トンベリ

人造昆虫カブトボーグVxVのトンベリのレビュー・感想・評価

人造昆虫カブトボーグVxV(2006年製作のアニメ)
4.9
おバカ映画、Z級映画のアニメ版と言われ自分の中ですぐ頭に浮かぶのがコレ。

ジャケから「子供向けアニメ?」と思ったら大間違い。そのカオスな内容から大人向けを超えて最早どの層向けでもないあたおか誰得仕様になっている。


「カブトボーグ」なる子供向けのおもちゃ販促のために作られたアニメらしいが、とにかく中身が無茶苦茶。シナリオ?何それおいしいの?状態。

カブトボーグでの試合は精神攻撃合戦が基本。
メインのキャラが突如感動の死を遂げたと思ったら次の話で何もなかったように復活してるし、今までいなかった新キャラが話の冒頭でいきなり現れ最初からいたような扱いになっていたり、グローエフェクト過剰にかかりすぎてキラッキラに光ってるヒロインとか、ツッコミどころを挙げたらキリがない。
しかもそのヒロインは固定でなく常に入れ替わる。ドラえもんでいうとしずかちゃんが活躍した次の話で「リサ」という謎の女が現れ、その子がさも最初から普通にヒロインしていて、周囲もそれが今まで通りだったかのようにヒロインとしてリサを崇めている、そんな状態。


気になった人はとりあえず1話だけでも観て欲しい。1話でおなかいっぱいレベルのカオスとツッコミどころがあなたを待っている。
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