ぽやま

明日のナージャのぽやまのレビュー・感想・評価

明日のナージャ(2003年製作のアニメ)
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幼女向けとは思えない設定と展開と演出。
キースとフランシス、ナージャとローズマリーがわかりやすいところだけど、各話に散りばめられた対比構造がすごく綺麗。色々な事情を抱えた人達が出てくるけど、一貫して正解を押し付けず登場人物の主体性を尊重して視聴者に思考の余地を残してくれてるのが良い。
正直最初は子供向けの描写にあんまり引き込まれず断念しかけたけどナージャに待ち構えている鬼畜な展開の連続に気づけば36話からはイッキミ。仕事は当たり前に寝坊。でもどんなに辛いことがあっても明日はきっといい日になるってナージャが言ってたから多分大丈夫😅
後半少年漫画ばりのアツさと敵の強さでジャンプ原作かと思った。
リアルタイムでみていた頃の記憶が神聖化されすぎてるせいで思い出を汚すみたいで観るのが怖かったけど思い切って観てみてよかった。
時代は違えど今を生きる上で大切なことをいっぱい教えてくれる良作。
ぽやま

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