ムシロ

弱虫ペダル GRANDE ROADのムシロのネタバレレビュー・内容・結末

弱虫ペダル GRANDE ROAD(2014年製作のアニメ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

最早主役は箱根学院?ってくらい、箱根学院が取り上げられてる。
IH始まる前は敵キャラの集まりだと思ってた箱根学院だったけど、第二の主役みたいな感じで、皆の過去もわかって、どんどん好きになっていく。
荒北なんて最初は何こいつと思ってたけど、広島抜く時のカッコよさは半端じゃなかった。
小野田と御堂筋の薬局の3kmのシーンもとても良い。
小野田の自然と人を惹き込む感じが良く描かれている。
そして、IHの3日目が進む中で、たくさんのメンバーが脱落していく。
金城が3年間練習してきたのに、最後まで走れずにあっさり散るシーンは泣ける。最後の山に差し掛かれずにリタイヤを余儀なくされる中で、1年のオーラに気付き、切り替えて全てを託すシーン。自分の悔しさを噛み殺しても最後までチームを優先する金城らしい最後で圧巻だった。
そして最後のゴールシーン!1番感動したのは、お母さんが檄入れるところ。
子供の成長を直感的に感じて、見守って、応援する。そして、頑張ってる理由が仲間のためであることも言わずとも理解している。とてもいいシーンだった。
線超えて勝って両腕を上げる坂道も、なんか不器用で胸打たれる!
泣いてる金城からも、これまでの想いの強さが窺い知れる。
6人で表彰台に上がれて本当に良かった。
次のシーズンは濃い3年達が卒業しちゃうから、このピークを超えて面白くなるかちょっと心配だけど、弱ペダ大好きになったから、続きも観るぜ!
ムシロ

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