ゆうとさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうと

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ポールが自分の意に反して宗教的指導者となっていく様は、虐げられてきた民を救う革命のヒーローとしての優美さと、大規模な虐殺を招く未来予知に苦しめられる儚さとが渾然一体となって、観客に彼の運命を追体験させ>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.8

狂気を覚えるほど細部までこだわり抜いた映像表現で震えました。

これほどの世界観を違和感なく表現できるのは、この映像のおかげです。

映像の最新技術は常に進化します。この続編は更なる飛躍を遂げるでしょ
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複製された男(2013年製作の映画)

5.0

見せ方がうますぎます。全編通して、緻密に計算された構成なのだと感じました。

やはりここでもヴィルヌーヴらしく、人間の内面を深く描いています。

彼の最近の作品も素晴らしいですが、本作や「灼熱の魂」「
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

芸術的にも商業的にも成功している珍しい作品です。
これはもうアニメーションの枠を超え、新たな総合芸術となっているように思います。

英雄の証明(2021年製作の映画)

4.3

アスガー・ファルハディ監督の良さが存分に出てた大満足の映画でした。

TAR/ター(2022年製作の映画)

5.0

大変に素晴らしい映画です。

ケイト・ブランシェットは言わずもがなですが、脚本や編集、撮影も極めて秀逸です。

冒頭からただよう「不穏」が、ラストまで絶妙な加減で続いていく様は、とくに好きでした。

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

4.5

撮影方法が驚異的すぎて自分の目を疑いました。
3Dとは言わずとも、少なくとも映画館で観たかったです。

近松物語(1954年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

この時代背景だからこそ表現できる哲学的な物語に、映画ならではの時間感覚、美しい構図、痺れる音楽とが合わさり、さらなる高次の芸術性を垣間見ました。

俳優の演技も素晴らしいです。

恋によって、死を踏み
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