ロロノアゾロ

ONE OUTS -ワンナウツ-のロロノアゾロのレビュー・感想・評価

ONE OUTS -ワンナウツ-(2008年製作のアニメ)
4.0
★★★★【銀賞】

『ONE OUTS-ワンナウツ-』は2008年10月7日〜2009年3月31日放送。原作はライアーゲームでおなじみの甲斐谷忍さんの同名漫画が原作です。連載終了から2年を経て待望のアニメ化ですね。

内容は野球とギャンブルを掛け合わせたようなもので、主人公の渡久地東亜はその類い稀ない洞察力と勝負感でワンアウツ契約を有利に進めていきます。東亜の声優はアカギやカイジでおなじみの萩原聖人であり、キャラクター的にはアカギ寄りでしょうか。テンションはアカギとカイジの丁度間ぐらいですね。原作がとても面白いのですが、原作超えはやはりしてきませんでした。初見の方は面白かったと思います。ライアーゲームのような策略感は少なく、アカギのような理詰感が足りないので正直、両者には劣るような気はします。少々無理のある内容も多かったように感じました。ただ野球を題材にして、これだけストーリーを展開させている点は素晴らしいと思います。