悪さをしているかもめ学園の七不思議の幽霊を罰する七不思議の七番目トイレの花子くんと人間の八尋寧々との日常を中心として描く、少しずつ明らかになっていく花子くんの過去や謎が魅力的な作品。
シリアスパートとギャグパートのメリハリがすごく良くて作画も綺麗だったことからとても見易かったです。
七不思議の幽霊にはそれぞれに悲しい思い出や想いがあって、罰するにあたってそれに触れることになりますが、その思い出を人間の八代寧々や源くんなどが人間味あふれる温かさや今作の優しくもふわふわした雰囲気で包み込んでいく。
その際の幽霊と人間という交わっていけない同士が交わるときに生じる感情の機微の描写と演出が素晴らしかったです。
ほんの少し夏目友人帳の風味を感じる話があって嬉しかった。
キャラクター間、特に花子くんと八尋寧々との関係性をもって繰り広げられるいい話が多くて特に4話6話8話が好みでした。
また、EDの入りがいいのと曲もアニソンぽくて好みでした。
七不思議の幽霊もまだ全て明らかになっていないのと花子くんの事も全て明らかになっていないので続編楽しみに待っていたいと思います。
