ずどこんちょさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子(2014年製作の映画)

2.6

映画としてのクオリティは低めです。ありきたりなセリフ、「こんなことでお父さんトライアスロン引き受けちゃうんだ!あんなに反対してたのに!」と驚いてしまう展開。演出。
ですが、アイアンマンレースのシーンを
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.7

かなり良かったです。
基本的に各章でしっかり起承転結が作られていましたが、「転」に至るまでのマフィア同士の会話が平和過ぎて、そのギャップがかっこいい。
劇中でヴィンセントとミアが立ち寄った店“ジャック
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.7

もはや半世紀以上前のラブコメなのに、良作というのは、時が経過してもまったく色褪せないものなのですね。
道ならぬ恋に溺れるフランに想いを寄せるバクスター。彼女を助けたいと思う反面、彼女のベクトルは所帯持
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.4

どうして行ったこともない架空の街なのに、旅してみたくなるのだろう。ジブリ映画の不思議なところです。
見習い魔女のキキが一人前の魔女になるために修行の場所に選んだ港町が素敵。慣れない宅配業務に辛くなる時
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

これほど「衝撃のラスト」が蔓延した現代映画の中で、久々に本当に衝撃だった作品。
初めて見た当時、まだグロ耐性も強くなかったため、「うわぁ…」と思いながら見ていましたが、ラストシーンの余韻が強烈すぎて、
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

1.8

年に一、二度見たくたるホラー映画。
覚悟を決めてホラーコーナーにあったこちらの作品を手に取りましたが、後半からはどちらかといえば法廷サスペンスでした。
悪魔払いをテーマにしているので、オカルト要素はあ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

2.9

“刺激”という娯楽を追求し続けた映画でした。長時間もあっという間。
もちろん、ただグロいだけではありません。細かい所ですが、フレデリックとの会食の席でショシャナがハンスと再会するシーン。実に印象的でし
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凶悪(2013年製作の映画)

2.9

ある番組でリリー・フランキーさんが、「凶悪の役は素でやってる。役作りとかしていない」と告白してました。妙に納得しました。
リリー・フランキーの人間を人間と思わない殺人鬼ぶりが恐ろしいです。実際の事件を
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.6

残忍で、狂気的な連続殺人を描いた作品ですが、実際に起こった事件を基に作られていることを知ってちょっと引きました。
グロ耐性の無い人にはまずもって、鑑賞を薦めません。血の量も、バラバラ殺人の様子も残忍極
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

2.7

クエンティン・タランティーノが才能溢れる3人の監督に声をかけて作ったオムニバス作品です。第3話「ROOM309 かわいい無法者」が好きでした。
一応ジャンルはコメディですが、大笑いして笑いが止まらない
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チョコレート・ファイター(2008年製作の映画)

3.4

アクションが痛快、爽快。
はっきり言おう。この娘になら、蹴られてもいい!!\(^o^)/

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.0

リブート版スパイダーマンの続編。
衝撃的な展開でした。「えっ!?」と驚いてしまいました。でも、調べたら原作にもある展開なんですよね。
グウェン・ステイシー。彼女は、スパイダーマンがスパイダーマンとして
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.7

前3部作よりこっちのリブート版の方が面白かったです。スパイダーマンがイケメン高校生という設定も、カッコいいです。

ミックマック(2009年製作の映画)

3.8

コメディタッチで勧善懲悪。ジュネ監督の独特の世界観もしっかり生かされており、なかなか面白かったです。
人間大砲や、ハチ入り瓶詰めなど、それぞれが得意技を生かして復習を果たしていく様が爽快でした。

予告犯(2015年製作の映画)

2.9

最初からそこまで期待値は高くなかったですけど、劇場で見て、やっぱりそこを超えることはありませんでした。ただシンブンシたちが結束した“ある事件”は非常に悲しい。もしも、こんな現実が本当にあるのだとしたら>>続きを読む

電車男(2005年製作の映画)

3.7

『電車男』が社会現象となった時、丁度10代の青春時代でした。友達とORANGE RANGEのテーマソング目当てで映画館に行ったことを覚えています。
ドラマ版と比較する人が多いと思いますが、私も比べれば
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.9

まだまだ幼い二人の、ちょっと背伸びした恋模様も心がほっこりするのですが、ラストシーンの教師や親ら大人たちから逃げ回って暴れまわる子供たちのシーンが好きです。
子供のエネルギーは底知れず、それが自由奔放
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.0

ジャン・レノとナタリー・ポートマンの演技も良かったですが、何より一番はゲイリー・オールドマン。あの怪演というか、奇才というか、多分あの人本当にそういうの吸っちゃってんだろうなと思わせてしまう迫真の演技>>続きを読む

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.3

原作を読んでハマって、映画化が大好きな三木監督だったので迷わず行きました。
相変わらず三木監督のキラキラした雰囲気。透き通るような輝く空気感が好きです。
原作にはなかったシーン。バーで音楽が聞こえてき
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.4

園子温ワールド!
血飛沫は飛ぶわ、首は斬られるわの血糊祭り状態だが、そんなヤグザ同士の抗争を舞台に映画撮影をしようという設定の異常さ。
二階堂ふみさんの出る作品によって顔が変わる七変化ぶりは相変わらず
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卒業(1967年製作の映画)

3.5

「卒業」というタイトルからこれまで勝手に卒業式をイメージしていましたけど、全然違いました。
成績優秀、親に従順に生真面目に生きてきた青年が、人生で初めての羽目外しから生じてしまった恋の壁を乗り越え、愛
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

2.9

前編に比べたら、少しスコアは落ちるかもしれませんが、しっかりストーリーは完結していたと思います。所々、伏線回収されてたのかよく分からなかった部分もありますが、『猿の惑星』にも似た、前編とは違った種類の>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.3

ミュージカル映画は人を選ぶのかもしれませんが、『レ・ミゼラブル』はミュージカル要素も強い一方で、ストーリー性も色濃く泣けます。
ヒュー・ジャックマンの、甘くもあり、力強くもある歌声には痺れました。

リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.1

人間同士の格闘技が廃れ、ロボット格闘技が主流となった近未来が舞台。トレーニング用の旧型ロボットで世界制覇を目指すスポ根要素あり、親子愛ありの、温かくも、熱くもなれる作品です。

めめめのくらげ(2013年製作の映画)

1.1

正直、ここまで見ていて苛立ちが募る映画は初めてでした。全体的に漂う中途半端な雰囲気。遊びや趣味の延長線上で作られたようなストーリー。中途半端に震災に触れ、小道具の一つにされたことにも怒りを覚えました。>>続きを読む

少年時代(1990年製作の映画)

2.6

昭和時代の小さな田舎の学校のヒエラルキー。いじめっ子と、いじめられっ子と、革命を起こす子と…。
この時代に生きていないし、こんな田舎には生きていないけど、どこか懐かしさを感じる少年時代の話です。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.6

その後、三部作全部見たシリーズの一作目。結果、一番面白かったですよね。
笑える展開といい、ラストの「あー!」という爽快さといい、この作品が一番楽しかったです。大人が楽しめる下品なコメディ映画です。

海街diary(2015年製作の映画)

3.2

“diary”の名の通り、鎌倉の街で過ごした日々の記録が日記のように綴られる映画でした。
ゆったりしていて、それでいて人間ドラマが描かれていて、街の美しい四季とともに楽しめました。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

2.3

設定を生かしきれていなかった印象です。どうにも長く、展開も緩やかで、間延びした感じがありました。
ただ、運命や時間の儚さというものは伝わってくるものがありました。

渇き。(2013年製作の映画)

2.2

中島哲也監督の作品は大好きです。大好きなだけに、正直、この映画は残念でした。
『告白』のヒットがあったからなのか、少し商業的なバイオレンス映画に走ったような感じです。『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.1

ティム・バートンが描くおとぎ話のような世界観が素敵です。
父の話が嘘丸出し過ぎて、死に際の父との溝を埋めることができない息子。ところが、そんな父のホラ話が奇跡の結末を導きます。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

設定が面白かったです。大長編の『世にも奇妙な物語』のようでした。
もしかしてこの世界は作り物なんじゃないか?と疑ってから、妻を車に乗せて街の外へ逃げ出そうとするシーン。ジム・キャリーならではの半狂乱の
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.7

9.11テロで父親を亡くした少年の抱えた傷。発達障害を持つ彼が父の遺した鍵の謎を解く旅に出ることは、それだけで過酷な挑戦でした。
それゆえに、母が息子のために裏で注いでいた愛がとても美しく、泣けました
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.4

もはや、サスペンス映画の伝説的作品です。
何が真実で、誰がカイザー・ソゼなのか。鑑賞者にもラストシーンまで、その全貌を掴むことが難しいオチです。文句無しのアカデミー脚本賞受賞作品!

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

自分自身、この実在したスナイパーの情報はまったく持ってない状態で劇場へ足を運びました。
だから、目の前に繰り広げられるイラク戦争の惨状も、緊迫感も怖かったし、何よりラストに衝撃を受けました。最後、エン
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

男ってのは、すごく魅力的な女の子に振り回されるものでしょう!
バラバラになった時間軸で展開されますが、パズルのピースのように繋げると、ある面では散々な恋だったかもしれないけれども、人生を通して見ると、
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