zzzzzmさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初アルトマンでした。映画業界への愛と失望が同時に感じられるなんだか不思議な作品。「サスペンス、暴力、セックスシーン、ハッピーエンディング」という劇中で提示される「売れる作品」の要素を自己言及的にしっか>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

3.6

アフロのショーンペンがなんだかおもしろく、弁護士とはとても思えない情緒不安定ぶりにも苦笑。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.3

いつものガイリッチー、いつものジェイソンステイサム

レインメーカー(1997年製作の映画)

4.4

コッポラがこんなの撮ってたのかと思う良質な法廷ドラマ。裁判ってほんと流血のない殴り合いだなとしみじみ。本作は「正義」側の勝利で良かったけど、裏ではこれに出てくるような悪徳弁護士の口車に乗せられて原告が>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

ヴィルヌーヴ監督だし、静かめの作品かと思ってたが存外アクション多め。持ってるのがライトセーバーだったらスターウォーズと見分けがつかないほど。フォースみたいな神通力もあるし。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

イノセンスのCGは今だと若干チープに思えてしまうな、むしろGHOST IN THE SHELLのゴリゴリの手描き美術の方に凄みを感じる

イノセンス(2004年製作の映画)

4.2

引用が多すぎてさすがに不自然だろと初見の時は思ってたが、そういえば彼らは脳直でネット参照しながら話せるんでしたね。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.4

アンディ・サムバーグはブルックリン99の印象が強いが、ドラマでお馴染みの人が映画でも活躍しているのを見るのはいいものだ。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

こういう少年たちがなんで街に繰り出すかっていうとそれは(一口じゃ言えない色んな事情で)家に居られないからで、彼らにとってボードは単なる移動手段じゃなくストリートという不条理の荒波に飲まれないようにする>>続きを読む

運命のイタズラ(2022年製作の映画)

3.3

ジェシープレモンス、ブレイキングバッドのあの憎たらしい小僧がこんなに味のある役者になって感慨深い。

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

4.5

序盤の演説、We in the Black Panther Party don't believe in no culture except revolutionary culture, what w>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

ミュージカルは得てして苦手なんですがこれは不思議と心地よかった。Black Thoughtオジキも見られて満足。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

2.5

こういう作品は批判を許さない雰囲気があってどうも苦手。「美しい」と言わなきゃいけないみたいな。いまいち没入出来なくてクロモリの自転車ばかり印象に残った。

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.9

原作を読んだ時は地味な印象だったけど、映画にするとけっこうドラマチックな出来。ショーンペンとメルギブという豪華な共演ながら、公開までは制作会社とのイザコザでわりと紆余曲折あったらしく、少し違和感のある>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

いまいち噛み合わないディスコミュニケーションの連続でけっこう疲れる。面白く感じるには出てくる俳優、ミュージシャンの内輪ネタが分かるかどうかにかかっている。ビル・マーレイとウータンの共演は新鮮だった。R>>続きを読む

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.5

RZAのザラついたトラックを背景に、微妙なぬるさで展開するヒットマン劇。雰囲気重視だけど悪くないです。

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.0

これ系の話は既に優れた作品がいくつもあるので特に目新しさはなく、どうにも置きに行った作りに感じる。セブンやゾディアックを知らない状態で観たら面白いのかな。劇伴は良いです。

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.6

自身の生活が不安定な時期にTV版を見ていたことなど色々思い出して、内省的な気分です。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

しっかり着弾して人類滅亡。「世界の終り」のビジュアルって、何故こうも独特の高揚感を生み出すんでしょうね。

シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

3.5

テレンスマリックのなっがいモノローグの演出は自己陶酔の感じがして苦手なんだけど、ガダルカナル戦みたいな強烈な現実が背景にあるとそういう気取ったような演出も不思議にピタリとはまって、戦闘の激しさと内省的>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

3.3

Gオールドマンのチャーチルを見た時と同様、老けメイクが強すぎてこれクリスチャンベールがやる必要ある?と思ったり。メインがブッシュ政権のゼロ年代なのでニクソン時の首席補佐官〜国防長官時代はあっさり、91>>続きを読む