学で見る最後の映画なんですが、それ故にどこか感傷的だったのも功>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

もどかしいけど、瑞々しくて生々しい感じはドラン監督らしく素晴らしいです。

やはり自分と世代が近いせいか、感覚としてピシャッと理解できる気がする、この人の作品。

後半のキスシーンも素晴らしく、映画史
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アリスの空(2020年製作の映画)

4.0

今、この映画に出会えた事にすごく意味がある様に感じました。
内容と映像との奇妙でありつつ絶妙なマッチングが、ほろ苦く、かなり良い後味を残してくれます。

小間使の日記(1963年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

人間、ここまで顕著に欲望に負けますかね。。

最後まで真犯人は分からないんですが、この映画なら真相は闇の中、って方が絶対に良いですね。この作品も例外でなく、物凄く皮肉が効いてて大好きです。やはりこうで
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テオレマ(1968年製作の映画)

3.8

聖的で性的で静的な映画でした。
あからさまに病的な描写は慣れてくると一種の憧れのような、崇めたくなるような気持ちにさせてくれます。

パゾリーニってこんな感じなのか。ずっと好きで最近見てたブニュエルと
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シテール島への船出(1983年製作の映画)

4.2

久しぶりに映画見ましたが良すぎましたね。

作品を気にいる条件のひとつとして映像と音楽が自分の好みかどうかがありますが、この作品はそこがドンピシャでした。

そして皆さんおっしゃっているラストシーン。
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ナサリン(1958年製作の映画)

4.0

ブニュエル監督は本当に昔から全然ブレないんですね。。感心させられます。

幼少期の過ごし方や環境がその後の人生や人格形成に影響してくるって良くある話ですが、この監督からはそれを強く感じます。

ブニュ
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フリック・ストーリー(1975年製作の映画)

3.0

頭空っぽにして見れる。
太陽がいっぱいの後に見るとやっぱアランドロンも歳取ってるな〜。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

2.0

本っっっ当に気持ち悪い。
伝統文化を否定するつもりはないですが、これを映画として楽しむ感性は僕は持っていないようです。。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

凄く混沌としてて、深く、歪んだ映画でした。俳優陣の演技半端ない。人間関係、一筋縄じゃいかないですね。

奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.2

本当に韓国の映画はリアリティありすぎて気持ち悪くなる。。いい意味でですが。。

ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.7

ほんと、あっぱれです。よくこんなもの作れますね。。

あらゆるものに対して挑発、と言うか疑問を投げかける様な作品でした。完成当時、相当な波紋を呼び実質的に上映禁止措置が取られたのも頷けます。見ていてハ
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

4.0

残酷で悲惨すぎる。。こんなの見てたら本当に病みそうです。

とにかくまっったく救いがチラリとも見えない。まさに鬱映画ってこーゆーのなんじゃないでしょうか。。

いろんなテーマが盛り込まれてた本作ですが
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.2

どうしても展開が読めてしまう。。
エンターテイメント性が強い日本の映画、久しぶりに見ました。

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラストの夢が覚めた感じの演出、良かったですな〜!冷えた体を温める湯船みたいに、ジワジワっとあったかい映画でした。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.5

高校時代ぶりに見ました。
改めてみると、面白さ凄い。分かりやすいし、見終えた後も綺麗で空虚な余韻を残してくれる。

あとはやっぱり皆さんおっしゃる様に、アランドロンの美しさが並大抵じゃありませんね!ど
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サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

2.7

なんだか教祖の話も矛盾だらけで、あまりに胡散臭かった。教祖がもっとリアルならより良かったかな。

サン★ロレンツォの夜(1982年製作の映画)

4.5

本当、すんばらしいです。というよりこの人の作品は僕と相性が良いんでしょうか。

ダヴィアーニ兄弟の作品を見るのは2回目ですが、彼らの作品は画面から溢れ出るエネルギーや感情や生きる事への執念がモロにスト
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こうのとり、たちずさんで(1991年製作の映画)

4.2

まずは、扱ってる内容が我々島国に住んでる人間には感覚的に分かりづらい ということが少し残念でした。理解して学ぶ事はできますけどね。。

複雑な内容のこの映画が終わるとともに何か希望に満ち溢れた描写があ
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