グリッドマンから続けて見始めた本作。
最初にダイナゼノンから見ていたら、このユニバースの印象が違ったかも知れない。
SF設定はあるんだけど、かなり突飛で強引な作りのような気がします。
巨大合体ロボット対怪獣という構図はあるんだけど、世界観が大人向けなのか、子供向けなのか。
頭の中で行ったり来たりするんですよ。
キャラクターは、ガウマ隊側も、相対する怪獣優生思想側も、魅力的だと思います。
ただ、どうにも芯が弱い気がする。
彼らの行動原理に、強く惹かれないんです。
かなりシュールな展開もあります。
そこに、グリッドナイトが登場する。
ここから、俄然ストーリーに勢いが増しました。ナイト君と二代目さん、そういうことなのか。
グリッドマンから見ておいて、本当に良かった。
リアルタイムに単体で見てたら、ん〜?ってなったかも知れないけど、見ていくうちにだんだん面白くなってきました。
ガウマ隊が横並びになると、何だかワクワクする程カッコイイ。
これは、戦隊ヒーローシリーズだな。
ガウマはやっぱりカッコいい、というか、ダサカッコイイ。
彼が何故怪獣と戦うのか語られず、最初は蓬達も信頼していなかったけれど、その理由を知った途端、みんな無条件でガウマに共感し、結束力を固める。
このシーンがベタなんだけど、大好きです。
「約束と愛と…」
ヒロインの夢芽は、どうも感情の起伏が乏しくて、掴みどころがなかったので、アカネや六花を見てきた後だと、どうしても華がない気もしますけど、これは彼女が(キャラクター全員ですが)過去のトラウマから抜け出す話でもありましたしね。
どちらかと言えば、大人こどものムジナの方が魅力的だったかな。
ただ、最終話まで見て、何気に一番好きだったのはちせかも知れない。
ガウマ隊でありながら、唯一ダイナゼノンの操縦は補欠扱い。
気にしていないようでありながら、実は孤独も感じていたんですね。
最終話での左腕のアート、じーんときましたもん。
あんまり声優さんは詳しくないんですけど、本作はここ最近見聞きした覚えのある方達ばかりだったので、耳にも嬉しかった☺️
ジュウガはハイキューの武田先生だし、シズムはツッキーだし、ちせはリコリコの千束だし…。どうしても顔が思い浮かんでしまう😅
これはグリッドマンユニバース見返そう。
既に一回見ていて、ストーリーや展開も朧げに残ってるけど、今回は見る前からもう胸が打ち震えそうになっています🥹
グリッドマンとダイナゼノンを経てから見るべきだった…。
リアルタイムで見てたら絶対その年の沸騰ワードに挙げてたな。
でも一度はやってみたい
インスタンス・ドミネーション‼️🖖