(T_T)(T_T)(T_T)
小林清志さんが
次元大介を降りる日が
遂にきてしまいました。
ハードボイルドを地で
行くルパンの相棒。
孤高のガンマンであり、
表情を変えないクールさ
と不器用さを併せ持つ男。
あの渋さと軽妙さ、小林清志さんでしか出せないあの味…(T_T)。小林清志さんの次元大介の大ファンでした。
あれこれ考えたのですが、ルパンの未レビュー自体が少ないので、いつか書き換えてしまいますが、僕の最初の出会いであるパート2でレビューを。その中でも次元大介主演回で大好きな作品で行きます。
「荒野に散ったコンバットマグナム」
ルパンと次元の相棒としての信頼関係の深さをハードボイルドかつエンターテイメントとして見事に描いた大傑作。次元のガンマンとしての腕前を描いた作品でもあります。
次元の愛銃と言えばコンバットマグナムですよね。次元は目をつぶってでもこのマグナムを分解、組立できます。それを活かしたストーリーです。
嘗てガンマンとして決闘を申し込まれ、次元が車の故障で時間に遅れ、対決できなかったストーンマンに再戦を申し込まれる所から話はスタート。でもその日はルパン達とのお仕事の日でした…。偶然にもその決闘場所はその国。でも決闘をしていたら、国境の門が閉まってしまいます。次元を按じたルパンはある行動に出て…。
ばら撒いていくならよ、お宝の方でよかったんじゃねーかょ、ルパン…。
どうしても次元を助けたいルパン、ルパンの気持ちが分かってボヤく次元。並の信頼関係ではありません。ガンマン次元の力を信じたルパン、それに応える次元。あの次元大介のテーマ、トルネードが鳴り響く大傑作です。
「ターゲットは555M」
こちらはルパンチームの鮮やかすぎるチームプレーが素晴らしい作品でもあるのですが、まずは次元のスナイパーとしての能力が試されるストーリーです。遥か彼方の超硬質ガラスに穴を開けるため、次元は風で揺れる高所クレーンの上からただ1点を狙い打ち続ける(笑)これ、次元の指に起こるオチも大好きです。
「次元と帽子と拳銃と」
こちらは何故次元がいつも同じ帽子を被っているのかと言う疑問に答えてくれる作品ですね。この設定はこの話のみなんでしょうが、間違いなく面白いし、当時は納得しちゃいましたよね。百発百中の次元が全く当たらなくなり、色んな帽子を試すシーンは爆笑物。また敵がポール・ニューマン主演のハスラーでできた敵役ミネソタ・ファッツである辺りが、映画ファンとしては嬉しい限り(^^)
他にも次元は女に興味ないみたいにしてますが、ハードボイルドには女が付き物ですからね、女絡みの回が多くて、名台詞も多数。そちらはまたの機会に(^^)
小林清志さんが50年かけて作った次元大介と言う稀有なカッコ良さを持つキャラクターはずっとファンの中に生き続けます…。ありがとうございました、お疲れ様でした…。
追伸…なんと二代目が…大塚明夫さんに。初代五ェ門の息子さん!確かにこの方しかいませんね。だって、ガンヲタから言わせればデラーズ閣下からアナベル・ガトーにバトンタッチですからね。渋すぎますよ。大塚明夫さんの活躍を期待してます(^^)