りーさんの映画レビュー・感想・評価

りー

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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.4

ファシスト政権下のイタリアをテーマにした話?だったので、歴史的背景をあまり知らない私にとっては退屈な映画だった

サムネに惹かれてみたものの、歴史色が強く内容も個人的な人物よりも歴史によって動かされた
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.7

あらすじと違うような映画が始まり戸惑ったから、パリのシーンぐらいからあらすじ通りになって安心

終盤ぐらいでタイトルの意味を感じた

基本的にシュールなシーンが多くて面白い
Instagramのリール
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃお洒落!
マンハッタンってめちゃくちゃギラギラした街だと思うんだけど、モノクロで切り取ることでうるささが減り、人間ドラマと画の構図に目が行き良かった!
馬車に乗るシーンでの夜景が、満点の星
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.5

普通に怖いけど、ツッコミどころも多々ある

モキュメンタリーで話が進むが、ドキュメンタリーらしくない画角や、めちゃくちゃ画質が良い映像のせいで入り込めなかった
こう見るとブレアウィッチプロジェクトの凄
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.1

めっちゃええやん!

お互い親友のことを思いやってるのがめちゃくちゃ良いし、最適な相手と恋人になって終わるラストも良かった
ラストの服の色がウケる笑

フランスのバカンス文化を取り入れた内容で、湖でウ
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海街diary(2015年製作の映画)

4.3

すごく良かった

すずちゃんが救われて良かった!
ここにいて良いんだよって言葉が救済すぎたね

2時間でしっかりまとまっており、1シーズンのドラマを見終わったぐらいの満足感がある

すずちゃんが良い子
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処刑人(1999年製作の映画)

3.4

思っていたのと違う!

もっと重い内容なのかなと思っていたが、コメディよりのサスペンスものだった
2人が悪党を殺し、刑事が殺しの手口を暴くみたいな感じで話が進むが、映画のリズムがあまり好きじゃなかった
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

普通に楽しめた!

ご飯食べながら見ていたから、最初のカットがきつかった笑

何かがおかしいな〜って思いながら見てて、それは急に来て、終盤の方は父親に媚を売り家族内バトロワが始まって面白かった

最後
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

前向きな終わり!

蒼井優と日本の夏が似合いすぎる!
ナチュラルでこの可愛いさはやばいし、役柄も合間ってめちゃくちゃ好みだった

百万円貯まったら引っ越すというロードムービー調で話が進むが、桃農家でリ
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市子(2023年製作の映画)

4.4

すごかった...

内容に関して、予習はしてなかったが絶対に重い作品だと想像してたから覚悟して観たけど、ちゃんと重たかった
昔のドラマで戸籍がないのがテーマになってるのがあったが気がするけど、戸籍がな
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

この時代のロムコムは安心してみれる!
ハッピーエンド最高

ロムコム界の女王であるジュリアロバーツはやっぱり最高
最初の登場では、ブロンドのウィッグをしており化粧も濃いめだから誰かわからなかったけど、
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白い!

クラリスのレクター博士との接触するシーンがなぜかめちゃくちゃエロい!
2人の接触はいつもガラスや柵格子で隔てられているが、会話を通し精神的に混じり合うようなかんじがまるでセック
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.6

1人でいることに耐えられないのに、他人といる努力をしない主人公が見てられなかった

休暇中色々な思いをし、最後の駅で一歩踏み出すのが良かった

山から海とロケーションが良く、バカンスを体験できる
バカ
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.4

ちょっと退屈だったな〜

離婚の危機に迫った夫婦が夫の故郷へバカンスしに行き、若い頃の愛は無いがお互い愛し合っていることを話し合い、良い感じになるのが良かった

並行して漁師と政府との問題も挙げられて
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

全然煮えたぎらず終わってしまった

もっと明るい話だと思ったけど、結構重く受け止めてしまった
お酒を題材にしてるけど、ドラッグものの映画を見終わった時と同じ気持ち
スッキリ見終われない

お酒とかドラ
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.7

画がとにかくお洒落で、会話が多い!

たった1日の一部分を切り取っただけの映画なのに、色々な人が出てくるし、画がお洒落だから退屈しない

主人公はスピリチュアル過ぎて、自分が病気になったことを過剰に心
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のら犬(2023年製作の映画)

3.8

マイプライベートアイダホを想像して見始めたら、地獄なような映画だった

ところどころ度きついシーンがあるが、ドッグの誕生日会でレストランで食事するシーンは地獄すぎて観るのやめようかと思った
でも、見て
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

5.0

大好きな映画の一本になりました

いつか行きたいサンティアゴ巡礼をテーマにしたロードムービー
やっと観れました!
期待を超えてくる満足度で、最高でした。
見終わった頃には胸がいっぱいになっており、まだ
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幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

3.7

結構斬新なのでは

色々な作品見過ぎて、この幽霊は主人公が生んだイマジナリーフレンド的な存在なのではと要らぬ想像をしてたけど、間違いなく幽霊で、そんな幽霊と恋する恋愛話でまあまあ面白かった

自分が幽
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

魂の解放

すごく良かった
こんな時代が本当にあったの今では信じられないぐらい平和に過ごしてるけど、これも現実だったのが恐ろしいし悲しい

こういう社会的思想って、身近な人で価値観変わるなーって思う
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ疲れた

すごくストレスのかかる映画だった
ホラー要素より、森で遭難して精神的に参っていく人間を見ているのが疲れた
確かに不可解な現象はあったけど、遭難は参っちゃうよね

登山経験者的に思
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

すっごいね

主人公が恐ろしすぎる
普通に中流階級で育った彼がなぜ上流階級を憎み、ああいうことになったのが理解ができない
勉強が全てだったのは本当なのかな
でも、計画的犯行過ぎてサイコパスがなんだろう
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.6

まじか...なんだあのラストは

説明がほとんどなく、あらすじを読んでいなかったら全く意味がわからなかっただろう
序盤が端的に話が進み過ぎて、わからなくもないものの、入り込めないで進んでしまう

家政
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シャレード(1963年製作の映画)

3.8

大体は予想できる展開するだったけど、最後までどっち?!だったブライアンが大使館のもので安心した

もっとシリアスなミステリーサスペンスだと思ってたけど、ラブコメ的要素が強く、主人公がバカ女だった笑
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わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

4.3

朝ドラみたいな映画

家族愛、炭鉱労働、叶わない恋
様々な要素がテンポよく続くから2時間以上の見応えがあった

最後の回想シーンが思っていたより重くのしかかる...
それほど序盤の食事シーンや結婚式が
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

面白かったわ

前作に引き続き血生臭い映画で、ショッキングな映像が多々あり疲れた

映画の熱量が熱いし、役者の配役もいい
鈴木亮平があんな極悪演じてて違和感ないのすごい
松坂桃李も前作からの成長と意志
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

発想が面白いし、フランス産の映画とは思えないほどグロくて斬新

人肉描写が普通に気持ち悪い

自分の信条を他人に押し付けることほど、おこがましいことはないよね

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.7

評価がかなり難しい作品

いつどのタイミングで愛が芽生えたのがわからない
淫売的な行動をされていたのに、ピアノを返されたら喪失感があり会いに行く主人公
母親から1人の女性として扱われたのが愛が芽生える
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.6

何者でもないとわかってからの主人公の行動が衝撃で、やっと自由になれたのかなと

自分探ししてる人が子供作るなよと思う...

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

結末がわかっているのに面白すぎる

何回も観たことがあるが、数年ぶりにまた観たくなり鑑賞。
結末がわかっているのに面白すぎる。

めちゃくちゃ科学系なのに、最後は愛が人類を救う展開が熱い

娘がいる土
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.0

前作のそれでも人生をつづくを撮影するという映画で、映画の中で映画を撮影するため、本作の監督役が2人出てくるのが面白い

過去のキャストがちょい役で出てきたりするのも、連作だからできる芸当で好き

ひた
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来る(2018年製作の映画)

4.0

すげぇ映画を観てしまった

本当に怪異が強すぎる
あんな大掛かりで祓おうとしてるのに、死人出過ぎやろ

各地から霊媒師が集まって、祓いの儀式をする流れから手汗が止まらなかった

怪異の正体が主人公の実
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

そして人性はつづく

自身があって数日も経たずに被災地に安否確認しに行くってのはどうかと思うが、
この映画自体はすごく前向きで良かった。

地震で家族を亡くし嘆いている人もいれば、結婚をしたり、ワール
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ良かった!!!

アメリカンニューシネマの女性版って感じ
フェミニズム要素が高めだけど、1991年にこの映画が作られたのには感激

女性が強盗する映画があってもいいし、男から罵られても屈す
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.0

お金のない人に犬を飼う資格はないと言う言葉が、最後の方で重くのしかかる

窃盗で捕まり50ドルの罰金だったり、働くためには家と仕事が必要だったりと、矛盾した世の中が見えてくる映画

車が壊れたり、犬が
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.1

内容は至ってシンプルだが、映像と音楽がめちゃくちゃ良い

フィルムで撮影したであろう映像とシンプルな弦楽器だけの音楽がめちゃくちゃ良くてノスタルジックな気持ちになった

焚き火のシーンで語っていた寂し
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