つまらないんだけれども、
すっごく良い映画だ
つまるところ、
それが人生への肯定なのかもしれない
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20分に凝縮された残酷さ
あまりに直接的だけれども、展開がしっかり酷いから説教ビデオじゃなくて面白い
人物へスポットを当てることを排除すると、印象強いストーリーを描けるのか
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リーフレットより
「あくまでもアレクサンドレは現実の人であって、過去を呼び出してもそこに浸り込む事はできない。過去の夏の日に現れる彼は黒いコートをまとった白髪まじりの老人のままで、当時の若者の姿に戻>>続きを読む
記憶と不在のコラージュ感覚
実在した当時を映すのではなく、
彼がいたという過去がある現在を撮るというドキュメンタリー
題材も作品も本当に素晴らしかった
新たな映像体験
原作既読
文章から伝わってきた砂の質感の
再現度は凄い
安部公房の作品は、
あまりにも皮肉めいている
原作未読
浮かぶ家は、
私たちの心のどこかに潜む「震災」のよう
あまりにも過酷
あまりにも悲惨
そして不条理な状況から再生する事ができるか
彼を救う周囲の人たちが、
常識人かつ善人ではなく、
ど>>続きを読む
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すっごく良かった。
特別目を引く展開があるわけでもないのに、退屈するどころか、
2時間どっぷり集中する事ができた。
しつこいぐらいの対比の演出、
でも嫌なあざとさがあまりない。
私には等底言語化>>続きを読む
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人生の何もかもを、
包むように肯定してくれる作品
若い間にこういった作品観ると、
今起きている悲劇についてや、
年老いることについて、前向きな気持ちになれる。
自分が年老いたあとに何を思うか
それ>>続きを読む
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昨今の映像は、あまりに壮麗すぎるので、
自分のツボに刺さらない事が多いけれど、
コゴナダの映像は、今映像で出来ることの正解を導き出している気がする。
AIという非人間的なものの存在から、
より明るみ>>続きを読む