あたまいたさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あたまいた

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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.5

これほど題名と内容が違うのはなかなかお目にかかれない。
シンプルにボーイミーツガールであり、パーティーではないし、話しかけられない訳でもなかった。

パンク好きの不良ぶってるけど、心は純粋なのよねぇ。
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.3

車同士ををぶつけてみて、人間をぺしゃんこにしてみたらどーなるのかという、極めて安直で下らない着想で作ったのがみえみえだが、そんなことが吹っ飛ぶくらい車と映画への著しい愛情が表れていて、気持ちがよかった>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.3

時代劇でない黒澤作品を初鑑賞。

人間の心理をえぐり出すようなヒューマンドラマの面と、犯人を追い込んでいく刑事ドラマの面どちらも欠けることがないストーリーに引き込まれた。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.1

ブルース・リー初鑑賞。
やっぱスタントなしってのがすごいよなぁ。
昔、TVで見てなんとなく記憶していた以上に筋肉が隆々としてた。背丈はないけど、あの上半身をみたら、一番強いのはリーで間違いなし。
ジム
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.6

世界の警察である米軍をもってしても、人数で不利な場合はどうしようもないことがわかる。

縁もゆかりもない国の内戦に介入したがために、その地で命を落とす兵士があまりにも不憫

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.8

他のリンチ監督作品ほど難解ではなかった分、すんなり入ってきた反面物足りなさもあった

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.1

映画館がいよいよ再開
一人ずつ間隔を置いて座る配置。間の座席にはテープを貼っていて、全スクリーンにこの作業を行うのはかなりの労力がかかるのが一目でわかる。ソーシャルディスタンスをしっかり確保した運営で
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スピード(1994年製作の映画)

3.7

時速80km以下になると爆発するという、犯人側の勝算どこにあんねん設定とか、言い出したらキリがないツッコミどころ多し。

とはいえど、高速で移動しているだけあってハラハラした。車輪とかに巻き込まれたら
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ネットワーク(1976年製作の映画)

3.5

視聴率競争に熱が入るあまり、善悪の判断がつかなくなる制作陣。

もはや狂ったハワードが一番まともなことを言っているのではないかと思えるほど。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.0

おそらくそれまで全く人から注目を浴びてこなかったであろう人間がもてはやされることによって、歯止めが効かなくなる怖さ。
無計画な上に、頼れる存在がいなかったことも拍車をかけ、引くに引けなくなった男の末路
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レインマン(1988年製作の映画)

3.2

主人公チャーリーはバリバリのセールスマンで、自分の成功のためなら、人を利用することもいとわない。
そんな性格になった一因として幼い頃から父親に冷たくあしらわれてきたことが挙げられる。
しかし、幼少期の
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ニキータ(1990年製作の映画)

2.8

ニキータの精神面の弱さが目につき、いまいち好きになれへんかった。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

5.0

次、この監督の新作映画が上映されたら絶対映画館に見に行こうと思う。この作品でミッチェル監督に一目惚れしてしまった。

冴えない主人公の巻き込まれ具合はヒッチコック(劇中に墓が登場)、難解なストーリーは
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.7

タクシードライバーのトラヴィスとかなり重なった。

自ら命を絶つ寸前で思いとどまらせた少女の存在。
そんな彼女さえも救えなかったジョーが絶望の淵に立たされるのは至極当然のこと。
それでも、少女と生きて
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.6

久しぶりの邦画で、初岩井。
よかった。

人の温かさ・そばにいる人の尊さ、懐かしさ
普段は通り過ぎてしまう感情を思い起こさせてくれた。

stay homeしている今というタイミングにみたい映画。

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.3

初鑑賞がIMAXでほんと良かった。ヘリコプターの轟音、その他諸々も含めてIMAXの破壊力が想像を超えてくる。

いかに無意味な戦争だったのか。
何のために戦ってるのか、とち狂っている兵士がゴロゴロでて
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

スパイク・リー監督初観賞。
監督自身がファンキーな見た目なので、作品もそんな感じかと思っていたが、人種差別に向き合った硬派なテーマ。


主人公がかなり冷静で、侮辱されたりしてもブチギレしないところが
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.7

てっきり教皇とその右腕の話かと思ってたら全くの的外れ。佐村河内&新垣さん的ストーリーを勝手に描いてた。にしても主演の二人の重厚感には大満足。

教皇と信者との距離感はよぉわからんけど、教皇がだいぶ近く
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

GOTの監督が、街が崩壊していくシーンを住民視点で描きたかったが、それだと誰も興味が湧かないので、アリアが逃げ惑う姿を映し出すことで臨場感を出したと言ってた。
この映画でその発言を思い出したなぁ。
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

時代設定がWWⅡにもかかわらず、ここまで朗らかな映画は初めて。
それも、なるべくジョジョを戦争から遠ざけてくれていたお母さんをはじめとする周りの人のおかげ。
そんなジョジョにも目を背けたくなるような現
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

痺れて唸る。
久しぶりにこの感覚になったなぁ〜

かなりバランスが取れた映画だと思う。
前半の喜劇から後半の惨劇まで、塩梅が素晴らしかった。
主人公の家族がコミカルでテンポ良く進んでいったから、サスペ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今作がスターウォーズ新三部作の最終章ということで厚めの期待をかけて観に行った。
スターウォーズの世界に大興奮したのは本当なのだが、エンドロールが流れている間、「んー」と頭を抱えざるを得なかった。

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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

1.5

正直なところ、これが青春映画の金字塔みたいな扱いを受けていることがにわかに信じがたい。

普段は絶対絡まないであろう、毛色の違う5人が補講のため休日に登校させられて、徐々に心を通わせていくというのがい
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

2.5

んー
2020年東京五輪開催がまんまになったことは「おぉ〜」とはなったけど、
あまりにも難解な内容だったので、原作読まんことにはなんとも言えないなぁ
自分のアキラの解釈が合ってるのかどうかという点も含
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.1

ダニーボイル✖︎リチャードカーティスは見逃せない。

カーティス先生は、ほんまに外れがありませんわ。どんな作品でも幸せな気持ちに導いてくれるので、安心して身を任せられます。これからもよろしくお願いしま
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

大富豪で最後に出したらあかんのが、2と8。ほんで、ジョーカーなのよ。かと言って、最初の方に出したらもったいない気がするし、単体で出したところでスペ3返しあるから使い方むずいよね。最後の方に2とか強めの>>続きを読む