ずどこんちょさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.1

泣きっぱなし…とまではいきませんでしたが、心にズシンときました。
登場人物は、皆、善人です。妹も、お母さんも、お父さんも、弁護士も、医者も、みんな白血病のお姉さんを助けたいと思っています。だけど、みん
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ストンプ・ザ・ヤード(2006年製作の映画)

3.1

この映画を参考に、ちょっとしたストンプを披露したことがあります。
改めて見ましたが、なかなか面白かったです。亡き兄の志を継ぎ、大学へ進学した弟。ラストのストンプ大会は演出もカッコよかった!

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.6

ラストの告白は衝撃でしたねぇ〜〜
この映画、ラストの告白ですべての評価が決まると思います。

きっと必ず、二回見たくなります。

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

ダントツで好きです。
クリストファー・ノーラン監督の作品としても好きですし、ダークナイトシリーズの中でも一番好きです。
悪とは何か?人間とは生まれ持って悪か?善か?いろいろと問題提起させられます。音楽
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

クリストファー・ノーラン監督の作品は大ファンですが、中でもトップクラスで難易度の高い作品でした。
ただ、高次元空間やブラックホールの中心などを描き出したところが驚きで、『インセプション』や『プレステー
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソン監督の可愛らしい演出が、子役二人が活躍することで、とても映えます。
小さな二人の逃避行。どこまでも逃げ切れるわけないと、きっと頭で考えれば分かるはずなのに、それでも逃げ続けたい子供
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ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

2.4

青春の1ページを思い出しました。これほどまでに美しくはなかったかもしれないけれども、確かに自分にも青春があったなぁと…。
片思いのベクトルが、それぞれ別々の方向を向いているような微妙な人間関係が非常に
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.9

大好きだった『龍馬伝』を彷彿とさせてくれますね!福山雅治と佐藤健の師弟関係。とてもしっくり来ました。
個人的には、国家権力が志々雄一派に立ち上がるシーンが何より好きです。正義は、悪には決して屈しない。
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.9

大河ドラマ『龍馬伝』が大好きでした。
中でも、佐藤健演じる岡田以蔵の悲しい姿が好きでした。だから、本作でそれにも似たあの姿を観れるのが嬉しかったです。
とにかくアクションがすごい!失明の危険もあったと
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.6

個人的には、劇場版の『ガリレオ』で言えば、『容疑者Xの献身』の衝撃は越えられなかった感があります。
ただ、またこの事件も切なく、哀しい真実です。美しいあの海は、大きな涙の集まりのようにも見えます。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.3

ドラマ『ガリレオ』が好きで、ガリレオのテンションで映画館に観に行き、見事に空気感が違っていて衝撃でした。そして、究極の愛とも言える、映画のテーマを痛感し、鑑賞後一週間は余韻に浸っていました。
とにかく
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.8

友情というテーマをとことん突き詰めて描いた作品です。生き方や、身なりがまったく正反対だからこそ、そんな二人が親友同士だと面白くなるんですね。

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

4.1

豪華キャストで送る、最高のコメディ映画です。ギャグセンスは「並」ながら、世界観や演出がキラリと光ります。記憶が続かないアヤカ・ウィルソンが健気で泣けます。

キサラギ(2007年製作の映画)

4.3

思えば、この頃から古沢良太さんの脚本は面白かったんですねぇ…。
ワンシチュエーションで繰り広げられるコメディ。笑いとミステリーが融合し、ラストシーンのアッと驚く真実。とにかくのめり込んでしまいます。

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.1

ストーリーもさることながら、俳優陣が光っていた作品です。
高倉健は、黙っていても口にしてもカッコよく、
武田鉄矢は、非常に大きな親近感を感じ、
桃井かおりには、純真無垢なる優しさを感じ、
そして、警察
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.4

ここまで恐怖かと!最初、劇場で見た時はそんな風な映画とは思っていなかったので、広大で深淵な宇宙空間で孤独になるということが、これほど怖いとは思いませんでした。
結局、翌日にもう一回劇場へ足を運んだ人生
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.9

問題だらけの家族たち。だけど、私が個人的に感じたのは、すべての核は、やはりあの母親なんですよねぇ…。
ラストシーン。あの母親の姿を見た瞬間、なんだか自分の母をもっと大切にしないと、と親孝行の念に駆られ
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.4

この映画は何より爽快なラストシーンでしょう!
たった一枚の売れないCDが、なぜ世界を救うことができたのか??その真実が分かった時、「あぁ、自分の人生も、もしかすると無駄じゃないんだな」と前向きな気持ち
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.2

女性の友情を描いた今作。ストーリーの展開もスッと入り込めて、楽しめました。
一つだけ気になったのは、主役の怪演に若干、引いてしまったことです。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.4

X-MENシリーズでは、もっとも面白いと思っています。
そもそもスピンオフ系の映画は好みではあるのですが、何より社会情勢を適度にSFとごちゃ混ぜにした所がゾクゾクしました。

告白(2010年製作の映画)

4.1

中島哲也監督、こういう映画も作れるんだ…と劇場で見た時に感じた第一印象です。
ここから中島監督の作品群に入るのは、あまりオススメしません。なぜなら、『下妻物語』や『パコと魔法の絵本』などを見てから、そ
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.7

中島哲也監督にハマったきっかけとなった作品です。松子という女性の人生が、いかに悲劇的で、いかに献身的で、いかに愛に溢れていたのかが丁寧に描かれています。
父への愛、妹への嫉妬と愛情、男たちへの父を投影
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タップ・ドッグス(2000年製作の映画)

2.3

ストーリーはハイライト的で秀でたものではないと思いましたが、何よりストリート系のタップダンスがかっこいい!工場の設備を使ってのタップシーンが最高でした。

街の灯(1931年製作の映画)

2.7

盲目の女性のために、あの手この手でお金を稼ぐチャップリンの健気さ。チャップリンの映画で皆が彼を好きになるのは、彼の等身大の魅力だと思います。
すらっと背が高いわけでもなく、お金持ちでもなく、地位も名誉
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

2.1

これぞ冒険活劇!
まさしく映画だと思えるようなワクワクする非日常感を味わえました。

桜、ふたたびの加奈子(2013年製作の映画)

2.6

ゾクゾクしました。2つの意味で。
死んだ愛娘の生まれ変わりを信じ続けた、ある種、狂気的な母の執念の話。1つは、その執念に対してホラー的なゾクゾク感。もう1つは、執念が生み出したラストへの違う意味でのゾ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.7

あれほど大惨事を起こしたテーマパークを、なぜ再び展開したのか!そしてなぜ一般客に開園したのか!
約20年前のジュラシック・パークをリスペクトするシーンも多々あり、超興奮しました。

ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)

2.7

カーターが冤罪を晴らせたのは、ファンがいたからです。それは、ハリケーンというプロボクサーのファンではなく、ルービン・カーターという無実の罪を着せられた黒人に対するファンでした。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.9

金曜ロードショー等で何度も放送されてますが、何度見ても面白いです。インターネットが人と情報をつなげても、結局、人と人をつなげる家族の強さは計り知れないのだと感じさせられます。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.8

たまたま何の前情報もなく、時間を持て余してフラッと入った映画館で衝撃的な出会いをした作品。ウェス・アンダーソン監督の不思議でポップな世界観が好きです。

インセプション(2010年製作の映画)

4.9

ノーラン監督の脳内はどうなっているのだろう。夢の世界観を忠実に再現し、その設定をフル活用したストーリーがすごく引き込まれます。

セッション(2014年製作の映画)

4.5

狂気に満ちた師弟関係が圧巻。現代日本ではギリギリアウトな指導だけど、「教育」とは何たるやを緊迫した中で教えてくれる作品でした。
良い教師は、生徒の心に火をつける……と言うけど、本当なんだなぁ。

永遠の0(2013年製作の映画)

4.5

岡田准一演じる宮部さんが、特攻直前になぜニヤリと笑みを浮かべたのか…。見終わった後、その姿が目に焼き付いてずっと気になっていました。
特攻隊を美化した作品とか、やたら平和尊重する反戦映画とかではありま
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やさしい嘘と贈り物(2008年製作の映画)

3.8

予告編や宣伝でネタバレしてるのはどうかと思うけど、ストーリー自体はすごく良かったです。「永遠の愛」というと嘘っぽいけど、その姿を見たような気がしました。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.3

どんなに有能な博士でも、結局は一人の人間なんですよね。
映画史上、もっとも人間らしい英雄のストーリーです。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

2.1

同じ俳優を起用し、ずっと撮影するという発想は好きです。
ただ、ストーリーは……普通だったかなぁと感じます。