ずこやまさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

16ブロック(2006年製作の映画)

4.0

やさぐれブルースウィリス&良い人なのに道をちょっと間違った感が出まくりのモスデフそれぞれの人物描写を丁寧に重ねてからのラストは、きっかけがあれば人は変われる的な人間/人生讃歌をしっかりと描けていてカタ>>続きを読む

フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.0

1作目以外は毎回ちゃんと面白さをキープしてるシリーズ。今回もアメリカ批判的(冒頭の向かう先とクライマックスに向かう先の対比がなんとも皮肉…)な要素も盛り込みつつ、アクションとドラマのバランスが良い10>>続きを読む

13F(1999年製作の映画)

3.0

同系統のマトリックスほど革新性はなく、フリーガイほどポップでもなく、デモンズ××(いちおうネタバレ回避)ほど唯一無二な作品じゃないけど、余韻のあるラストも含めてきちっとまとまってていい感じ。

野獣死すべし(1980年製作の映画)

4.0

フルチのギャング映画ということでわくわくしながら鑑賞。序盤はスローだけど、中盤以降はホロホロ茹で死体とか顔面直火焼きとか人体破壊特化銃撃戦描写などお得意のゴアが炸裂して楽しい。物語の顛末は唐突感あるけ>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

4.0

何年か振りの再鑑賞。やはりおもろ。ライブハウスを舞台にパンクスvsネオナチ犯罪者集団の攻防戦を、途切れない緊張感と”結果”を見せる暴力描写を交えて描く。ラストの異様な虚無感は他の映画では味わえないかと>>続きを読む

ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち(2021年製作の映画)

3.0

ドラマを観た人がそっくりさんを見て楽しんだり、トリビアを楽しむ映画かな。ポーリーのOh!が似すぎてわらた笑 当たり前だけどガンドルフィーニ息子もパパにそっくり。エンディングにあの曲が流れた時が1番アガ>>続きを読む

マイ・ボディガード/燃える男(1987年製作の映画)

4.0

「俺はこうして命を落とした」というモノローグから始まるハードボイルドなフレンチアクション。心が死んだ元傭兵に守るものができて、、的なよくある話だけど、ボロボロになっても執念で犯人を追い詰めるスコットグ>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

毒親の極み。90分できっちり終わるおもろ映画。中盤のDIY的な脱出シークエンスにわくわく。ラストはあーそっちの方に着地するのかー、、からのアレで震えながらわらた笑 ロメロのモンキーシャインをもう一回見>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.5

ネタだけなら新アウターリミッツが45分でやりそうな話。でも人生とは・老いとは、、的な寓話として観ればいいのかな。おじいおばあになった夫婦が歪みあってる理由も忘れてヘブン状態になってるのが良き。骨ボキボ>>続きを読む

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.5

ドンパチが観たくて鑑賞。AK47にホロサイト+フォアグリップ+デュアルマグというCOD的なカスタム銃やSVDやRPGも出てくる銃撃戦は概ね満足で、特に中盤の突発的建物内超近接戦がお気に入り。彼らの任務>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

昔、飲み過ぎて池袋の土間土間のトイレを大惨事にした記憶がフラッシュバックした笑 タイトルは「お酒のお代わり」ってのと「人生の再出発」のダブルミーニングなんかな。夫婦の顛末にはちょっと言いたいことがある>>続きを読む

少年と犬(1975年製作の映画)

3.5

衣装・セットのルック、歪んだ世界観、狂ったキャラ、シニカルな物語とそのオチなどなど、まんまFalloutで楽しい!わんこももふもふでかわいいし賢いしで最高。ずっと観たかったやつだからU-NEXTにマジ>>続きを読む

ヴァンパイア/最期の聖戦(1998年製作の映画)

3.5

10年以上ぶりの再鑑賞。聖職者からほど遠いバイカーみたいなヴァンパイヤスレイヤー達が活躍する冒頭のハントシーンが最高すぎ。並んで歩くところなんてもろに西部劇オマージュだし、主人公のアウトロー感・ゴア描>>続きを読む

透明人間(1992年製作の映画)

3.0

初鑑賞。ほぼコントだった。当時の特撮技術で表現される透明人間描写は楽しい。けど音楽もカーペンターじゃないし、あんまりカーペンターみが感じられなくて残念。

ハウリング(1981年製作の映画)

3.0

正直ストーリーがおもろないけど、変身シーンの特殊メイクとかアニマトロニクスが楽しい。人狼ももふもふしてちょっとかわいい。80年代のSFXは夢があって大変よろしい。

娼婦ケティ(1976年製作の映画)

4.0

DVD化すらされてないこの映画を観れるとは、、U-NEXT に感謝!貧困や状況に翻弄されながらも搾取されず被害者仕草もせず不屈の心を持って自分であり続ける女性の物語は、まさにヴァーボーベン的フェミニズ>>続きを読む

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.5

「諦めたらそこで試合終了」ではなく、諦めたからこそうまくいったり思ってもいなかった方に進める時あるよね的な映画かな。シリアスなのかコメディなのか独特のテンポ感とユーモアはいつものカウリスマキ。今作も音>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.0

アクション満載で楽しい。特にクライマックスの銃撃戦はヒートやザ・アウトローに引けを取らないレベル。その後のタイマン肉弾バトルにも大満足。ドニー演じる主人公が正義に真っ直ぐすぎる故に闇堕ちしてしまった悪>>続きを読む

融合体(2017年製作の映画)

4.0

すんごい昔にYouTubeで字幕なしで観たけど面白かった記憶。ダコタんが人工的に作られた人間って設定だったかな?ラストオブアス2にそっくりなクリーチャーが出てきます。

デモニック(2021年製作の映画)

2.5

ストーリーやビジュアルに目新しさがなく、ブロムカンプの新作としては大変ガッカリ作品。バチカンの対悪魔エクソシスト強襲部隊が出てきた時はアがったけどなんの見せ場もないってどゆこと。。oatsstudio>>続きを読む

パラダイム(1987年製作の映画)

4.0

昔、近所のビデオ屋で105円で売られてるのをレスキューして以来の鑑賞。オカルトなど非現実要素を科学でアプローチするってのがよき。ずっとベンベンいってるカーペンターサウンド最高だし、ほぼ屋内だけで話が進>>続きを読む

JOINT(2020年製作の映画)

4.0

各登場人物の”顔”を含めたキャラ付けの上手さ、キチっとしたカメラワークや絵作り、淡々としながらもどんどん進む物語のテンポ感も良く、120分できちっと顛末まで描ききる。初監督&インディーズながらも奇を衒>>続きを読む

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.5

昔午後ローで観た以来の再鑑賞。独特なライティングが怪奇映画的なムードで最高。霧の中からゆったりと現れる怨霊?達のデザインもカッコいい。ラストシーンのあれも80年代ホラー映画らしくてたいへんよろしい。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.5

放浪者の主人公がいなくなった犬を探すだけの物語なのに、観始めたら目が離せない。物語上の絶対的な悪役はいないし手を差し伸べてくれる人もいるけど、運もお金も帰る場所もない主人公に世界はあまりに冷たく不寛容>>続きを読む

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

4.0

10年以上振りの再鑑賞。コンプラ的にアウトな食人族vs軟弱メガネパパ。序盤で家族描写をしっかりやって(わりと家族間でギスギスしてるのがリアル)からのあの展開は劇キツだが、だからこそ軟弱パパが家族のため>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

荒唐無稽さもありながら、結末に向けて因果や宿命が集約されていく物語がしっかりしてて◎。ボケしかいない登場人物達の行動にはふふってさせられるし、87elevenのアクションも楽しい。世代ではないけど、デ>>続きを読む

カーター(2022年製作の映画)

3.0

脅威の132分ワンカット風のアクション映画。血もびゅーびゅー出ます。序盤の銭湯?のシーンは良かったけど、グリングリン動くカメラに映像酔いしたのと、イマイチな物語のせいで中盤以降は微妙に。ゾンビ的なやつ>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.5

・コスモのかわいさは異常🦮
・ゴッドオブウォー笑
・ドラッグスのクソダサセーター
・ケヴィンベーコン(本人)いいやつすぎ
・バッキーの腕?なんで笑
・ヨンドゥで泣かせてくる

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

予告編みたいなクラシックな怪奇映画っぽいやつかと思ったけど、白黒なだけでいつものマーベルだった。ちょい残念。けど「天国の口、終わりの楽園」が好きだからガエルのマーベル参戦は超嬉しい!今後他のキャラとど>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

笑いありでテンポよく進むけど、逆を言えば軽過ぎ駆け足過ぎでなんか雑な感じ。。まあでもクセ強なヤギ最高だから良いか!

✨🌈🌈🌈🐐🐐🪓🚢✨

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.0

身に起こった悲劇は運命か偶然か。。ちょっと顛末に言いたいこともあるけど、みんなどこか傷ついている人達が疑似家族っぽくなりつつ心の折り合いをつけるって物語はとてもすき。と同時に笑うしかないブラックユーモ>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

ずっと観ようと思ってたけど後回しにしていた鬱屈系サブカル青春映画。主人公の斜に構えた感じや友達との関係性の変化、ブシェミのキャラや生き方いろいろと身につまされて終始焦燥感というかもやもやする感じ。でも>>続きを読む

ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)

4.0

10年ぶりくらいの再鑑賞。とにかくエンディングがカッコ良過ぎてそれを観るための映画と言っても良い。死を望む男がなぜ死に抗うのかという哲学的なテーマが主軸だから、よくあるサバイバルものだと思って観ると評>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

期待値ハードル上がり切った状態で鑑賞したけど面白かった!特に最後の肉弾アクションはクンフーやシラットとも違うオリジナリティがあって、凄すぎて3回見返した笑 この手の映画の弱点になりがちな非アクションパ>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.0

ゲームからの引用が多くて楽しい。ハートの鍵まで出てきたのは笑ったが、さすがにあの「かゆい、うま」は無理があると思う笑 しかし1.2+@の雑なダイジェストにしかなってない脚本でOKなら、逆にゲーム忠実す>>続きを読む

プッシャー2(2004年製作の映画)

3.5

後頭部にいれたRESPECTってタトゥーの物悲しさよ。。要領が悪すぎて誰からも蔑まれどん底に堕ちたマッツが一線を超えた後に見せるあの行動は、誰よりも人間味に溢れてる。エンドロールの入り方(特に音楽)も>>続きを読む