アグレッシブ烈子 シーズン5のお腹すいたのネタバレレビュー・内容・結末

あのハイ田くんが身を持ち崩してたのはちょっと悲しかった、烈子に片思いを続けたりストーカー事件の時には烈子を助けてくれた頼り甲斐のあるハイ田くんがしかもホームレスにまでなりネカフェ難民になるとは…。

今シーズン、烈子が奇妙な縁に導かれて議員目指す事になった際、まさかやっぱりシカバネちゃん(ハイ田がネカフェ難民にまでなった原因を作った張本人とも思う。フェネ子はハイ田が悪いと断言したけどあんなにしつこつチャットで誘ってたのは射倖心煽りまくってて見ててシカバネには反吐が出そうになった。個人的にはああいう人間がものすごく苦手だ、でも国はああいう人も取りこぼしてはいけないのはそれもそうなのだ、わかるけどさ…)をも拾いあげる脚本になるのかな、と思ったら案の定で、烈子の声をシカバネにも届けようとするハイ田のバカ正直さは愛おしかった。

供託金を振込み完了した時の烈子の喜びは、ずっとこの作品を追い続けてきたいちファンとしても感無量だった、それは単にお金が用意できてよかったねだけじゃなく、烈子の魅力に突き動かされて友達となった鷲美、ゴリ部長との縁がもたらした結果に他ならずこれまでの3人のやりとりが走馬灯のように一瞬目の前にうかぶようで、思わず涙ぐんでしまった。

このアニメは脚本の細かいところまでが本当に凝ってて、伏線の貼り方と回収がうまいし声優さんたちも素晴らしくて、見ていて飽きない。

またはじめから見返そうと思う、こんなに素敵な作品をどうもありがとうございました。