iszkaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

面白かった。

あの震災から10年以上経ち、『ドライブマイカー』や『すずめの戸締まり』など、ここ最近の邦画は質の良いケア作品が多いなと思う。

けれど、一歩間違えれば不快さをも感じかねない描き方をする
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

-

エージェントがドストライクすぎる!
ここ最近観た映画で1番癖に刺さる容姿をしている!

けどウォンカ ーウァイはあんまり自分にハマっていない事がわかった
多分伝えたい事と趣味の不一致だ

映像は確かに
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サイコ(1960年製作の映画)

4.5

ヒッチコックって、
映像狂いなんだなと思う

序盤の警察が、
個人的に1番不気味だ

あと穴からの見え方が予めわかってる構造が、緊張感を煽り立てて感心した
普段サスペンスを観ないのだけれど、常套手段な
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

もちろん流石に面白いけれど、前作まで良い塩梅で更新し続けてきた「これはさすがにやばいっしょ(笑)」「まだあんのかい!(笑)」感が期待値よりかは低いのは、後編へのフリだと思っている。

創造的進化(2019年製作の映画)

4.0

全員がこの感覚持てば、この地獄から抜け出せる気がするんだよな

MAHOROBA(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

オアシス(場所)で画面の比率変わるのは、大喜利としてうまい(笑)

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.4

再見

見えないものに振り回される現代の壊れやすい日常が、岩井節で御伽噺のように、けれどもリアルさを失わず描かれている。

目には見えない辛いことが多いけれど、嘘の仕事から擬似的な家族が作られたり、誰
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.2

小学生の頃の、あいつたちを思い出した。

子供である事の残酷さって、人間である事の根本的な罰を思い出させる。

とはいえ、この映画に関しては暗に父親を描くことによって、悲しみの連鎖と社会への提言やら、
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オアシス(2002年製作の映画)

5.0

ただただ痛いけど、説教くささはなく、
暴力的に純粋な愛だ……

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.2

公開時以来に再鑑賞した。

恋愛と自意識の結びつきが今より強硬だった頃は、何か教科書のような見方をしていたけれど、幸か不幸か、今観れば普通に面白いヒューマンドラマだった。

後半4人にスポットライトが
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バーニング 劇場版 4K(2018年製作の映画)

4.2

生活の死角や、
罪や悪の描き方と向き合い方

まんま村上春樹の物語を映像を観ている感じだった。

この原作は読んだことないけれど、
猫とか井戸とか好きだな。

ほつれる(2023年製作の映画)

5.0

奇しくも「痛かった、全部。」の『ラブライフ』からちょうど1年後に公開された「見ないようにしてた、全部。」の本作

どちらも"儘ならない日常"を不気味に切り取るのが巧みな邦画であり、自分の癖に刺さりまく
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

4.5

酩酊した挙句、全てにムカついてるのにどこか楽しい時の心象風景そのまま

女の台詞はないが画面で遊んでいる感じがして、あぁ映像的エンタメを楽しんでるなぁと思った

終始色んなものが壊れている、いや、壊し
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

5.0

再見

豊かさの、その先にある憂鬱
そして憂鬱の先にある人生愛が詰まっている

4Kにしてくれて本当にありがとう……
素晴らしい画の数々……
カップルズもお願いします……

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

例の後ろ姿は、ベタに素敵だったけど、
そのほかは俺の知らない夏だった

メーヌ・オセアン(1985年製作の映画)

4.5

羨ましい限りだが、俺にはこの空間への許可証がない

ラ・シオタ駅への列車の到着(1895年製作の映画)

-

『映像のポエジア』を読んで知った。、

「これが映像なんだ!!!」と再確認する。映像における美学的原理を復習する。つまり俺は、逆のプロセスの時代で生きている。

流石に点数をつけられなかった。

それ
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

話は流石に原作ありきになってしまうけれど、爺さんの死を発見した時、画の奥ではコスモスが綺麗に咲いていた。

最後に少年たちが、別々の道で帰ろうとしているのが印象的。
恐らく彼らは今後の人生で中々顔を合
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勝手に逃げろ/人生(1980年製作の映画)

4.5

(相対的に)わかりやすく、
狂気と清々しさを兼ね備えており、
かなり好きなゴダール

だがこれを商業映画とする感覚は、
理解できない。

撮影、編集、音楽の使い方、、、
やはり変態である。

気持ちの
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ルナ・パパ 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.3

劇場で観て大正解な本作
とにかく動的で楽しい画ばかり

映画が出来ることってこうだよなあ

子猫をお願い 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

4.5

閉鎖的で、
少し社会派なハッピーアワーといった感じ

関わりの再構築

終始映しているものが好きだったな

あとサントラ

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

4.1

任侠の美しさは、生と死の平行線の近さに端を発している。
この論理は、ソナチネや一部三島文学にも通ずる。

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.5

右を向いても左を向いても落胆する最悪な環境も、喜びばかりで溢れた時間もなく、
その狭間で生きているから訳もわからず涙が溢れてくる。